今週は、相手を見舞う際のメールについてです。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法            < お見舞いのメール(3)
◆─────────────────────────────────◆
                        災害に遭った相手へ-2

被災したり、災害による影響を受けた会社や地域の方々に、
メールを送信する際は、まず、「相手の状況」を確認。

相手の被災状況が分かっている場合と、
今、どのような状況にあるのかが分からない場合とでは、
かける言葉も違ってきます、と述べました

相手が被災しているのかどうか分からないのに
「お見舞い申しあげます」というメールを送るのも気が引けます。

相手の被災状況が不明な場合は、
「差し支えなければ」のひと言を添えて、安否や状況の連絡がほしい旨を
伝えましょう。

(文例)
連日の報道で、御社への震災の被害を心配しています。
差し支えなければ、状況だけでもお知らせください。

上記の「被害」は「影響」としてもいいでしょう。

災害や災難に遭った相手を見舞うメールを送る際
「頑張ってください」「早く元気になってください」
という言葉は、厳しい状況にある相手にとっては
本当の励ましにはなりません。
気持ちに寄り添うひと言を考えたいですね。

結びの一文として
「一日も早い復旧をお祈りしています」
という表現がよく使われますが、

「不足している物資があれば、遠慮なくお知らせください」
といった援助や支援の申し出の方が現実に即していて、
「力になりたい」という気持ちが伝わります。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む

今週は、相手を見舞うメールについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法    < お見舞いのメール(2)
◆─────────────────────────────────◆
災害に遭った相手へ-1

被災したり、災害による影響を受けた会社や地域の方々に、
メールを送信する際、どのような文面がふさわしいか……悩むところです。

「時下ますますご清祥のこととお慶び申しあげます」といった
決まり文句ではあまりに空々しく、書くのがはばかられます。
相手を思いやる配慮のある書き出しを考えてみましょう。

まず、押さえるべきは「相手の状況」です。
相手の被災状況が分かっている場合と、
今、どのような状況にあるのかが分からない場合とでは、
かける言葉も違ってきます。

被災状況が分かっている相手へは、
件名を「お見舞い申しあげます」とし、
本文には「お見舞い」の言葉と「援助の申し出」を。

(文例-1)
このたびの震災による被災に際し、心からお見舞い申しあげます。
私どもでお役にたつことがございましたら、
遠慮なくお申しつけください。

「報道で御社に被害があったこと知りました」
「○○様から御社の被災の知らせを受けました」など、
被災を知った経過を書き添え、お見舞いの言葉の前文とすることもできます。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

企業の人事、労務の実務に役立つツールと情報満載のWebマガジン
「ジンジュール」で好評連載中! バックナンバーも好評です。

————————————————————-
 【ビジネスパーソン メール術】(18)
————————————————————-
エンドレスなメールのやり取りを終わらせるには?
————————————————————-

コピー&ペーストしてすぐに使えるメール文例集はこちら

記事全文を読む

今週は、相手を見舞う際のメールについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法    < お見舞いのメール
◆─────────────────────────────────◆
相手に不幸があったとき

突然の訃報、不意の事故や災害など、なにか不幸なことが起こった相手に
連絡をとる際は、「何を書いてよいものか」と心が痛みます。

相手の気持ちになれば、しばらくそっとしておいてあげるのが
一番なのかもしれません。

ですが、仕事でどうしても連絡をとらなければならない
ということもあります。

日が経っていても、心的ダメージを受けているであろう相手に
メールを送るときに、どのように切り出していいか分からない
ということもあるでしょう。

相手の心痛を思えば、何か力になりたいとか、慰めたいという
気持ちが起こりますが、
過剰に言葉をかけるより、淡々と用件を伝えていく方が
相手も気が楽になるのかもしれません。

私自身もそのような状況で連絡を「受ける側」になったことがあり、
そう感じました。

今週は、
「取引先担当者の身内に不幸があったとき、
担当者がお亡くなりになったときのメールの書き方を
機会があれば、メルマガでとりあげてもらえればうれしいです」
という読者からのリクエストにお応えして、
相手を見舞うときのメールを紹介していきたいと思います。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む
今週は、メールによる伝達の良し悪しについて考えます。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < メールは万能ではない(4)
◆─────────────────────────────────◆
                         使い分けの意識

 今週、ご紹介してきた3つのケース
 ・電話の方がよいとき ・長文のメール ・メールの方が非効率!?
 は、いずれも、私自身がつい最近、メールのやりとりで直面した事柄でした。

 「込み入った内容や緊急の場合は、メールより電話」というのは
 これまで、当メールマガジンで繰り返し述べてきたことですが
 未だ、メールで解決させようとして、トラブルになる事態が発生しています。

 メールそのものも、今では
 ツイッターやフェイスブックのダイレクトメールの使用など
 通常のメールアドレス以外でのやりとりも生まれていて
 手段は増加する一方。

 顔を見なくていい、という理由で、別れ話や離婚の通告、退社届けを
 メールで済まそうとする人もいる昨今です。

 「メールは伝達手段のひとつ」という意識より
 「メールが伝達手段」という意識の方が強くなると
 本来は便利なツールのはずのメールが、
 却って混乱を巻き起こす原因になることもあります。

 ▼ コンピュータに勝るのは…
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 フェイスブックのメールのやりとりで仕事が完結するケースもあれば
 メールアドレスを持っていても、電話での応対を好む相手もいます。

 どちらが良い、どちらが正しいということではなく
 伝達手段が増え、ますますコミュニケーションが
 スピーディー&ダイレクトにできるようになってきたからこそ

 それに流されたり、なんとなく使うのではなく
 人、時間、目的によって「使い分ける」スキルが必要と感じます。

 結局、人に合わせて対応を変える、という面倒なことを可能にするのは
 最新のIT機器ではなく、人の「頭の中」の使い分けの意識
 に勝るものはないように思います。

 十把ひとからげ、紋切り型の対応ではなく、
 相手に合わせた細やかな対応を意識することが
 他社や他者より抜きん出る、ヒケツなのかもしれません。

記事全文を読む
今週は、メールによる伝達の良し悪しについて考えます。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < メールは万能ではない(3)
◆─────────────────────────────────◆
                      メールの方が非効率!?

