今週は、「ウチ」側・「ソト」側への敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 敬語の使い分け >
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「ソト」対「ウチ」
敬語を使うときは
誰を「立てる」かによって
使い方が変わります。
客先など、社外の相手=「ソト」の人
同じ会社内の上司など=「ウチ」の人
と分けて考えてみましょう。
例えば
「本部長が言っていた」と
社内の他の社員に伝えるときは
「ウチ」の人同士のやりとりなので
立てる相手は「本部長」となり
「高橋本部長がおっしゃっていました」
と「言う」の尊敬語「おっしゃる」を使います。
しかし、
客先に対して、自社の「本部長が言っていた」と
伝えるときは
客先が「ソト」で
本部長は「ウチ」の人となるので
「本部長の高橋が申しておりました」
と、立てるのは客先となり、
「言う」の謙譲語「申す」を用います。
たとえ、自分の上司であっても
「ソト」の人である客先に対しては
「ウチ」の人になので、敬語は使いません
したがって
「ソト」の人に対して
「(弊社の)高橋本部長がおっしゃっていました」
とするのは
「ウチ」の人を立てた敬語となるのでNGです。
このように
「ソト」に対して、誰が「ウチ」になるかを
見極めたうえで敬語を使い分ける必要があります。
<追記>2024.12.24 上記に述べた 「ソト」=社外 「ウチ」=社内 の敬語の使い分けができていないケースとして 社外の相手に対して 「高橋本部長にお聞きして、返答いたします」 といった対応があります。 社内の場合は 「高橋本部長にお聞きして、先方へ返答いたします」 とすれば良いのですが 社外の相手に対しては 「高橋に確認し、返答いたします」 とします。 メールだけでなく、電話でも 「ソト」と「ウチ」を混同した対応をしているケースが見られます。
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