使い分けに注意が必要な言葉を取り上げます。
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間 違 え や す い 言 葉                   < 間違いやすい言葉(3)>
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「ひとり」の表記

似ているけれど
使い分けに注意が必要な言葉を取り上げます。

「1人」と「一人」と「独り」。

いずれも「ひとり」と読みますが、
それぞれに使い方が異なります。

人数を示す場合は「1人」。

例)3人のうち1人が有資格者です。

「一人」は成句、慣用句、決まり文句で用います。

例)一人息子、一人天下

「独り」は孤独、独断、独占、単独の意味合いで使います。

例)独り言、独り占め、独り身、
独り善がり、独り立ちできる収入

上記は新聞の統一表記によるものです。
「一人」か「独り」か迷う場合は、
「一人」とします。

「ひとりあるき」は2種類の表記があり、
「一人歩き」は文字通り、一人で歩くこと。

例)夜道の一人歩き

「独り歩き」は、独立、あるいは物事が勝手に進むことを指します。

例)言葉の独り歩き

「ひとりぐらし」も2種類の表記があります。
一般用語としては「1人暮らし」。

例)親元を離れ、1人暮らしをする。

孤独を強調する場合は「独り人暮らし」。

例)身寄りのない独り暮らし

この場合も、「1人」か「独り」か
使い分け迷う場合は、
「1人暮らし」とします。

※参考
「記者ハンドブック」第14版 新聞用字用語集

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似ているけれど使い分けに注意が必要な言葉を取り上げています。

「代金」と「料金」。

どちらも、支払うお金のことですが
メールなどで文章を書くときに
どちらを使うべきか
迷ったことはありませんか?

そこで、意味の違いを調べてみました。

「代金」は、買った品物の代わりに支払うお金のこと。

 例)代金の先払い、代金引換

「料金」は、何かを利用・使用したときに支払うお金のこと。

 例)電気料金、料金別納

品物の売買に用いるのが「代金」で、
利用料や使用料を指すのが「料金」と
使い分ければよさそうです。

「代金」に類似する言葉に
「代価」があります。

これも、品物の値段を指しますが
一般的には「代価」より「代金」を使うことが多いです。

同じ文面で「代金」と「料金」、「代金」と「代価」を
混同して使わないように注意しましょう。

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「信用」と「信頼」。

この2つの言葉は、どちらも日常的によく使いますが
意味の違いを深く考えたことがなかったので調べてみました。

「信用」は、確かだと思って疑わないこと。

例)部下の言葉を信用する。
  信用を失う行為
  信用機関

「信頼」は、信じて頼りにすること。

例)彼は信頼できる人物だ。
  お客様の信頼に応える。
信頼度

「ピッチャーを信頼しても、信用はするな」
という一文をあるインタビュー記事で見つけ
「信用」と「信頼」の違いに気がつきました。

キャッチャ─はピッチャーを信じて頼りにしてはいるけれど
信んじきってはいけない。

つまり、
それまでの業績から今日もいける
と、判断してはいけない。

同じピッチャーでも
毎回同じコンディションというわけではありません。

投手としての腕は信頼していても
調子がいつも同じとは限らないので
その点は過信せず、慎重に
というのが
「信頼はしても信用するな」
の意味と解釈しています。

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今週は、気になる敬語の使い方を取り上げます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                                              < 気になる敬語(4)>
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                       尊敬語と謙譲語の混同

 今週は、気になる敬語の使い方を取りあげています。

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 まずは無料の省エネシミュレーションをお試ししませんか?
 ——————————————————