 メールが普及し始めたころ、
 「今、メールしたんですが、届いてますか?」と
 電話で確認する、という今では笑い話のようなことがありました。

 すっかりメールが普及した今、
 パソコンにメール送信たしあと、さらに携帯メールで
 「今、○○の添付メール送信しました」
 と知らせてくるケースが出てきました。

 受け取ったときは、「そこまでしなくても…」と思ったものですが
 実際に、仕事柄、パソコンのメールより、携帯メールの方が
 連絡がつきやすい客先を担当したとき
 私自身も今、同じことをしていました。

 ▼ いいか悪いかは別として…
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 タブレット型のパソコンを持ち歩き
 いつでもどこでもメール対応ができる人や
 G-mailに送信すれば
 パソコンでも携帯からでもチェックできるようにしている人がいる反面

 ドメインもあり、専用のアドレスも設定しているのに
 一番早く連絡がとれるのは携帯メールか電話。
 だから、パソコンにメールした内容を見てもらうために
 携帯メールに再度連絡するというケースもあります。

 メール送信したことを
 またメールで知らせるなんて効率悪い…
 と思ったこともありますが

 相手が最新のパソコンやスマートフォンを持っていても
 使いこなせているかどうかは、また別問題。

 使用頻度や熟達度の違いは人それぞれなので
 相手の状況やスタイルに合わせ、適切な方法をとるしかないと
 感じています。

 情報への対応力が自分と同じスピード、スキルの相手とだけの
 やりとりですめば、問題も支障もないのですが
 そうでないケースでは、相手に合わせることで効率が上がるということも。

 メールで知らせる方が、却って手間取るという相手もいて
 そういう時、つくづく「メールは万能ではない」と思い知らされます。

◆─────────────────────────────────◆
 【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

 3月に広島で神垣のビジネスメール講座が開講します!

 —————————————————-
 ~今さら聞けない~ ビジネス文書&メールの書き方講座
 —————————————————-
 
 顔写真見て、笑わないように!

 「自分のメール文に自信がない」
 「書くのが苦手だ」
 「メール対応をもっと効率よくしたい」
 というかたのための“今さら聞けない”
 ビジネスメール対応の基本とコツをレクチャーします。

 3月の毎週木曜日、19時から
 全4回の講座です。

 ビジネスメール対応のスキルアップにお役立てください。

記事全文を読む
今週は、メールによる伝達の良し悪しについて考えます。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < メールは万能ではない(2)
◆─────────────────────────────────◆
                           長文のメール

 「メールではうまく伝えられない」と思った時点で
 メールから電話の伝達に切り替えてみましょう。
 と昨日、述べました。

 「書けない」「書ききれない」と思った時点で
 メールで「書く」より、電話で「話す」方法に
 伝達手段を換えたほうが、確実で効率的だと考えるからです。

 しかし、「書ききりたい」と思う人も中にはいます。
 「書き終わらないと気がすまない」「書いて伝えたい」という気持ちが
 強い場合です。

 書いて伝えることは大切ですが
 思いをこめたラブレターでも、長すぎると意中の相手に飽きられます。
 (案外、はがき一枚に大きな文字で書いた短文が心を射止めたりして…)。

 長文のメールというのは、書く側の“思い入れ”の強さに比例して
 長くなる傾向があります。

 ラブレターはともかく、ファンレター的な内容だとか
 言い訳や弁解、誤解をとこうとする場合、説得しようとする場合など
 メールが長くなりがちです。

 長文すぎるメールは、
 読む側が構えて読む割には、要点が捕らえにくいだけでなく
 長文であるほど、返信に困るものです。

 ▼ 長文になりそうだと思ったら…
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 パソコン画面をスクロールせずに読みきれる程度の内容が
 メールとしては適切な文字量と常々感じていますが
 それ以上になる場合は、次のような対策をとり
 少しでも相手が理解しやい工夫が必要でしょう。

 ・長文である旨を件名や冒頭で知らせる
 ・改行や見出しをつけるなど、メール本文を読みやすくレイアウト
 ・レポート形式にしたWordファイルなどを別途添付

 このようなメールで長文にわたる伝達内容は
 可能であれば、実際に相手と会って資料をもとに話をしたほうが早い
 ということも往々にしてあります。

 長文メール(特にビジネス以外)は文章が得意な人が陥りやすい
 傾向があります。

 書く側はノリノリで書いていても、
 読む側は苦痛でしかないということも…。 
 日ごろから、用件の「核心」を書いて伝えることを心がけたいものです。

◆─────────────────────────────────◆
 【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

 企業の人事、労務の実務に役立つツールと情報満載のWebマガジン
「ジンジュール」で好評連載中! バックナンバーも好評です。

  ————————————————————-
         【ビジネスパーソン メール術】(18)
  ————————————————————-
   エンドレスなメールのやり取りを終わらせるには?
  ————————————————————-

  コピー&ペーストしてすぐに使えるメール文例集はこちら
  

記事全文を読む