今週は、仕事に直接関係ないメールへの対応についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < ネガティブメールへの対応(4)
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                     あやしい勧誘を受けたら…

 「お久しぶりです。お変わりありませんか?」

 見慣れぬ名前の差出人からの、こうした書き出しのメール。

 「○○高校で同じ学年だったAです」
 「△△セミナーでご一緒したBです」

 と続き、「あ~、あの時の」とやっと思い出した薄いつながり。
 かつて○○で一緒だった、という人が
 どういうわけかメールアドレスを探し当てて、
 連絡してくるというパターンです。

 最初は、懐かしさや「わざわざ連絡してきたくれたのだから」と
 対応していると、
 「ところで、同じ高校のCさんの連絡先、知ってる?」
 「来月、もっとすごい内容のセミナーがあるんですが…」
 と、なにやら怪しい詮索や勧誘が始まります。

 このように、小さな接点をたどって連絡をとり
 言葉巧みに、情報収集や勧誘に引き込もうとする人がいます。

 しつこく要請や勧誘されて困るときは、
 はっきりと「NO!」の意思表示を。

「私も知らないことなので、困ります」
「申し訳ないですが、そのような勧誘でしたら遠慮させてください」

 かつては、同じ学校の「同窓」と名乗る相手から
 同窓会名簿を持っていないか、譲ってもらえないか
 と電話があったものですが、
 インターネットを通じて連絡してくるケースも。

 「勧誘」が目的と分かった時点で、
 「その気はない」ことをきちんと伝えることが大切です。

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今週は、仕事に直接関係ないメールへの対応についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < ネガティブメールへの対応(3)
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病状を尋ねられたら…

「Aさん、うつ病で休職しているんですか?」
「Bさんは大腸がんなんですってね。大変!」

病気で現場を離れたり、仕事を休んでいたりする人も
少なくない昨今。

心配を装って、病気や病状まで詮索するのはNGです。
それを知ったところで、その人の病気が回復するわけではないのですから。

業務上必要なのは、その人がいつ復帰するか、仕事がどうなるかです。
尋ねるなら、下記のような内容に留めます。

「Aさん、しばらく休職とのことですが、
復帰はいつごろになりそうなのですか?」
「心配ですね。今後は、どなたにご連絡すればよいですか?」

社内の人の病状などを尋ねられたときは

「あいにく、詳しいことはよく分かりません」

と、たとえ病状を知っていても、不必要に口外しないことです。

もうひとつ、妊娠・出産に関することも
人それぞれに事情があり、デリケートな問題なので
「おめでたですか?」「お子さんは?」といった
不用意な詮索もよしましょう。

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今週は、仕事に直接関係ないメールへの対応についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < ネガティブメールへの対応(2)
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                     男女の噂話を振られたら…

 「AさんとBさんが付き合ってるって本当ですか?」

 週刊誌のゴシップ並みに
 社内外での男女がらみの噂話は、どこからともなく出てくるものです。

 この手の話題も、相手の話に乗らないことです。

 「仕事外のことですし、分かりません」
 「そのようなことは分からないです」

 たとえ、知っていても、
 「知らない」こととして、さらっと流してしまいましょう。

 「そうなんですよ、実は…」
 と始めてしまうと、もはや噂の輪から抜け出すことはできません。

 ▼ 火のないところにも煙は立つ!?
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 地方都市の社員10人足らずの小さな会社で、かつてこんなことがありました。

 既婚の男性社長と、未婚の女性専務。
 夕刻、二人の乗った車がラブホテル街へ入るのを目撃したという
 部外者から「社長と専務、実のところどうなの?」と尋ねられた
 男性営業マン。

 「私はそういうことには疎いんで、よく分かりません」
 と返答しました。

 真相は…
 ラブホテルに隣り合わせたマンションに住む女性専務を
 社長が車で送り届けただけ、という顛末。

 本人たちは、車中でも仕事の話をしていて
 やましい気持ちなど、さらさらなかったわけですが
 「誤解を招くような紛らわしいことはやめてください」
 と社員から注意され、社長はメイン道路で専務をおろすようになったとか。

