今週は、間違いに気づきにくい言葉を取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法        < 間違いやすい言葉(4)
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「きかん」の違い

分かっているようで分かっていない
うっかり間違えたまま使っている……
そんな言葉を今週は取り上げています。

「呼吸きかん」と漢字で書いてみてください。
あなたが書いたのは次のどちら?

A)呼吸器管

B)呼吸器官

正しいのは、B)「呼吸器官」です。

では、「きかんし炎」を漢字で書くと
次のどちらでしょうか?

C)気官支炎

D)気管支炎

正しいのは、D)「気管支炎」です。

「官」と「管」を取り違えずに書き分けられましたか?

体内で一定の働きをする部分、臓器のことを
器官

一方、呼吸器官の一部が
気管
です。

「気管」は
喉の下から肺に続く空気の通る管のことを指すので
「空気の管」と書くわけです

「気管」と同じものとして
「器管」としてしまうのは誤りなので注意を。

「官」という字は
部首の「うかんむり」が屋根で、、
その下に人や物がたくさん集まっている様子を表しています。

役人とか政府という意味のほかに
役目という意味もあり

体内でいろいろな役目をする部分ということから
「器官」
という言葉があります。

「器官」か「器管」か
迷った時には言葉の意味を思い出してみてください。

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【しごび】 か ら お 知 ら せ
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