今週は、メールでお礼を述べる際の留意点についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法                      < お礼のメールを考える(3)
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                        断るときのメール対応

セミナーや会合への誘い、あるいは、商品や資料を薦められることは
日常的によくあります。

でも、予定があり参加できなかったり、
すでに持っていて間に合っていたりするということも……。

▼ まずは、声をかけてもらったことへお礼を
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
相手に断りのメールを送るときも、ポイントは
「ありがとうございます」。
 
色よい返事ができない場合でも、
まずは自分に声をかけてもらったことへの感謝の気もちを
伝えることが大事です。例えば……

 交流会へお誘いいただき、ありがとうございます。
 お会いしたい方もいらっしゃるのですが
 あいにく当日はすでに予定が入っており、出席できません。
 せっかくお誘いいただいたのに残念です。
 またこのような機会がありましたら、ぜひご一緒させてください。

いきなり「すでに予定があるので出席できません」と書くよりも、
まずは礼を述べてから「あいにく…」と続ける方が、
断られる方も気分を害さずに済みます。

今回はやむなく応じられなくても、
次の機会に声をかけてもらえるよう
断るときも「ありがとうございます」を忘れずに伝えましょう。

 
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今週は、メールでお礼を述べる際の留意点についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法         < お礼のメールを考える(2)
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                      「ありがとう」を重ねない

 ご連絡いただき、ありがとうございます。
 合わせて、○○の資料もご送付いただき、ありがとうございます。

こんなふうに、一度のメールで何度もお礼を述べてしまいそうになること、
ありませんか?

▼ 多用は禁物
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ありがとうございます」の言葉は連発するほど
感謝の気持ちが薄れ、儀礼的に映ります。
時には、しらじらしささえ感じることも……。

冒頭の文のように「ありがとうございます」が続く場合は

 ご連絡いただき、ありがとうございます。
 合わせて、○○の資料もご送付いただき、重ねてお礼申しあげます。

あるいは

 ご連絡いただき、ありがとうございます。
 合わせて、○○の資料もご送付いただき、大変助かります。

と、ほかの言葉に言い替え、
「ありがとうございます」を繰り返し使わないよう注意しています。

長いメールでも短いメールでも「ありがとう」の感謝の言葉は
一通のメールに一回のみ。
公私共に自分で決めているメール作法の一つです。

 
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今週は、メールでお礼を述べる際の留意点についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法         < お礼のメールを考える
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                        印象に残るお礼とは?

茶道では、茶会のあとに「後礼」といって、亭主方(茶会の主催者)宛てに
礼状を送ります。もてなしに対する礼とどのような点が楽しかったかを
伝えることが、亭主の労をねぎらうことになるからでしょう。

▼ 何に対するお礼かをはっきりと
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ビジネスの場でも礼状はとても大切。
感謝のひことを伝えることで相手との距離が縮まったり、
仕事が円滑になったりするのですから、
タイミングよく、気持ちを添えて伝えたいものです。

手紙やはがきの礼状も良いものですが、
スピード重視の現代では、メールでのお礼も定着しました。

客先を訪問したり、相手に会ったりしたら、
その日のうちにお礼メールを、というのはすでに鉄則でしょう。
相手に自分の印象が残っているうちに、
メールでさらに印象づけをしておく役割も果たします。

お礼メールを送る際は、ただ単に「ありがとうございます」ではなく、
何に対するお礼かを明記しましょう。

「本日は面談のお時間をいただき、ありがとうございます」

「当社の提案をご採用いただき、ありがとうございます」

といった具合です。

件名にいきなり「ありがとうございます」と書くより、
「本日の面談のお礼」というふうに、何のお礼かをまず書き、
感謝の言葉はメール本文で述べる方が好ましいです。

 
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今週は、困った相手への対応メールについてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < 困ったちゃんへの対処法(4)
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おせっかいな人

