今週は、自分側、相手側の呼び名についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法        < 呼称の整理(2)
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人の呼び方

まずは初歩的なところから、人の呼び名を整理してみましょう。

▼自分のこと
「私」「わたくし」「当方」

「小生」と書く人もいますね。
複数になると「私ども」「わたくしども」です。

▼相手のこと
「○○さん」「○○様」「お客様」

改まった呼び名としては「貴殿」というのもあります。
「あなた」「あなた様」よりは名前を書くほうが感じがいいです。

複数の呼び名としては「各位」があります。
「各位殿」と書かれたメールをたまに目にしますが、
「各位」が敬称なので「殿」は不要です。

▼社内の役職者
役職に就いている人は…
山田部長、田中課長 など、「名前+役職」
役職名=敬称なので「山田部長さん」と役職名の後の「さん」は不要。

社内の役職者を社外に対して呼ぶ場合は…
「部長の山田が伺います」「弊社課長の田中が」のように
「役職+名前」とし、この場合も「さん」はつけません。

▼社外の役職者
社内の呼称同様、「名前+役職」が基本。あるいは
「営業部部長の大田様」のように「役職+名前+様(さん)」と書きます。

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【しごび】 の お す す め
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会社の新人社員に!

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青春新書INTELLIGENCE 167『 仕事で差がつく できるメール術 』
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今週は、自分側、相手側の呼び名についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法        < 呼称の整理 >
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変わる呼び方

会社 対 会社のメールのやりとりをするとき、
自分の会社や社員の呼称と、相手の会社や役職に対する呼称は異なります。

たとえば、ビジネスメールの場合
自分のことは「私」「わたくし」ですが、
相手に対しては「○○さん」「○○様」と書きます。

役職のつく相手なら、「部長 ○○様」「○○部長」と
書き方も変わってきます。

自分の会社のことは「弊社」「当社」ですが、
相手の会社のことは「貴社(主に書き言葉で使用)」
「御社(主に話し言葉で使用)」と書きます。

※口頭で「貴社」と言うと、場合によっては「記者」「帰社」と
混同するおそれがあるので「御社」とすることが多いようです。

では、学校や団体の場合の呼び名の言い換えは?
添付資料を自分が受け取るとき、相手が受け取るときの書き方は?

今週は、このような自社と他社、自分と相手により変わる呼称について
取りあげていきたいと思います。

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今週は「メール作法アンケート」の結果についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法       < 返信の際の引用(5)
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                             まとめ

 【仕事美人のメール作法】のコミュニティを使った
 【しごび】流「メール作法アンケート」
 第一回のテーマは「返信の際の引用」についてでした。

 ▼結果の詳細はこちら 
 (まぐネット!βへのログインが必要です)

 【しごび】流「メール作法アンケート」の結果を見て
 「どちらも、どちらでも派」が最も多かったのは
 意外でもあり、うれしくもありました。

 メールの返信の際、どこまで引用するかは
 私自身、相手に合わせ
 全文を引用、部分引用、引用しないを使い分けていて
 その都度、臨機応変に対応しているのですが
 当メルマガの読者も同様にしている人が多いと分かったからです。

 結局のところ、メールの作法には絶対的なルールはなく
 自分の職場環境や相手との距離感で対応は変わっていくものと
 思っています。

 ですから、全文引用が正しい、部分引用が正しい
 ということではなく

 その都度
 相手やメールの目的、主題により
 引用をどこまでするかを考えて
 自分なりの基準を持つことこそが大切。

 メールの文章も例文どおりの記述が味気なく、
 すぐそれとわかってしまうの同様
 一律、四角四面のメール対応というのは、
 受ける側として鼻白むものがあります。

 自分のルールを持つということは
 メール自体が伝達手段として浸透し
 成熟しつつあることだと、改めて感じました。

記事全文を読む

今週は「メール作法アンケート」の結果についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法       < 返信の際の引用(3)
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                         部分引用の利点

 【仕事美人のメール作法】のコミュニティを使った
 【しごび】流「メール作法アンケート」
 第一回のテーマは「返信の際の引用」についてでした。

 ▼結果の詳細はこちら
 (まぐネット!βへのログインが必要です)

