今週は、誤解されやすい数字の書き方についてです。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法       < 注意したい数字表記
◆─────────────────────────────────◆
                          数値の幅を示す

 メールに限らず文章に数字を意識的に使うと説得力が増します。
 「多数の読者」と書くより「6500人の読者」
 「もうすぐできます」より「3日以内にできます」

 このように数字に置き換えることで、現状が把握できたり予測が可能にな
 ります。

 逆に、特定したり、確約したくない場合は数値を示さず、あいまいに表記
 しておくという方法もあります。

 日々のメールのやり取りで、意味のとり違いや誤解を招く数字の表記につ
 いて今週はとりあげます。

 ▼ 数字の幅を示すときは数字を省かない
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 いくつからいくつまでと数値の幅を示すときに「~」や「-」を使います。

 たとえば「20万円から30万円」と金額の幅を示す場合、
 「20万~30万円」「20万-30万円」と書くのが一般的です。

 しかし、これを「2-30万円」と書くと「2円から30万円」という意味にも
 取れます。

 同様に「250~255円」「250-255円」と表記するところを、
 共通する「2」の数字を省略して
 「250~55円」「250-55円」と表記すると誤解を招きやすいです。
 数字の幅を示すときは数字を省かず列挙するほうが正確に伝わります。

 話し言葉では「に、さんじゅうまんえん」として意味が通じるので、
 書き言葉でも「2、30万円」「二、三十万円」と表記しますが、
 上記と同様の理由で取り違えやすいので注意しましょう。

 洋数字を縦書きにした場合、漢数字を横書きにした場合とでは、
 見た目の印象が違って見え、意味の誤解を招く可能性もあるからです。

メルマガ詳細

カミガキのフェイスブック

カミガキのX

仕事実績、著書、お問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む

今週は、メールをわかりやすく書き換えるポイントをご紹介します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法       < 書き換える技術(5)
◆─────────────────────────────────◆
行き過ぎた丁寧さ

ある情報商材の売り込みメールの一部です。
——————————————————————

アフィリエイトでご紹介していただけるという意思がおありのかた
に限定させていただき、その上でご希望の方には
ご提供させていただければ。と勝手ながら考えております。

——————————————————————

文章のパターンは、先日、当メルマガでご紹介した
1)そつのない丁寧な言葉遣い
2)唐突なアプローチ
3)こちらの返答を待たず、話を先に進める
の傾向そのまま。
http://blog.mag2.com/m/log/0000146166/108268995.html

特に気になったのが、丁寧語、敬語の使い方です。
上記の文章は一例ですが、「いただく」がやたらと使用されていて
丁寧というより慇懃無礼な印象を受けました。

——————————————————————

アフィリエイトをお願いできる方の中で希望者に限り、
ご提供いたします。

——————————————————————
という言い方でも大意は同じだと思います。

丁寧に書いている割には、ほころびも見られます。たとえば

「販売本数に応じて、『アフィリ報酬とは全く別に』当社から、
神垣あゆみ様に感謝のお気持ちとして、
下記金額を直接プレゼントさせて頂きます!」

自分の感謝の気持ちを表すのに「お気持ち」というのはおかしいです。

「さらに、最も多く販売してくれた方には、
私が発行しているメールマガジンにて、
神垣あゆみ様のコンテンツをご紹介させていただきます。」

この場合は、「最も多く販売してくださった方」となります。

敬語の類は多用すればよいのではなく、適切に使ってこそ気持ちが伝わる
のではないでしょうか。

メルマガ詳細

メルマガ詳細

カミガキのフェイスブック

カミガキのX

仕事実績、著書、お問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む
今週は、メールをわかりやすく書き換えるポイントをご紹介します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法       < 書き換える技術(4)
◆─────────────────────────────────◆
仕事や人の紹介

以前、名刺交換したことのあるかたから、次のようなメールを受け取りま
した。
——————————————————————

(件名)ご無沙汰です

(本文・中略)
客先から、メールマガジン等の情報発信をしたいので、
いい人を紹介して欲しいと言われました。
で、差し支えなければ先方に紹介したいのですが
いかがでしょうか。

——————————————————————

気に留めていただき、声をかけてもらうことは、ありがたい限りです。
ただ、この場合、先方が求めているのが
・「メルマガとは何ぞや」という初歩的なことから知りたいのか
・ある程度、知識はあるので、参考になるアドバイスをする程度でよいのか
・企画立案から実作業を伴う仕事の依頼なのか

