今週は、 重複した言い回しについて取り上げます。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 重ね言葉に注意!(2)>
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「最」が付く言葉の重複
意味が重なっているのに
気づかずに使っていることがあります。
今一度、チェックしてみましょう。
「最」が付く言葉を
意外と重ねて使っています。例えば……
× 最初の書きだし ⇒ ○ 書きだし
「書きだし」は文章の書き始めを意味するので
「最初の」は不要。
「書きだし」だけで意味をなします。
× まず最初に ⇒ まず初めに 最初に
「まず」と「最初」の「最」は意味が同じなので
「まず初めに」とします。
もしくは「まず」をとって「最初に」だけを使います。
「初め」に対して「終わり」についても
うっかり言葉を重ねているケースも。例えば……
× 最後の切り札 ⇒ ○ 切り札
最後に出すのが「切り札」なので、「最後の」は不要。
「切り札を出す」「切り札は~」とします。
× 最後の追い込み ⇒ ○ 追い込み
最終段階に来ていることを「追い込み」というので
「最後の」は不要。
「追い込みをかける」「追い込みに入る」とします。
× 初歩から手ほどきをする ⇒ 初歩から教える 手ほどきをする
基礎=初歩的なことを教えるのが「手ほどき」なので
「初歩から」と意味が重なるため
「初歩(基礎から)教える」に。
または、「手ほどきをする」だけを使います。
「最初から手ほどきをする」も同様に意味が重なるので
「最初から教える」か「手ほどきをする」かの
どちらかです。
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【しごび】 か ら お 知 ら せ
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【仕事美人 トーク・カフェ】VOL.28
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「レトワールフリヨン」オーナー ブーランジェ
藤原 宮子 さん
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テーマ:「細腕起業奮闘記その2 輝く店、輝く人を育てるには!?」