今週は、読めない漢字の調べ方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < 漢字の読みを調べる(4)
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再変換する

パソコンのデータ上にある読みの分からない漢字は
次の方法で読みを知ることができます。

「メモ帳」またはWordを開き、そこに読みの分からない漢字を
コピー&ペーストで入力

入力した文字を選択

右クリックし「再変換」を選択すると読みが表示されます。

あるいは、Internet Explorerを使っている場合、
IEの画面のアドレスバーに読みの分からない漢字をコピー&ペースト。
文字を選択し、右クリックしても同様に「再変換」を選択すれば、
読みが表示されます。

上記の方法は、読みは分かっているが漢字が分からないときにも
応用できます。

メモ帳、Word、IEのアドレスバー、いずれかに読みを入力
(平がなでもカタカナでもOK)し、文字を選択し再変換すれば、
該当する漢字が表示されるので、「Enter」キーを押すと入力できます。

また、メールソフトを開いて文字を入力。その文字を選択し、
キーボードの「変換」キーを押しても同様の操作ができます。

IE以外のブラウザ(私の場合はFirefox)でもアドレスバーや検索用の欄
でこの方法が利用できます。

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今週は、読めない漢字の調べ方についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < 漢字の読みを調べる(3)
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IMEパッド

パソコンのデータ上にある読めない漢字は、
その文字をコピー&ペーストして辞書サービスで検索すれば、
ある程度、見当がつきます。

けれど、紙の資料などにある文字で読みがわからない場合は、
入力するのもひと苦労です。

そんなときは、漢和辞典をひく要領で、漢字の読みを調べることができます。
Windowsに標準装備されている「IMEパッド」を活用するのです。

▼部首から調べる
[ツールボックス] → [IMEパッド] → [部首] をクリックし、
調べたい漢字の部首を探します。

該当する部首を選択し、そこから漢字を探しあてたらクリックすると
文字が取り込めます(文字の上にカーソルを置くと読みが表示されます)。

▼総画数から調べる
要領は上記と同じ。
[ツールボックス] → [IMEパッド] → [総画数] をクリックし、
調べたい漢字を探します。

試しに「榧」という漢字をIMEパッドの部首で探してみましょう。

[ツールボックス] → [IMEパッド] → [部首] から「木(きへん)」を
選択(4画のところにあります)し、「榧」の文字を探します。
「榧」の文字にカーソルを置くと「ヒ かや」と読みが表示されます。

この調べ方は、手で漢和辞典をひくのと作業としては一緒です。
ただ、漢字をひく手間はかかります。

「IMEパッド」には手書き入力の機能もあるので、
こちらを利用するのもいいですね。手書き入力の方法はこちら。
http://allabout.co.jp/computer/windows/closeup/CU20040714A/

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【しごび】 の お す す め
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今週は、読めない漢字の調べ方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法          < 漢字の読みを調べる(2)
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                            ネット辞書

読めない漢字の「読み」を知るには…

手元に漢和辞典がなければ、インターネットの辞書を使いましょう。
「辞書」で検索すると「goo 辞書 」「Yahoo!辞書」「エキサイト 辞書」
など、無料の辞書サービスサイトがヒットします。

goo 辞書 」を例にしますと…

ページ上部の空欄に知りたい文字や言葉を入力し、
「辞書検索」ボタンをクリック。

このとき空欄下の「辞書すべて」をチェックしておくと、
国語、英和、和英、四字熟語の各辞書ごとに該当する読みや意味が
出てきます。

例えば「鰆」という一字を「goo 辞書」で検索すると
国語辞典、和英辞典で読みが検索されます。

▼ 使い比べて相性を見極め
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
すでにご利用のかたも多いと思いますが、
自分が使いよい辞書サービスサイトを決めて、日常的に使うのもいいですね。

複数の辞書サイトを使って同じ文字を調べていると、
辞書によって解釈や意味合いが微妙に異なる場合があります。

辞書サービスにより、収録されている辞書が異なるからです。
使い比べて相性の合う辞書を決めるとよいでしょう。

有料ですが、こんな便利なサイトもあります。
知識探索サイト「ジャパンナレッジ

百科事典や各種辞典を横断して調べモノができるのでとても便利。
古語から新語まで網羅しています。
有料だけあり、掘り下げた内容を知ることができます。

有料としては、「広辞苑」のDVD-ROM版を使うのもいいですね。

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今週は、読めない漢字の調べ方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < 漢字の読みを調べる
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アナログ世代のつぶやき

