今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 読者からの質問(4)>
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「寒中見舞い」の後
<読者からの質問>————————————————
「寒中お見舞い申し上げます」という一文がありますよね。
メールでもたまに使うのですが、
「寒中」というのは、いつまで使える言葉なんでしょうか??
2月いっぱいは通用するんですかね?
(読者 K.Kさん)
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寒中見舞いの「寒中」は、寒の入りから寒明けまでの約30日間を指します。
では、寒の入り、寒明けはいつのことかと言いますと、寒の入りは二十四
節気の「小寒」のことで、寒明けとは「立春」の前日(詰まり、節分の日)
のことです。
ですから、「寒中見舞い」のやりとりは、「小寒」から「立春」までに
行うのが適切です。
ちなみに、2010年の寒の入りは1月6日で、寒明けは2月3日、立春は2月4日
でした。
暦の上で寒が明けても、まだまだ寒いものです。そこで、「寒中」のあと
は「余寒」という言葉を使います。
「余寒見舞い」という表現は、「立春」を過ぎてから使いますが、いつま
でという期限は特にないようです。あくまで、残る寒さを見舞う心遣いが
「余寒見舞い」なので、春らしく暖かくなれば、自然と使わなくなる表現
なのでしょう。
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