具体的な要望がよくわからないので、どのように返信すべきか困りました。

自分が人を紹介するときにも言えることですが、人と人を繋ぐ場合、間に
入る者は伝書鳩のように言われたことを言われたまま、右から左に伝えれ
ばよいわけではありません。

両者に誤解なく話が通じるように、どんな要望があり、何を依頼したいの
か、具体的に伝える必要があります。

この場合は、次のように書き換えることができます。
——————————————————————

(件名)メルマガ編集業務について

(本文・中略)
現在担当している客先が、メールマガジンによる情報発信を
検討されています。
記事は社内で準備されるとのことですが、
編集して配信する作業を外注したいとの要望です。
もし、差し支えなければ先方に(あなたを)ご紹介したいのですが
ご検討いただけますか?

——————————————————————

先方の要望がわかれば、受注するかどうか検討しやすいです。

人を紹介する場合は、ある程度、その人の仕事実績や人となりを把握して
おくことも必要でしょう。安易な紹介はトラブルのもとでもあります。

メルマガ詳細

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 か ら の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

読者からのコメントです。
——————————————————————
時々自信がもてなくなる時があり、
でもそんな折も、この本が指針になってくれそうです。   (F.Sさん)
——————————————————————

そんなふうに読んでいただけてうれしいです。
あなたにとっての「メール作法」の参考にしてください。

青春新書インテリジェンス『 仕事で差がつく できるメール術 』
http://www.amazon.co.jp/dp/4413041674/ref=nosim/?tag=shigotobijinn-22

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細
最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む

今週は、メールをわかりやすく書き換えるポイントをご紹介します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法       < 書き換える技術(3)
◆─────────────────────────────────◆
唐突なメール

先日、いきなり下記のようなメールが送られてきました。
——————————————————————

(件名)ご質問【メルマガ広告の件】

(本文)
はじめまして。○△□と申します。

お忙しい中申し訳ありませんが、
標記の件で教えて頂きたいことがございます。

まぐまぐから発行されているメルマガ『仕事美人のメール作法 』では
広告(ヘッダー広告)の募集はしていらっしゃいますでしょうか?

「もし、広告掲載が可能でしたら、
下記原稿の場合の費用と掲載までの日数等の詳細を
教えて頂けないでしょうか?

お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。

(広告原稿)

(署名)

——————————————————————

ご覧の通り、広告の依頼メールです。

この種の広告依頼メールには、次のような共通したパターンがあります。
1)そつのない丁寧な言葉遣い
2)唐突なアプローチ
3)こちらの返答を待たず、話を先に進める

言葉遣いが丁寧で、敬語の使い方もきちんとしています。
ですが、言葉遣いの丁寧さと裏腹に押しが強いのが特徴です。

なぜ、広告依頼メールを送ったのかという理由はなく、こちらのメルマガ
に対する感想や読んだ気配も感じられません。

私だったら初回のメールは

「広告(ヘッダー広告)の募集はしていらっしゃいますでしょうか?」

という打診に留め、相手の返事を待ちます。

しかし、上記のメールでは一気にことを進めようと
「もし、広告掲載が可能でしたら…」
とこちらが反応する前に用件を畳み掛けてきます。

一度に要件を済ませたいという意図からなのでしょうが、こうした“畳み
掛ける”広告依頼があまりに多いので、私はお断りしています。

メルマガの有料広告でも無料の相互広告でも「まずは相手を知ってから」
と思うからです。

私のメルマガで紹介する内容は、自分が読んで良いと思ったメルマガやサ
イト、【しごび】読者におすすめしたい内容でなければ取り扱わない、と
いう基準を設けています。

有料広告も私自身が納得し、自信をもって紹介できない内容の場合はお受
けしていません。

これはあくまで私の基準なので、送られてきた依頼メールに違和感を覚え
ず、双方の目的や利害が一致しているのであれば、それでやりとりを進め
れば問題のないことでもあります。

ただ、メルマガ広告一つも「類は類を呼ぶ」と思うので、自分の中に基準
を持つことは必要と思っています。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのX

メルマガ詳細
記事全文を読む
今週は、メールをわかりやすく書き換えるポイントをご紹介します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法            < 書き換える技術(2)
◆─────────────────────────────────◆
                        「だれに」を明らかに

