今週は、知っておきたい漢字の表現を紹介します。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 難しい漢字講座(3)
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                            「杜撰」

 今週は、言葉の雑学として
 難しい漢字を使った表現を取り上げています。

 「杜撰

 「ずさん」と読み、
 やり方がいいかげんで誤りが多いことを
 意味します。

  例)管理体制が杜撰
 
 「撰」は詩歌や文章を著作し編集することを指します。
 中国の宋代の詩人「杜黙」の作る詩が
 音律に合わないことが多いという故事から
 「杜撰」という言葉が成ったという説があります。

 パソコンでは自動変換されますが
 手書きする場合は
 「杜」を「社」、「撰」を「選」と間違えて
 正しく書けないかもしれません。

 古くは「ずざん」と読んでいたこともあるようです。

 新聞表記では、平仮名の
 「ずさん」
 を統一表記としていますが
 言葉の成り立ちを知っていないと
 平仮名の「ずさん」はピンと来ないかもしれません。

 「杜撰」を言い換えるとしたら
 「いいかげん」とか「手抜き」「ぞんざい」「粗雑」。

 上記の文例は
 「ぞんざいな管理体制」「管理体制がなってない
 といったところでしょうか。

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 【しごび】 の お す す め
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 わたしも離れますね。
 そういう相手とはそーっと距離を置きます。
 だって、仕事にならないもん。

 第162号 コミュニケーション能力の重要性
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今週は、知っておきたい漢字の表現を紹介します。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法           < 難しい漢字講座
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                           「鑑みる」

すでに連休に入っているという
読者の方もいるかもしれませんね。

今週は、少し力を抜いて、
雑学的な内容をお届けしますので、
気楽にお付き合いください。

先週は、限りなく口語調の
くだけた言い回しを取り上げましたが
その反対が難しい漢字を使った言い回しです。

例えば
鑑みる」。

「かんがみる」と読み、
過去の例や、現在の様子と比べ合わせて考える
ことを意味します。

例)先例に鑑みて決定いたします。

「鑑みる」を使うと、文書自体が
改まった印象になります。

言い換えるとしたら
「のっとる」でしょうか。上記の文例であれば
「先例にのっとって決定します」
とすると若干、印象が和らぎます。

「鑑みる」は
鏡や水などに映してみるという意の
「かがみる」
から変化した言葉だとか。

新聞表記でも「鑑みる」で統一されており、
頻繁に使うことはなくても
覚えておいてよい言葉の一つとして挙げました。

今週はこのように
難しい漢字を使った言葉を取り上げて
いきたいと思います。

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【しごび】 か ら お 知 ら せ
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今週は、くだけた言い回しについて取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < 言い回しをチェック(5)
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 「さりげに」

今週は、くだけた言い回しを見直し
ビジネスメールにふさわしい表現への言い換えを
紹介してきました。

———————–
さりげに見られてました。
———————–

「さりげに」とは、「さりげない」から派生した俗語ですが
話し言葉ではよく耳にします。

「さりげない」は形容詞で、
「さりげない気遣い」のように名詞に付きますが

「さりげに見た」「さりげに見られた」のように
動詞に付きやすく変化したのが
「さりげに」です。

同様に
「なにげに」も、元の言葉は「なにげなく」です。

「さりげない」「なにげない」は本来
何事もないように振る舞うことを指しますが

「さりげ」「なにげ」は
もっと軽い調子の言い回しとして
「なかなか」「気づかぬうちに」といった意味合いで
使われているようです。

「さりげにおしゃれな眼鏡ですね」とか
「なにげに新しくなっていました」といった具合です。

友達同士で軽口をたたくには
このようにくだけた表現が気楽でいいのかもしれませんが
ビジネスの場やメールにまで持ち込むのは
好ましくありません。

会話でクセになっていると
書き言葉でも無意識に使ってしまうことがあるので
注意しましょう。

言葉が、言いやすい、使いやすい方に
変化して、それが一般化していくのは
自然な流れでありますが

言葉や言い回しを、その場や状況に合わせて
「使い分ける」のは社会人の知恵の一つだと思うので
場にふさわしい言い回しを心がけたいものです。

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今週は、くだけた言い回しについて取り上げます。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 言い回しをチェック(4)
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                        「なるほどですね

