今週は、配慮のあるメール対応ついてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < ちょっとしたひと言 >
◆─────────────────────────────────◆
どちらがうれしい?
メールではなく、フェイスブックであったやりとりなのですが…。
フェイスブックには「グループ」という機能があります。
通常、フェイスブックに投稿すると、自分の友達のニュースフィードに
反映されるのですが、特定の友達だけに投稿し、情報を共有したいときは
「グループ」という機能を使います。
例えば、映画好きの友達だけで、映画の情報交換をしたいときは
「映画好き」というグループを作り、
映画好きの友人のみを呼び込むことができます。
便利な「グループ」機能ですが、
たまに、グループには関係ない話題を投稿してしまうことがあります。
「グループ」の情報をチェックした後、通常の投稿をすると、
図らずもその投稿が「グループ」の方に反映されてしまうという、
うっかりミスです。
▼ 対照的な2つの対応
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私も何度か失敗したのですが、その投稿ミスを他の人が教えるとき
2つの対照的な事例があったので紹介します。
ひとつは、あるセミナーの「グループ」に私的な事柄を投稿した際
「先ほど ○○グループにアップされた内容は
個人的なことで、グループには無関係なことですよね。
お手数ですが、削除をお願いいたします」
という詰問調。
もうひとつは、おいしそうな会席料理の写真を間違えてアップした際
「おや?(笑) 春の足音が目に見えるようですね」
という、ほのぼの調。
どちらも、間違えて投稿したことを知らせる内容ですが
直接的な前者に対し、後者は間接的な指摘の仕方で
対照的です。
表現の仕方ひとつですが、ミスした人への心遣いの有無は一目瞭然。
前者は「すみません」としか返しよいがありませんが
後者は「(教えてくれて)ありがとう」という気持ちになります。
指摘される側にとっては
後者の方が、断然感じがよく、素直にミスを認めることができます。
声色や表情が伝わらないネット上のやりとりは
書いた本人の意に反して
書き方ひとつでトラブルになることもあれば、
仲間を増やすこともできます
今週は、相手の反感を買わず、好印象を与える
ちょっとした言葉遣いについて取り上げます。