 このように、火のないところに煙を立てるのは
 好奇に満ちた人の目、人の口です。

 誤解を招く言動を慎むとともに
 噂話を拡散させないためにも、乗らずにスルーすることです。

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今週は、仕事に直接関係ないメールへの対応についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < ネガティブメールへの対応
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                    悪口の同意を求められたら…

 噂、愚痴、悪口など、仕事には直接関係ない話を
 持ちかけられて答えに窮する…という経験はありませんか?

 口頭でも対応に困りますが、メールで
 人の中傷や噂話、詮索は
 どこでどう広がるか分かりませんし、
 目に見える形で残るため、対応に注意が必要です。

 例えば、上司の悪口
 「部長の優柔不断にはほとほと疲れました」

 客先の悪口
 「A社の営業担当、ホント迷惑だと思いませんか?」

 こうした負の感情で語られるメールは
 「そうですね」「私もそう思います」
 と相手の話に乗ってしまうと、その瞬間から
 あなたも悪口仲間の一員です。

 「そうなんですか」「そうですか?」
 と、我関せずとスルーして

 「ところで、社内セミナーの件ですが、参加状況が悪くて…」
 「話は変わりますが、プレゼン資料の準備、お願いしていいですか?」
 と、話題を変えて、取り合わないことです。

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今週は、相手を見舞う際のメールについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < お見舞いのメール(5)>
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相手の訃報

今週、テーマにした「見舞う」とは離れますが…

あってほしくないことですが、
もし、客先の担当者が亡くなった時
どのような対応をしたらよいでしょうか。

過去に何度か経験したのですが
このようなときは、まず会社に訃報があり
通夜や告別式に上司や自分が駆けつけます。

訃報を知っても遠方で、すぐに駆けつけることができない
という場合、急を要すとはいえ、
お悔やみはメールよりも電報や文書の方が適切です。

書状に対して、メールは略儀となるからです。

会葬へは参加できないけれど、弔意を伝えたいというときは
お悔やみ状を香典とともに送ります。

その際、使ってはならない言葉があるので注意しましょう。

・「またまた」「たびたび」「返す返す」

上記の言葉は、畳語(じょうご)と呼ばれ、
同じ単語や語根を重ねて一語としているため、
不幸の反復・継続を表すとして、お悔やみ状にはふさわしくありません。

・「重ねて」「再び」

上記の言葉も、不幸の再発を連想させるため、使えません。

すぐに届くからと、メールで弔意を伝えるのは
相手の死を軽んじていることにもなり、礼を失することになります。

メールでは代替できないケースがあることも知っておきましょう。

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今週は、相手を見舞う際のメールについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法         < お見舞いのメール(4)
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                      身内に不幸のあった相手に

日ごろ、やりとりしている客先の担当者の
身内に不幸があったと知った…

そのような場合、
亡くなったのが近しい親族であるほど
本人はしばらく職場や仕事を離れることになります。

落ち着くまではそっとしておいてあげるのがよいのですが
やむを得ず連絡が必要なこともあります。

そのようなときのメールの書き出しは
お悔やみの言葉をあれこれと並べたり、立ち入った心配をしたりするより
哀悼の気持ちを添え、用件だけを簡潔に伝えるようにしましょう。

(書き出しの文例)
・このたびは誠にご愁傷様でございます。

・悲報に接し、心からお悔やみ申しあげます。

・突然の訃報に言葉もございません。

「元気を出してください」「気持ちをしっかり持って」などの
言葉は、自分では励ましのつもりでも
悲しみの中にある相手にはどうしようもできないことで
余計なひと言に過ぎません。

それよりも、相手が気になっているであろう仕事のことなどに触れ
「○○の件はこちらで対応しますので、心配いりません」
のような相手の意を汲み、支える言葉をかけたいものです。

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