今週は、相手を見舞う際のメールについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < お見舞いのメール(3)>
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災害に遭った相手へ-2
被災したり、災害による影響を受けた会社や地域の方々に、
メールを送信する際は、まず、「相手の状況」を確認。
相手の被災状況が分かっている場合と、
今、どのような状況にあるのかが分からない場合とでは、
かける言葉も違ってきます、と述べました。
相手が被災しているのかどうか分からないのに
「お見舞い申しあげます」というメールを送るのも気が引けます。
相手の被災状況が不明な場合は、
「差し支えなければ」のひと言を添えて、安否や状況の連絡がほしい旨を
伝えましょう。
(文例)
連日の報道で、御社への震災の被害を心配しています。
差し支えなければ、状況だけでもお知らせください。
上記の「被害」は「影響」としてもいいでしょう。
災害や災難に遭った相手を見舞うメールを送る際
「頑張ってください」「早く元気になってください」
という言葉は、厳しい状況にある相手にとっては
本当の励ましにはなりません。
気持ちに寄り添うひと言を考えたいですね。
結びの一文として
「一日も早い復旧をお祈りしています」
という表現がよく使われますが、
「不足している物資があれば、遠慮なくお知らせください」
といった援助や支援の申し出の方が現実に即していて、
「力になりたい」という気持ちが伝わります。
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