 上記の文では、
 相手に「試しませんか」と呼びかけているのですが
 「お試ししませんか」
 という敬語の使い方は適切ではありません。

 「試す」のは相手なので、
 相手を主語とする尊敬語「お~になる」を用い
 「お試しになる」とし、

 その問いかけの形として
 「お試しになりませんか」
 とするのが適切です。

 ———————————————————-
 まずは無料の省エネシミュレーションをお試しになりませんか?
 ———————————————————-

 「お試しになりませんか?」のほかに
 「お試しになってください」「お試しください」
 としてもよいでしょう。

 「ここで待っていてください」と相手に伝える場合も
 「ここでお待ちしてください」というのは誤りで

 「ここでお待ちになってください」
 「ここでお待ちください」
 とするのが敬語の使い方として適切です。

 自分が「待つ」のであれば
 謙譲語「お~する」を使い
 「ここで(あなたを)お待ちしています」
 としますが

 相手が「待つ」のであれば
 尊敬語「お~になる」を使い
 「ここでお待ちになってください」
 とします。

 尊敬語の「お~になる」と
 謙譲語の「お~する」の
 混同に気をつけましょう。

 

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今週は、気になる敬語の使い方を取り上げます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                                            < 気になる敬語(3)>
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                           主語は誰か?

 今週は、気になる敬語の使い方を取りあげています。

 ——————————————————————
 装置の仕様や精度など、弊社に色々お聞きしたいことがあると思います。
 ——————————————————————

 上記の文にある「お聞きしたい」は
 相手に自分が「聞きたい」場合に使うのであれば
 問題ありません。

 しかし、当社に聞いてください、と相手に呼びかける場合は
 「聞く」の主語は相手となるので
 尊敬語「お聞きになる」とします。

 それに伴い、
 文末の「あると思います」を「あるかと思います」に変えます。

 ——————————————————————
 装置の仕様や精度など、弊社にお聞きになりたいことがあるかと思います。
 ——————————————————————

 この文の後に
 「下記へお気軽にお問い合わせください」
 のような一文を入れると収まりがよいでしょう。

 相手に対して「聞く」のが自分の場合は
 主語が自分となり、謙譲語「お~する」を用いて
 「お聞きする」を「お聞きしたい」と変化させ、下記のような文にします。

 ———————————————————-
 装置の仕様や精度など、幾つかお聞きしたいことがございます。
 ———————————————————-
 とか
 ————————————————–
 装置の仕様や精度など、詳細をお聞きしたいのですが。
 ————————————————–

 誰から誰に「聞く」のかを整理して
 相手に「聞く」場合は、尊敬語「お聞きになる」
 自分が「聞く」場合は、謙譲語「お聞きする」
 を使い分ける必要があります。

 

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今週は、気になる敬語の使い方を取り上げます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                                             < 気になる敬語(2)
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                     自分の友人か、人の友人か

 今週は、気になる敬語の使い方を取りあげています。

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 私のご友人が、このような商品を開発して

    販売しておられます。
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 自分の友人のことを「ご友人」「販売しておられます」と
 敬語を使って表記する傾向は
 SNSの投稿でもよく見かけるようになりました。

 ビジネスメールでは
 社外か、社内かで
 敬意の対象も使う敬語も変わります。

 例)「言う」
    社外:社長の田中が申しておりました。
    社内:社長がおっしゃっていました。

 友人も、自分の友人と相手の友人で
 敬語の使い方は変わります。

 社内と社外の区別に例えると
 自分の友人は自分側の人ということで「社内」
 人の友人は相手側の人ということで「社外」。

 とすれば、自分の友人のことを
 「ご友人」「販売しておられます」と敬語を使って表記する必要はなく
 「友人」「販売しています」として差し支えありません。

 相手の友人が開発・販売しているのであれば
 —————————————————————-
 佐藤さんのご友人が、このような商品を
 開発して販売しておられます。
 —————————————————————-
 としますが、

 自分の友人であれば
 —————————————————-
 私の友人が、このような商品を開発して
 販売しています。
 —————————————————-
 として差し支えないと考えます。

 ほかにも、SNSの投稿で
 「お友達から頂いた○○」
 「友達から○○を頂きました」
 といった文をよく目にしますが、

 自分の友人であれば
 「友達からもらった○○」
 「友達から○○をもらいました」
 で問題ないと思います。

 

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