今週は、メール送信時の配慮についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < メールで気をつけたいこと(5)
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                     携帯とパソコンのやりとり

 パソコンのメールを携帯電話やスマートフォンで
 閲覧したり、転送している場合
 返信を携帯やスマホからすることがあります。

 このようなときは、文面にひと言

 「携帯から失礼します」
 「携帯からにつき、用件のみで失礼します」

 と入れておきます。

 なぜなら、携帯からのメールは
 パソコンのメール以上に簡略になりやすく
 言葉が足りず、そっけなくなりがちだからです。

 送信者のアドレスを見れば、
 携帯からのメールであることは判断できるのですが、
 文面の最初に断りを入れておくと、相手も“そのつもりで”対応できます。

 携帯からのメールをパソコンで受け取り、
 パソコンから、また相手の携帯へメールを返すようなときは
 メール文が短くてすむように、次の2点に気をつけます。

 ・返信時の引用部分は消す
 ・署名も敢えて入れない

 パソコン同士、携帯同士のメールのやりとりであれば
 特に気にすることはないのですいが

 パソコンと携帯のメールのやりとりでは
 文字を閲覧する画面の大きさや文字量を考慮し
 手短に、読みやすく伝えることを気にかけておきましょう。

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今週は、メール送信時の配慮についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < メールで気をつけたいこと(4)
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                           一方的な宣伝

 仕事とか、私用の用件ではなく
 自分が主催するイベントやセミナーのことだけ
 メールで告知してくる人がいます。

 「ご無沙汰しています」
 「お久しぶりです」
 「元気ですか?」
 といった書き出しで始まり、

 「今度、○○(イベント名)を開催することになりました」
 「△△セミナーを主催します」
 といった感じの告知文が続きます。

 直接会わなくなって久しいのに
 月に1回くらいのペースで、必ず告知メールが送られてくるのです。

 よく交流会などで名刺交換した相手から
 「このメールマガジンはご縁のあったかたへ送信しております」といった
 独自配信のメルマガが送られてくるケースがありますが

 この場合は「配信解除」や「不要なかたはご連絡ください」と
 連絡できるようになっています。

 ところが、一方的に送られてくる
 宣伝メールの類は、受け取りを断ることもできません。

 そして、こうしたメールの送信者は
 自分の宣伝はしても、人の紹介や告知は一切しない
 というケースがとても多いのです。

 これだけソーシャルメディアが普及して
 「人と繋がる」「人を繋げる」ことが依然にも増して活発化しているのに
 「わが事」だけを優先するメールを受け取るたび
 なんだかなぁと思わずにいられません。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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今週は、メール送信時の配慮についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < メールで気をつけたいこと(3)
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                         あいまいな憤慨

 根拠もなく、決めつけてかかるメール。
 いただけないですね。

 本人は鬱憤をメールにぶつけて送信することで
 気が済むのでしょうが、
 受け取る側はたまったものではありません。

 人や社会、何かしらに不満を抱え
 負の感情に囚われていると
 それが言動や文章にも出てしまうものです。

 別の視点から考えたり
 客観的に自分を捉え直すことができないまま
 ひとつの思いに囚われていると

 「え? なぜ、今このタイミングで、そんなことを?」と
 と、首をかしげてしまうような内容のメールでも
 書いた本人は、自分が陳腐なメールを送っていることに気づきません。

 ▼ 感情が先立つメールは相手にされない
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 批判や注意のメールは特に注意が必要。
 感情が先立っていると、相手に何の効力も与えないからです。

 具体的に、
 いつ、どこで、誰が、何を、どのように
 したことが今こうした状況や自体を招いている。
 ついては、このように改善してほしい、
 と筋道を立て、相手に分かるように事実を踏まえて書いて伝えなければ
 ただの迷惑メールとみなされるだけです。

 真剣に相手に伝えたいのなら
 どこかの書き込みをコピー&ペーストしたような借り物の言葉でなく
 きちんと根拠、理由を示し
 自分の言葉で考えを述べなければ
 お話になりません。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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今週は、メール送信時の配慮についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法        < メールで気をつけたいこと(2)>
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開封確認はオフに

「開封確認」を求める表示が出るメール、受け取ったことはありますか?

最近ではほとんど見かけなくなっていますが、
ごく稀に「開封確認」メールを受け取ることがあります。

職場によっては、「開封確認」の要求を既定の設定にしている
ところもあり、常時ではなくても、場合によっては「開封確認」を
使うことにしているケースも見受けられます。

そうした個々の状況を考えると
一概に、「開封確認」は送信しない方がよいとは言い切れませんが、
それを受け取る側は
試されているような気がしたり、煩わしさを感じたりするものです。

私が「開封確認」メールを受け取ったときには
それには応えず、直接「拝読しました」「確認しました」と
メールで返信するようにしています。

送信する側も、開封確認の設定が変更できるのであれば
要求しない設定にしておくことをお勧めします。

無料の大容量ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」では
相手がメールを開封した時点で、自分にその通知が来る
ようになっています。

相手に要求するよりも、送信した自分で分かる仕組み
の方がストレスがない気がします

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今週は、メール送信時の配慮についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < メールで気をつけたいこと
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無断で転送しない

今週は、主にメール送信時に気をつけたい点をご紹介していきます。

一つめは「無断で転送しない」です。

相手からのメールを、断りもなく他者に転送するのは
マナーに反します。

相手は、自分宛に書いているわけですから
場合によっては、会話調のラフな表現になっていたり
本来、人に知られたくない内容を書いていることもあります。

一対一のやりとりとして書かれたメールを
他者に転送して共有したい場合は
元の送信者にひと言断りを入れてからにしましょう。

<文例>
「参考までに、営業の佐藤さんへも先ほどのメールを
転送してもよろしいですか?」

「田中さん(元の送信者)のメールの情報を
A社の山田さんと共有しておきたいのですが
転送しても差し支えありませんか?」

あらかじめ、転送を踏まえて書かれたメールはこの限りではありませんが、
無断で転送して「あなたに対して書いたメールなのに…」と
あとでクレームやトラブルにならないためにも
事前に断りを入れておきましょう。

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今週は、仕事に直接関係ないメールへの対応についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < ネガティブメールへの対応(5)
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愚痴と思いきや…

「なぜ、Aさんは相談もなく勝手なことをするのだろうか。
どう、思いますか」
あるいは
「何か思い当たることはありませんか?」

愚痴だけならともかく、相手を貶めようと
探りを入れてくる人がいます。

この手のメールも、「そうですね」「実は…」と、
相手の誘導に乗っかってしまうと
トラブルに巻き込まれるもと。

相手に直接伝えればいいものを
周りから援軍を固めて、陥れようとする陰険な手口とも見て取れます

愚痴だけなら
「お察しします」
「どうしたものでしょう」
と流すこともできますが

「何か知らないか」「あいつには関わらない方がいい」などと
ネガティブな発言が続くようなら

「Aさんのこと、それほどよくは知らないので。すみません」
「申し訳ないですが、Aさんとは接点がなく、よく分からないのです」

このように、
知らんふりを決め込みます。

同調すれば、相手の思うツボ。
わざわざ自分から、個人的なネガティブキャンペーンに加担する
必要はありません。

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