今週は、3000号記念 読者アンケートの結果を紹介しています。
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仕 事 の メ ー ル 作 法         < 読者アンケートの結果(2)>
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                        【しごび】読者歴は?

2017年12月18日の配信3000号を記念して企画した
【しごび】3000号記念 読者アンケート 。

今週は、このたびのアンケートの結果を発表しています。

▼【しごび】を知ったきっかけは?

最も多かった回答が「検索して」 32.1%

メールマガジンのバックナンバーは、ブログで公開しているほか
※このブログです

まぐニュース! でも掲載記事がストックされています。

検索してこれらのページに行き着いたのをきっかけに、当メルマガを知った
という方は多いと思います。

職場で読んでいる読者が多いこともあり
「人からの勧め・紹介」9.6% という回答者もいて、ありがたく思って
います。

ちなみに、きっかけの2位は「忘れた」25.6% でした。

▼いつから【しごび】を読んでいますか?

最も多かった回答は「5~7年くらい」19.9%
次いで「3年くらい」18.6%、
「1年くらい」17.3% という順でした。

「最近」という読者は16.7%、「10年くらい」という回答は16%
読者歴は均等に分布している感じです。

「創刊時から」という回答は 7.7%

テンション高めだった創刊時から読み続けてくださっている読者の方は、
わたしにとっては同士に近い存在です。お目にかかったことのある方、
時折メールをくださる方、静かに見守ってくださっている方、といろいろ
ですが、13年も読み続けてもらっていることに感謝の言葉しかありません。

読者の皆さまとは、メルマガというほんのわずかな接点でつながっている
に過ぎないのですが、いつも目に見えない力をもらっている気がしています。

これからも末永いおつきあいをお願いいたします。

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今週は、言い間違いや書き間違いをしやすい言葉を紹介します。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 間違いやすい言葉(4)>
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                        「薀蓄のあるお話」

 今週は、言い間違いや書き間違いをしやすい言葉を取り上げています。

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 薀蓄のある話を聞くことができました。
 ————————————

 この使い方、実は間違っています。

 「薀蓄(うんちく)」とは、十分研究を積んで蓄えた深い知識のこと。
 「薀蓄を傾ける」「~に薀蓄が深い」という使い方をします。

 上記のような使い方は「含蓄のある話」と混同していると思われます。

 「含蓄」は、表面に表れない深い意味や味わいのこと。

 ————————————
 含蓄のある話を聞くことができました。
 ————————————
 とするのが適切です。

 「含蓄のある話」の代わりに「含蓄に富んだ話」としてもよいでしょう。

 「含蓄のあるお言葉をいただき、ありがとうございます」とは言っても
 「薀蓄のあるお言葉をいただき、ありがとうございます」とは言いません。
 混同しないように注意が必要です。

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今週は、言い間違いや書き間違いをしやすい言葉を紹介します。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法           < 間違えやすい言葉(3)>
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                   「ありあまる」と「あまりある」

今週は、言い間違いや書き間違いをしやすい言葉を取り上げています。

———-
ありあまる
———-
———-
あまりある
———-
よく似た2語ですが、使い分けはできていますか?

新聞の統一表記では
「有り余る」「余りある」
と書きます。

余るほど、たくさんあることが「有り余る」。
対して、十分にし尽くせないのが「余りある」です。

「有り余る」の文例は
———————————————————-
彼はリーダに抜擢されて、やる気が有り余っているのでしょう。
———————————————————-

「余りある」の文例は
————————————————
社長がどれだけ苦労されたか、察するに余りあります。
————————————————

「余りある」は上記のように
「察するに余りある」=推察の限界を超えている
「想像するに余りある」=想像しよとしてもできない

のように「察するに」「想像に」とセットで覚えておくと、「有り余る」
と区別しやすいでしょう。

 

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【しごび】 の お 知 ら せ
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今週は、言い間違いや書き間違いをしやすい言葉を紹介します。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 間違いやすい言葉(2)>
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                          「肝にめいずる」

 今週は、言い間違いや書き間違いをしやすい言葉を取り上げています。

 ———-
 肝に命ずる
 ———-

 これは誤りで、正しくは
 ———-
 肝に銘ずる
 ———-
 です。

 パソコンで入力すれば「肝に銘ずる」ときちんと変換されるのですが、
 いざ、手書きしようとすると、うっかり間違う可能性のある慣用句です。

 「銘ずる」とは、石、鐘、碑などに文字を刻みつけること。
 紙に書いた文字は消えたり破れたりしますが、石に刻みつけた文字は消え
 ることはありません。
 心を意味する「肝」にそれほど、深く刻みつけて忘れずにいることを
 「肝に銘ずる」と言います。

 忘れないように命令するわけではないので、「命ずる」とするのは間違いです。

 反省するとき
 「二度とこのような手違いがないよう、肝に銘じます」
 のように使います。

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 仕 事 の メ ー ル 作 法 < 間違いやすい言葉 >
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                  「さまざまありがとうございます」

 メールのやり取りの結びの文に
 ————————————————————
 さまざまありがとうございます。またよろしくお願いいたします。
 ————————————————————
 とあり、違和感を覚えました。

 相手は、一つの事柄だけでなく、その他のさまざまな事柄も含めたお礼を
 言いたかったのだと想像できます。しかし、「さまざまありがとうござい
 ます」では文として収まりが悪いと感じました。

