今週は、うっかりではすまされないミスについて。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 新・メールのうっかり(2)>
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批判メールが本人に
忘れもしない苦い思い出。
数年前、グループである会社のサイト制作やメルマガを請け負っていたこ
とがあります。
打ち合わせ用にメーリングリスト(ML)を活用していたのですが、
一つは客先の担当者とグループのメンバーのやりとり用、
もう一つはグループだけの内部打ち合わせ用
この二つのMLを開設し、使い分けていました。
ある日、メンバー宛てに送ったはずのメールを見誤って客先との打ち合わ
せ用のMLに送ってしまったことが発覚。送った当人は気づかず、メンバー
の一人から「ひょっとして…」と指摘があり、確認したらその通り!
そういうときに限って、客先に対する本音を吐露した内容だったので、
「これでもう仕事を断られる!」とメンバー一同真っ青に…。
結局、担当者が「却ってあなたたちの本音が聞けて良かった」と鷹揚に受
け止めてくださったおかげで、仕事は継続となりました。
このようなケーースは特殊かもしれませんが、この失敗で学んだのは
・送信前の宛先のアドレスの確認
・本人に知られては困るような内容のメールは送らない
この二点です。
メールは消えずに残るため、人の噂や批判めいたメールは書かないに越し
たことはありません。
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