今週は、話し言葉と書き言葉の違いについてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 話し言葉と書き言葉
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                      変わりゆく言葉、でも……

手紙や文書で使う「書き言葉」と
会話や電話で使う「話し言葉」には
違いがあります。

書き言葉が改まった感じのオフィシャルな言葉とすれば、
話し言葉は少しくだけたカジュアルな言葉として
区別してよいでしょう。

話し言葉は
実際に会ったり、声を聞いたりしながら
やりとりするため

主語を省いても
「あれ」「それ」といった曖昧な表現を使っても通じ、
分からなければ聞き返して
その場で確認することができます。

親しい間柄の相手ほど、その度合いも強まるため
「です」「ます」「ございます」とった丁寧な表現は避け
親しみを込めた口調になるものです。

メールは
伝達手段としては
手紙と電話の中間に位置する媒体。

ビジネスメールでは
手紙に近い改まった「書き言葉」を比較的よく使いますが

懇意な相手になるほど、
日常会話に近い言い回しを使うことも増えます。

さらに、
LINEやFacebookといったSNS
が普及し

メッセンジャーでのやりとりは
日常会話や仲間内のおしゃべりが
“文字化”されていると言っていいでしょう。

「書き言葉」は限りなく
「話し言葉」に近づきつつあり
区別があいまいになっているように感じます。

言葉はその時どきで変わっていくものですが
昨今、大和言葉が見直されているように
美しい言葉遣いは日本の文化でもあり
大人のたしなみとして知っておいてもよいもの。

今週は、今一度
「書き言葉」と「話し言葉」の違いを見直し
使い分け方を確めていくことにしましょう。

 

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今週は、知っておきたい漢字の表現を紹介します。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法    < 難しい漢字講座(4)
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                            「辟易」

 今週は、言葉の雑学として
 難しい漢字を使った表現を取り上げてきました。

 「辟易

 「へきえき」と読み、
 相手の言動にうんざりして困り果てること、
 手がつけられなくて嫌になること
 を指します。

  例)彼の自慢話には辟易します。
 
 「辟易」とは、史記にある
 「道を辟(さ)けて所を易(か)える」
 から成った言葉。

 道をあけて立ち退くという意味から転じて
 相手を恐れて逃げ去ること、
 勢いに押されて尻込みすることを
 意味するようになりました。

 さらには、
 うんざりすること、閉口することも
 意味します。

 「辟易」に代わる言葉としては
 「尻込みする」とか「閉口する」があります。

 上記の文例を書き換えるとすれば
 「彼の自慢話には閉口します」
 「彼の自慢話にはうんざりします」
 といった具合になります。

 新聞表記では漢字ではなく
 「へきえき」と平仮名書きに
 表記が統一されています。

 このように、難しい漢字は
 次第に平仮名で表記される傾向にありますが

 漢字に言葉の意味が込められているので
 まずはその漢字が使われている成り立ちや由来を知るところから
 理解をしていきたいですね。
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今週は、知っておきたい漢字の表現を紹介します。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法    < 難しい漢字講座(3)
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                            「杜撰」

 今週は、言葉の雑学として
 難しい漢字を使った表現を取り上げています。

 「杜撰

 「ずさん」と読み、
 やり方がいいかげんで誤りが多いことを
 意味します。

  例)管理体制が杜撰
 
 「撰」は詩歌や文章を著作し編集することを指します。
 中国の宋代の詩人「杜黙」の作る詩が
 音律に合わないことが多いという故事から
 「杜撰」という言葉が成ったという説があります。

 パソコンでは自動変換されますが
 手書きする場合は
 「杜」を「社」、「撰」を「選」と間違えて
 正しく書けないかもしれません。

 古くは「ずざん」と読んでいたこともあるようです。

 新聞表記では、平仮名の
 「ずさん」
 を統一表記としていますが
 言葉の成り立ちを知っていないと
 平仮名の「ずさん」はピンと来ないかもしれません。

 「杜撰」を言い換えるとしたら
 「いいかげん」とか「手抜き」「ぞんざい」「粗雑」。

 上記の文例は
 「ぞんざいな管理体制」「管理体制がなってない
 といったところでしょうか。
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今週は、知っておきたい漢字の表現を紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法           < 難しい漢字講座(2)
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                              「慮る」


「慮る」

「おもんぱかる」と読み、
あれこれと考えを巡らすことを意味します。

 例)先方の意向を慮る必要があります。
 
一般的に
「おもんぱかる(「は」の半濁音)」
と読みますが
「おもんばかる(「は」の濁音)」
と読むこともあるようです。

表記については
新聞表記では漢字ではなく
平仮名書きに統一されています。

元は「おもいはかる」でしたが、
音が変化して「慮る」と言うようになったとか。

やわらかく言い換えるとしたら
「くみ取る」
「察する」
「配慮する」
といった言葉が適切でしょう。

先述の文例は
「先方の意向をくみ取る必要があります」
と書き換えることができます。

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                             「鑑みる」

すでに連休に入っているという
読者の方もいるかもしれませんね。

今週は、少し力を抜いて、
雑学的な内容をお届けしますので、
気楽にお付き合いください。

先週は、限りなく口語調の
くだけた言い回しを取り上げましたが
その反対が難しい漢字を使った言い回しです。

例えば
鑑みる」。

「かんがみる」と読み、
過去の例や、現在の様子と比べ合わせて考える
ことを意味します。

例)先例に鑑みて決定いたします。

「鑑みる」を使うと、文書自体が
改まった印象になります。

言い換えるとしたら
「のっとる」でしょうか。上記の文例であれば
「先例にのっとって決定します」
とすると若干、印象が和らぎます。

「鑑みる」は
鏡や水などに映してみるという意の
「かがみる」
から変化した言葉だとか。

新聞表記でも「鑑みる」で統一されており、
頻繁に使うことはなくても
覚えておいてよい言葉の一つとして挙げました。

今週はこのように
難しい漢字を使った言葉を取り上げて
いきたいと思います。

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今週は、「話し言葉」と「書き言葉」の違いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < くだけすぎる表現(5)
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区別し、使い分けを!

今週は、くだけすぎる「話し言葉」を例に挙げ
「書き言葉」への書き換えを紹介してきました。

話し言葉というのは
耳から入ってきて、なじみやすい。
自分でも口にしているうちに
定着し、書き言葉でも抵抗なくそのまま使ってしまいがちです。

ラジオ番組の通販コーナーで
価格を下げたことを強調するため
「がんばらさせていただきました」
と連呼していましたが

巷にはびこる「~させていただきました」「~させていただきます」
の誤用の氾濫は
このようにラジオやテレビを通じ、耳から繰り返し入ってくる言葉が
広く浸透してきた結果でしょう。

特に、メールは
電話をするときのような話し言葉に近く
手紙ほど形式ばらない書き言葉になる傾向があり
耳から聞いた言葉をそのまま書いてしまいやすいツールです。

しかし、
話し言葉はその場で消えていきますが
書き言葉は残っていくもので
消去しない限り、何度も目にする可能性があるものです。

気安く書いた言葉が
相手によっては善意や好意に受け取られず
悪意にとられたり、マイナスな受け止め方をされることもあります。

会話であれば、すぐに訂正や
誤解を解くことができても

書き言葉の場合は
訂正や説明も瞬時にというわけにはいきません。

必要以上に言葉で飾り立てる必要はありませんが
略したり、簡易に表現するよりも
相手に失礼や誤解のない表現のけじめをつけることは
日々、心に留め、気をつけたいことです。

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