私が探していた資料を持っている人を知っていると、知人のAさんから
連絡がありました。

紹介者はAさん
探している資料の所有者がBさんです。
Bさんのことは、Aさんを介して以前から知っていました。

早速、Aさんあてに

「先ほどお知らせいただいた資料の件
『Aさんに教えていただいて…』と
Bさんにお問い合わせしてもいいですか?」

と打診のメールを送りました。
そのときのAさんからの返信
——————————————————————
資料の件は電話してください。
——————————————————————

この返信を読んだとき、二通りの解釈があり、悩みました。

解釈-1)
資料の件は紹介者のAさんを通さなくていいので、
直接、所有者のBさんに電話してください、
という意味。

解釈-2)
資料の件を所有者のBさんに連絡する前に、
ひとまず、紹介者のAさんに電話してください、
という意味。

この場合、それぞれの解釈に添うと次のように書き換えることができます。

解釈-1)の場合
——————————————————————
資料の件は直接、Bさんに電話してください。

(または)

資料の件は、Bさんに直接電話していただいて構いません。
——————————————————————

解釈-2)の場合
——————————————————————
資料の件は、ひとまずこちらに電話をください。
詳細をお知らせします(or 私が取り次ぎましょう)。

(または)

資料の件は、詳細をお知らせしますので
(or 私が取り次ぐので)電話をください。
——————————————————————

このように「だれ」あてに電話するかを明記すると、
判断がしやすくなります。

結局、このケースでは
仕事に直接関係のない用件で多忙なAさんを煩わせてはいけないと遠慮し、
悩んだ挙句、解釈-1)をとり、直接Bさんに連絡をしました。

Bさんは快く資料を貸してくださることになり、
その旨をAさんに報告したら……
「私に電話してくれたら、取り次いだのに」と言われ、
早まったと反省しました。

どう受け止めてよいかわからない場合は、
相手にまず確認することも大切ですね。

メルマガ詳細
メルマガ詳細

▼メールマガジンの「あとがき」をまとめたnote

カミガキのフェイスブック

カミガキのX

仕事実績、著書、お問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む
今週は、メールをわかりやすく書き換えるポイントをご紹介します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法        < 書き換える技術
◆─────────────────────────────────◆
目的をはっきり書く

先日、ある商品を紹介したプレスリリースをFAX送信した先から、
次のような文面のメールを受け取りました。

——————————————————————

(件名)ABC社の●●と申します

(本文)いつもお世話になります。
FAXありがとうございました。
ぜひ一度、拝見させていただきたいです。

——————————————————————

件名から、どこの会社のだれということはわかるのですが、いきなり本文
が始まり、最後に署名もないため、最初、このメールを受け取ったときは、
単なる「FAXを受信しました」という確認メールかと思いました。

翌日読み返してみて、ひょっとしてプレスリリースの内容に関してもっと
知りたいという意思表示かも…と気づきました
(そこで気づく私の反応も鈍いのですが)。

そこで
「もし、興味をお持ちいただけたのなら、見本をお送りします」
という旨の返信をしました。

すると、やはり相手は見本を見たかった様子で、次のメールには
「では、こちらの住所にお送りください」
と資料の送付先が記されていました。

最初に受け取ったメールがあまりに簡潔だったため、真意を図りかね、
対応が遅れた事例です。

簡潔すぎるメールも誤解を招きやすいものです。この事例をサンプルに
次のように書き換えてみました。

——————————————————————

(件名)プレスリリースを拝見しました。

(本文)神垣あゆみ企画室 御中

プレスリリースをお送りいただいたABC社の●●と申します。
当社の媒体でどのように取り上げるか検討したいので
見本をお送りいただけないでしょうか。

送付先はこちらです。
(以下、送付先住所、電話番号、受取人名)

それでは、よろしくお願いいたします。

(署名)
——————————————————————

ポイントは、
・件名にプレスリリースを読んだ旨を書き、名乗るのは本文で
・相手に何を要求したいのか、具体的に書く
・この場合、送り先まで明記しておけば、一回のやりとりですむ

この事例では、「ぜひ一度、拝見させていただきたい」の一文を「です」
で終わらせず「ので…」とし、「見本をお送りください」とつなげれば、
要求の内容が具体的にわかります。

メルマガ詳細
メルマガ詳細

カミガキのフェイスブック

カミガキのX

仕事実績、著書、お問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む