今週は、メールに書いてはいけないことについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < メールに書いちゃダメ!(5)
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                            不確かな話

「~かもしれない」
「~だと思う」

 といった推測や憶測の域を出ない内容のメール。
 きちんと確かめもせずに、「~らしい」というあいまいな情報は
 相手を混乱させたり、トラブルを引き起こしかねません。

「○○さんが言っていたから」という
 人から聞いたという情報も
 次々に人づてに伝わるうちに
 尾ひれがついて、もともとの情報から
 かけ離れた内容になっていくこともあります。

 噂を鵜呑みにしたり、二次的な情報に惑わされたりせず
 自分で確かめる習慣を身につけましょう。

 情報におぼれ、流されるのではなく
 自分の進むべき方向を明らかにし
 迷わず進むためにも、「確かめる」行為は重要です。

 当事者に直接聞く
 事実関係を客観的に調べ、整理する
 といった行為は、特別なことではなく
 誰でもできることです。

 「事実を客観的な視点で伝える」姿勢は、
 メールのやりとりにも必要と考えます。
 

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今週は、メールに書いてはいけないことについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < メールに書いちゃダメ!(4)
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                          ここだけの話

 「実は、ここだけの話ですが…」
 「○○さんだから、お知らせするのですが…」

 こうした秘密のにおいがするメールにも要注意。
 「ここだけの話」と前置きのある話は
 「ここだけ」で済んだためしがありません。

 「ここだけの話」として、人から人へ
 伝わることもなきにしもあらず。

 記録として残るメールに書いてしまった時点で
 それは、いつ何時、「ここだけの話」でなくなるか
 分からないのです。

 もし、その秘密が漏れたとしても
 相手ばかりを責めるわけにはいかないでしょう。
 秘密の元をメールで差しだしたのは自分なのですから。

 人に知られたくない内容は安易にメールに書きこまないことです。
 記録として残るのはまずいと思われる内容は
 電話や直接会って話すなどの工夫が必要でしょう。

 個人レベルのやりとりでも
 秘密の内容には深く関わらないのが無難かもしれません。

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 【しごび】 の お 礼
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 昨日、呼びかけた
 「出張におすすめのノートパソコン、教えて!」に
 多数の返信をいただき、ありがとうございます。

 最も多かったのが
 パナソニック「Let’snote」Sシリーズ
 でした。

 軽い・頑丈・充電長持ち
 WiMAXのユニット内蔵という便利さ
 から推す方が多かったですね。

 ということで、早速
 検討したいと思います。

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今週は、メールに書いてはいけないことについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < メールに書いちゃダメ!(3)
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                            余計な話

 人の悪口ではないまでも
 「余計な情報」といのも
 書かれた側は迷惑なものです。

 「独身で」「子どもがいない」「最近、離婚した」といった
 その人のプライベートな情報は
 たとえ聞かれても、第三者が伝えるべきことではありません。

 人の特徴などを伝えるときも
 「背が低くて」「頭髪が薄い」といった
 身体的な特長を挙げるのもNG。失礼です。

 このほか、伝えるべき用件の本質から外れた情報は
 「余計な情報」で、雑音と同じです。

 自分が知っていることでも
 相手にとって必要な情報とは限りません。

 知ったかぶりや、サービス精神を発揮し過ぎて
 聞かれもしないことまで、メールで“饒舌に”語るのは
 控えましょう。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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今週は、メールに書いてはいけないことについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < メールに書いちゃダメ!(2) 
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                         悪意のある情報

 メールは、記録として残るものでもあるため
 あとで読んで嫌な気持ちになることは
 書かない方が賢明です。

 人の悪口・陰口は
 後で自分が読んでも、人に読まれても
 気分の良いものではありません。

 隠したつもりでいても
 人づてに本人に届いてしまったとき
 評価を落とすのは自分自身です。

 人を中傷するような内容や噂に過ぎないことを
 真に受けたり、鵜呑みにしないこと、
 それを無責任に他者に広めないことです。

 チェーンメールなどもその一種ですが
 「おかしい」と思った時点で自分のところで止める勇気を持ちましょう。

 「~であるらしい」「~ということだ」という
 不確かな情報に振り回されたり、
 人がそう言っていたからと短絡的に決めてかかったりせず

 自分で直接確認したり、調べてみて
 最終的な判断をする習慣をつけたいものです。

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今週は、メールに書いてはいけないことについてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法           < メールに書いちゃダメ!
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                          個人情報の扱い