インターネットの普及とともに、「調べる」という行為が
変わってきたように思います。

私が子供の頃は、調べるといえば、
まず辞書か百科事典をひいていましたが、
今どきの小学生は、
百科事典よりパソコンで検索して調べる方が早いことを知っています。

成人しても調べ物といえば図書館へ通ったものですが、
今は自宅や会社でパソコンの前で検索すれば、大概のことは分かります。

漢字一つとっても、文字を入力すれば自動的に画面に変換候補が出てきて、
選ぶだけでいい。

その分、変換候補を鵜呑みにしてしまい、自分で調べたり、
自分で書いて習得することが激減しました。

インターネットの普及で、「調べる」ことより「選ぶ」ことの方が
重視されるようになってきたようです。

▼ 書けても読めない!?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
知りたいことが即座に分かるのはとても便利なことですが、
自分で考え、辞書や辞典を開いてページをめくり、確かめるという
一連の行為がはしょられていることに寂しさも感じます。

ただ、「調べる」ことがこれだけ便利になっても、
今度は「調べ方が分からない」という声も聞こえます。

例えば、文章を書くときは、パソコンを使えば、
自分では書けない漢字も自動的に変換してくれますが、
その逆の読めない漢字の読みは読めないまま使っていることもあります。

漢和辞典をひけば、解決する問題とも思うのですが、
即答・即決型のデジタル世代は
紙の辞書は持ち合わせないケースも多いようです。

今週は「漢字の読み」を調べるという切り口で、
ネットを活用してどのような調べ方があるかを探ってみましょう。

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今週は、自分側、相手側の呼び名についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < 呼称の整理(5)
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                        場所やモノの呼び方

最後に、人以外の場所やモノの呼称を整理しておきましょう。

▼宴会
自分側からは…
「小宴」

相手に対しては…
「ご盛会」

▼参加する
自分側からは…
「出席」「参加」「列席 」

相手に対しては…
「ご出席」「ご参加」「ご列席」「ご参列」

▼品物
自分側からは…
「粗品」「寸志」

「つまらないもの」と書くよりは「心ばかりのもの(品)」という表現の
方が感じがよいものです。

相手に対しては…
「お品」「結構なお品」「ご佳品」

「寸志」に対して「ご厚志」という表現もあります。
お中元、お歳暮へも「結構なお品を頂戴し…」と書くこともあります。

▼資料や品物の授受
自分が受け取る場合…
「受領」「拝受」

このほか「入手(いた)しました」
「ご送付いただき、ありがとうございます」という表現もあります。

相手に受け取ってもらう場合…
「ご査収」「ご笑納」「お納めください」

「~をお送りしましたので、ご確認をお願いします」と書いても
よいでしょう。

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今週は、自分側、相手側の呼び名についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                < 呼称の整理(3)
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                            職場の呼び方

自分の職場は、どのように言い表すのが適切でしょう。

▼会社
自分の会社は…
「弊社」「当社」が一般的です。

場合によっては「わたくしども」「小社」という呼び方もあります。
「うち」というのはくだけすぎて、好ましくないですね。

相手の会社は…
「貴社(主に書き言葉で)」「御社(主に話し言葉で)

迷うのが、会社以外の職場の呼称です。例えば…

▼銀行
自分が勤務している場合は…
「当行」「本行」

相手が勤務している場合は…
「貴行」「御行」

信用金庫の場合は「貴(御)金庫」、
信用組合の場合は「貴(御)組合」です。

▼学校
自分が勤務している場合は…
「当校」「本校」

相手が勤務している場合は…
「貴校」「御校」

▼団体
自分が勤務している場合は…
「当協会」「本会」「当組合」

相手が勤務している場合は…
「貴(御)協会」「貴(御)会」「貴(御)組合」

ちなみに団体の場合は、本社ではなく「本部」、
支社ではなく「支部」と記します。
そこで働いている人は社員ではなく「職員」です。

以上のような呼び方がありますが
自分が勤務している場合は、基本的に「わたくしども」で代用できます。

相手の勤務先は、くどくならない程度に
「社名+様」で表す方が感じがいいです(特に初めてのメールの場合)。

これは、会社以外の呼称で「貴~」「御~」に続く言葉が思い浮かばない
場合に使っても適切です。

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