 今週は、くだけた言い回しを見直し
 ビジネスメールにふさわしい表現への言い換えを
 紹介しています。

 —————-
 なるほどですね
 —————-

 これは、どちらかというと
 話し言葉で使うことが多いかもしれません。

 相手の言うことに同意したり、納得したりしたときに
 相槌と共に、つい口を突いて出る言葉です。

 もともとは
 「なるほど、そうですね」と言っていたのが
 短縮され「なるほどですね」と変化していったものと
 思われます。

 ただ、「なるほど」は
 「確かに、あなたの言っている通りだ」という気持ちを表す言葉なので
 目上の相手に使うのは、相手を評価することになり
 適切でないという見方もあります。

 では、どのように言い換えればよいでしょう。

 目上の相手に対しては
 「なるほど」の代わりに
 「おっしゃる通りです
 「得心しました
 「腑に落ちました
 といった言葉があります。

 同僚とか、部下、後輩などに対しては
 「なるほど、よく分かりました
 のように、「なるほど」の後に理解・納得できた旨を
 伝える言葉を添えるとよいでしょう。

 「なるほどですね」が口癖になっている場合は
 「なるほど」で一度区切ることを意識してみましょう。

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 【しごび】 か ら お 知 ら せ
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 言い回しをチェック(3)
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                           「違くない」

 今週は、くだけた言い回しを見直し
 ビジネスメールにふさわしい表現への言い換えを
 紹介しています。

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 最初の資料と違くないですか?
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 「近い」のくだけた言い方に「ちけー」「ちけーよ」があります。
 そんな感覚で、「違う」も「ちげー」「ちげーよ」と言うことができます
 (正しいか、そうでないかは別として)。

 でも、「近い」は形容詞で、「違う」は動詞。

 動詞「違う」の活用形は

 <違わない・違う・違えば・違った・違って>

 一方、形容詞「近い」の活用は

 <近くない・近い・近ければ・近かった・近くて>

 形容詞の活用形「近くない」と同じ感覚で
 動詞の「違う」を活用してしまったのが
 「違くない」
 です。

 同様に「違かった」「違くて」も
 間違った活用のまま、なんとなく使われています。

 「言いやすさ」を優先していくと
 こうした“都合のよい”言い回しが発生していくのでしょうが
 書き言葉にすると、子どもっぽく
 言葉としても適切ではありません。

 「違くないですか」を書き換えるなら……

 ——————————
 最初の資料と違っていませんか?
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 ——————————
 最初の資料と違いませんか?
 ——————————

 とします。

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 【しごび】 の お す す め
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 今回のテーマ
 基本中の基本だと思います。

 第161号 コミュニケーションはベース
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < javascript:void(0)言い回しをチェック(2)
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                            「なので

 今週は、くだけた言い回しを見直し
 ビジネスメールにふさわしい表現への言い換えを
 紹介しています。

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 予報では終日、雨ということです。なので、本日の作業は中止にします。
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 このように前の文を受け、次の文頭に
 「なので」を
 接続詞として使うことが増えてきました。

 テレビやラジオのアナウンサーが使っていたり
 ビジネス書でも見かけたりするので
 すでに一般化しつつあるのかもしれません。

 会話で使うときは
 前文を受けつつ、一度、区切って言葉を続けるのに
 「なので」は言いやすいのですが

 書き言葉としては、
 くだけた言い回しという印象がぬぐえません。

 「なので」
 に代わる適切な接続詞としては

 「そのため
 「したがって
 「ですから
 「だから

 などがあることを
 知っておきましょう。

 「そのため」「したがって」は
 やや硬い印象を与える言葉ではありますが
 ビジネスメールに使うには、そのくらいがちょうど良いと思います。

 「ですから」は、接続詞として単独で使うより
 前文に組み込んで

 「雨ということですから
 
 という使い方をすることもあります。
 「なので」を文頭に持ってきて、文を区切らず
 
 「雨ということなので、本日の作業は中止にします」

 とすれば、もっと文の流れは自然になります。

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