 代わりに「いろいろとありがとうございます」とすれば、しっくりきます。

 言葉の意味としては「さまざま」も「いろいろ」も違いはないように思え
 ますが、意味の違いを調べてみると……

 日常的な些末なことをひとまとめに指すときに用いるのが「いろいろ」。
 単に種類の多さだけでなく、一つ一つが異なっていることを示す場合は
 「ざまざま」という違いがあるようです。

 会話でも文章でもよく使うのが「いろいろ」ですが、「さまざま」はどちら
 かというと文章で使う頻度が高い言葉です。

 上記の文のように「ありがとうございます」や「お世話になりました」と
 伝える場合は
 「いろいろとありがとうございます」
 「いろいろお世話になりました」
 と「いろいろ」を使うほうがしっくりきます。

 「いろいろ」のほかに、私がよく使うのは「もろもろ」です。

 ———————————————-
 もろもろご対応いただき、ありがとうございます。
 ———————————————-
 のように使うほか、「ご対応いただき」を省略して「もろもろありがとう
 ございます」とすることもあります。

 今週は、このように言い間違いや書き間違いをしやすい言葉を取り上げて
 いきたいと思います。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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  感謝の気持ちはより際立ち、
  拒否や抗議は角が立たない……

 そんな言葉を集めた一冊です。

 神垣の新刊
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 ★『仕事で差がつく言葉の選び方』★
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 ぜひ、1冊お手元に。

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                      目上の相手からもらうこと

「賜る」

人から何かをもらう場合、それが目上の相手からのときに使うのが「賜る」
です。へりくだって相手を立てる謙譲語として用います。

————————————————
この度は結構なお品を賜り、ありがとうございます。
————————————————

このように贈答品のような形のあるものをもらったときに使うほか、
目に見えないものをもうときも

——————————————–
このような機会を賜り、心より感謝申しあげます。
——————————————–

——————————————–
来賓の佐藤様からお言葉を賜りたいと存じます。
——————————————-

このほか、客先に対しては「ご愛顧を賜り」、人との出会いには「ご縁を賜り」
を使います。

相手から自分には過ぎた言葉や心遣いをしてもらったときに、相手に対する
敬意を込めて使うことの多い言葉です。式典や改まった席でも用います。

上司の指示や客先からの依頼を引き受けるときにお受けする、という意味で
「承る」は、目上の相手からの命令を「受け」て「いただく」という意の
「受け賜る」から生じた言葉です。

※参考 「もらう」の謙譲語 など
▼「くれる」「もらう」「あげる」< 敬語の言い換え(4)> VOL.781

◇─────────────────────────────────◇
あ と が き
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神垣7冊目の著書
『仕事で差がつく言葉の選び方』
1月7日に書店、Amazonなどのネット書店にて発売になりました。

本書の特長は、
大和言葉をベースに
ビジネスメールや職場の電話対応に使える
言い回しを紹介している点です。

その数、250語余り。

これまで、大和言葉ををテーマにした書籍の編集に携わり、
わたし自身も大和言葉講座を開催してきて
「気の利いた言い回しが使えるようになりたい」
「人とはちょっと違う言葉遣いができるようになりたい」
と望む人が多いことを実感してきました。

現在、実施中の読者アンケートの回答にも
興味のあるテーマとして
「ビジネスに使える大和言葉」を挙げる方が全体の25%。

読者の4人に1人という割合で
「間違いやすい言葉」に次ぐ高い関心を集めています。

わたし自身も40代に入って以降
若者が使うような言葉や流行語を追うのは卒業して

大人の女性にふさわしい品と教養が感じられる言葉づかいをする人
への憧れが強くなりました。

容姿は加齢とともに衰えていきますが、
内面は幾つになってからでも向上できるし、
豊かにしていくことができますもんね。

大和言葉を
特別なときに使う言葉としてではなく
仕事や人づきあいなど、
普段から使えるようになるための助けになれば、と企画したのが
『仕事で差がつく言葉の選び方』
です。

本書の帯にもありますが

感謝の気持ちはより際立ち、
拒否や抗議は角が立たない……

そんな言葉を集めた一冊です。

大げさでなくお礼やお詫びの気持ちを伝えたいとき、
紋切り型ではない表現で印象づけたいとき、
ぜひ、ページをめくってみてください。

よそ行きでなく
日常の仕事のやり取りに使える
きらりと光る言い回しが見つかると思います。

神垣 あゆみ 著、山岸 弘子 監修
『仕事で差がつく言葉の選び方』

でも、思うんです。「出版、おめでとう」と言われているうちは、
書き手としてまだまだだなぁ、と。
「新刊、買うね」「買ったよ」と言われるようにならないと……。

7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。

★8冊目の著書「迷わず書けるメール術」5月20日発売!

読んだら旅に出たくなる本「空飛ぶ野菜ソムリエ 世界の旅ごはん」5月13日刊行
神垣が企画・編集を担当しました。

7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。

書けるいい女になりましょう。大和言葉で書く一筆箋講座「行書コース」開講

2005年創刊! ビジネスメールを書くときに役立つ無料メールマガジン配信中
「まぐまぐ大賞 2017」ジャンル別賞の知識・ノウハウ部門で5位に入賞しました!

iPhone/iPad向けアプリ【 ビジネスメール文例辞典 】

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