今、取材記事を担当しているある雑誌は
取材する相手の名前や住所が外部にもれないよう
専用のサーバーを設け、
編集部の原稿のやり取りはすべて、
そのサーバに原稿のファイルをアップしています。

本人や家族の名前や住所などは
通常のメールのやり取りには書かないよう
事前に注意がありました。

あまりの徹底ぶりに面喰いましたが
後々のトラブルを考えれば
面倒でも安全な方法を選ぶ、ということでしょう。

通常のメールのやり取りでは
底までの徹底ぶりはないものの
書く側が気をつけなければならない
「書いてはならない情報」があります。

今週は、そんな
メールに書いていけない
ことについてとりあげます。

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今週は、昨今のメールを取り巻く環境の変化について語ります。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < メールがなくなる日(5)>
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                      で、結局、どうなの?

 今週の月曜日、当メールマガジンの「VOL.1603」

  あなたは、「メールがなくなる日」がくると思いますか?

 と問いかけたところ、何人かの読者のかたから反応ありました。

 「メールが鬱陶しいのは、スパムの多さでしょうね。
  それさえ解消されるようなメーラーがあれば、
  これから先もメールは有効な通信手段だと思います。
  これも、クラウド化などで、なんとも言えないですが!」

 「フェイスブックがあろうがなかろうが
  メールは自動車と同じくらい世の中に残るに決まってる」

 「フェイスブックがいろんな意味で『インフラ』になったら
  『メールがなくなる』というのもありえない話ではないですよねー」

 それぞれの立場や環境、視点によって
 さまざまな意見があると思います。

 ▼ 「電子書籍騒動」で思ったこと
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 インターネットが普及して
 メールはビジネスにも生活にも必要不可欠なツールになりました。

 ですが、今でも通信手段としてFAXを使い、電話を使い、
 遠方でも実際に会いに行くということもあります。

 去年は
 「電子書籍が普及すれば、紙の本がなくなる!?」
 と出版界などでは大騒ぎだったわけですが

 あの騒動の後、思ったことは
 電子書籍「ばかり」になって
 「紙の本」がこの世から消えてなくなることはない
 ということでした。

 「AかBか」ということではなく「AもBも」ということで
 市場に占める割合や
 今までとは出版や流通の形態は変わっていくだろうけれど
 紙の本が消滅することはない
 と考えています。

 ▼ 相手や内容によって「メール」以外もありになる
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 だとしたら、
 メールもしかり。
 
 現時点で、仕事をフェイスブックの「メッセージ」でやりとりすることは
 可能であっても、正直、まだ不十分な点もあり(VOL.1605 参照)
 「それだけ」で済ますことは難しいと感じています。

 通常のメールを使うウェイトが
 フェイスブックの活用・普及で
 変わることはあっても
 メールそのものが消えてなくなることはない
 と私自身は考えています。

 ただ、使い方は変わってくることでしょう。

 伝えたい相手や内容によって
 必ずしも「メール」だけではなく
 フェイスブックの「メッセージ」を使うケースが
 増えると実感しています。

 どんなツールが登場しても、人、時、場合によって
 「使い分け」できれば、それでよし
 と思ってきましたが

 若い世代ほど「使い分け」の必要や、
 境界を感じなくなってきているとしたら
 そちらの方が問題なのかも…と感じています。

 「使い分け」ができないというのは
 電車でメイクするのが平気
 という感覚と同じだと思うからです。

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 【しごび】 の お す す め
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 明日、11月12日(土)はこの番組に注目!

 ★「USTlim」★

 今回は、広島のバンド「veryroll」のライブ&トークショーを公開配信
 配信は21時から!
 公開配信なので、五日市「コイン通り」の会場に行ってもいいかも!?

 主宰者の山下ミカさん
 今、注目の広島パーソンですよ♪

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