 約三分の二の回答者が「どちらも、どちらでも派」
 つまり、引用するときもあれば、そうでないときもある
 という回答でした。

 中でも多く見られたのが
 「必要な部分を残し、その下に返信文を書いています」(myu2 さん)
 という意見です。

 相手のメールで回答や確認を要する部分のみ引用し、
 自らのコメントを書いて返信するスタイルです。
 項目ごとに相手の文を引用して回答することもあります。

 このような部分引用の利点は
 やりとりの核心部分が分かりやすく
 メールも全文引用するより短くて済む点です。

 返信するまでにあまり時間をおかない場合
 一~二往復程度のやりとりで済む場合には
 部分引用で問題なくやりとりできると思われます。

 ただ、メールのやりとりが何度にもわたって続くようなときは、
 部分引用だと時間の経過とともに
 内容のポイントがずれて、分かりにくくなることもあるので
 注意が必要。

 私は懇意な客先や、親しい間柄の相手に
 部分引用でメールのやり取りをすることが多いです

 気心の知れた相手だと通じる部分も多いので
 部分引用で十分事足りるからです。

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 【しごび】 の お す す め
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 新社会人へのお祝いに!

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   青春新書INTELLIGENCE 167『 仕事で差がつく できるメール術 』
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今週は「メール作法アンケート」の結果についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法       < 返信の際の引用(2)
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                     元のメールを引用する利点

 【仕事美人のメール作法】のコミュニティを使い、
 【しごび】流「メール作法アンケート」第一回のテーマは
 「返信の際の引用」についてでした。

 ▼結果の詳細はこちら
 (まぐネット!βへのログインが必要です)

 回答者の約三分の一のかたが「元のメールをそのまま引用する派」でした。
 実際のところ、OutlookExpressをはじめとするメールソフトの多くが
 返信時に元のメール本文を自動的に引用する設定になっていますよね。

 前の文を引用すると良い点としては、
 やり取りの記録を残せることです。

 「元々自分がどんな文面を書いたかを、
  いちいち探し回らないといけないのは面倒ですから。
  少なくとも業務に使うならそうした方が良いかと」
                       (シンタニタカシさん)

 「仕事関係のメールの場合は、これまでの経緯が分からないと
  トラブルが生じるおそれがあるのでそのまま引用します」(dps さん)

 「受け取る側が以前のメールの内容を確認しやすいから」 (bebeさん)

 私も次のようなメールの場合は、全文引用してやりとりを続けています。

 ・メールの返信に時間が経過してしまった(間が空いた)場合
 ・確認のため、やりとりの経過が分かった方が良い場合
 ・メールの用件について追加事項、関連事項を送る場合

 特に、当メルマガへいただいたお便りに返信する際、
 その日中に返信できなかった場合は全文引用して返信しています。
 返信に間が空くと、送った側もどんな内容のメールだったっけ、と
 忘れていることもあるので。

 (ごく稀ですが、感じの悪いメールをもらったときも、
  相手のメールを全文引用して返信することがあります)
 
 引用することで、メールがどんどん長くなっても
 後で確認するために残すということもありますね。
 そのときは見なくても、いざ、確かめたい内容を探すときは
 経過が分かると助かります。

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今週は「メール作法アンケート」の結果についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法         < 返信の際の引用
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                    どちらも、どちらでも派が2/3

 『まぐネット!β 』に開設した
 【仕事美人のメール作法】のコミュニティを使い、
 【しごび】流「メール作法アンケート」を実施しています。

 第一回のテーマは「返信の際の引用」についてでした。
 現在のところ、集計結果は次の通りです。

  元のメールをそのまま引用する派(24%)
  引用部分は削除して返信する派 (0%)
  どちらも、どちらでも派    (72%)
  その他            (5%)

 「元のメールをそのまま引用する派」を抑えて、
 圧倒的に多かったのが「どちらも、どちらでも派」です。
 相手や状況に合わせ引用するしないを判断しているという人が
 多かったです。

 アンケートにご回答いただいた読者の総数が21名と少ないので
 この結果が当メルマガの読者の傾向を示すとは言いがたいのですが
 アンケートにご回答くださったかたは読者の中でも
 特にメールへの関心が高いかたとお見受けしています。

 ですので、集計結果以上に一人ひとりのコメントが興味深かったです。

 そんなわけで、今週は、【しごび】流「メール作法アンケート」結果を
 考察していきたいと思います。

 ▼結果の詳細はこちら
 (まぐネット!βへのログインが必要です)

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