頼みもしないのに、人のことにちょっかいを出してきたり、首を突っ込み
たがる人がいます。

▼ 他人事に立ち入るのが好きな困ったちゃん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

以前、ちょっとしたトラブルがあり、落ち込んでいることをメールの最後
に書いたところ、「相手は○○じゃないの? あなたに代わって私が注意
するから詳しく話して」と返信があり、戸惑ったことがあります。

報復や解決策より、単に気分がブルーなことを聞いてほしかっただけなの
ですが…。

世話好きも、過ぎればただの迷惑。過剰に反応する相手には、愚痴や弱音
もおちおち話せません。

どうしても相談にのってほしいときは、先回りせずとも当人から声をかけ
てくるもの。気づいていても、敢えてそっとしておく、気づかぬふりをす
るのもやさしさではないでしょうか。

おせっかいが過ぎる相手には「ありがとう。大丈夫だから心配しないで」
「お心遣いありがとうございます」と、気にかけてくれていることに感謝
の意を表すことで、それ以上立ち入れないようにやんわりと拒否。

私は、さらっと聞き流してくれる相手にだけ話すようにしています。

<追記>2021.12.20
 逆に、
 相手のためによかれと思い、言ったりしたりしたことが
 相手にとっては余計なおせっかいとして迷惑になることが
 あります。

 自分と同じ感覚や思いを相手が抱いているとは限りません。
 自分勝手に判断するのではなく、
 相手をよく観察し、確認や打診をしてから対応することを
 忘れずにいたいと自戒を込めて思います。

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今週は、困った相手への対応メールについてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < 困ったちゃんへの対処法(3)
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秘密にしたがる人

「ここだけの話だけど…」というメール、もらったことありませんか?

▼ 限定感を演出しつつ、噂を広める困ったちゃん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「ほかの人には言えないけれど、あなたにだけは知らせたいから…」。
そんなわけありな事情もたまにはあります。

相手を傷つけないため、あるいは余計な気を遣わせないために、その人の
耳にはいらないよう敢えて口をつぐむということもあるでしょう。

そんな「ここだけの話」は「ここだけ」におさめておくのが大人のたしな
み。

でも、中にはその“守秘義務”が重荷になって自分一人で抱えきれず、思
わず禁を破ってしまう人もいます。そういう相手を選んでは「ここだけの
話」を吹き込み、巧みに噂を広める輩もいます。

律儀に秘密を守り、誰にも言わずにいたら、しばらくして「え? 本当に
誰にも言っていないの!」と驚かれたことがあります。驚くのはこちらの
ほうですが、こういう確信犯もいますので、ご用心。

結局、「ここだけの話」は「ここだけ」にとどまらないのが常。その手の
話題をふられたら、読み流してしまうこと。いちいち本気で反応している
と、トラブルの種を自ら拾い、育てるようなものです。

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勘違いしている人

場の空気が読めない。自分の立場がわかってない。自己主張ばかりする。
新人、後輩、部下に少なからずいるタイプです。

▼ 根気よく一から教え、理解させる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

なぜ、そうなるかというと、結局、物事や自分の役割が分かっていないの
です。

「常識がない!」と一蹴する前に、そういう勘違いタイプの困ったちゃん
には、一から言い聞かせるように説明します。

注意する時は、必ずその理由と、どうやって直したらいいかを具体的に伝
えます。分からない、知らない、経験がないから暴走するのであって、理
屈やルールを教え、本人が理解すれば、少しずつでも改善されていきます。

気をつけたいのは、注意をするときは一対一ですること。社内やグループ
のMLやブログなど、複数の人の目に触れる場で名指ししたりしないことで
す。メールに限らず対面の場合も同様です。

「それじゃあダメ」「あなたはダメ」と、
否定の対象があいまいだったり、相手の人格を否定したり
するのもNGです。

「こういう書き方は相手に失礼だから、ダメ」
「さっきのあなたの発言は配慮が欠けていましたよ」
と、注意する部分を明確にし、ダメな理由も説明することです。

感情的にならず、相手が気づき、理解するまで
根気よく続けていくことです。

<追記>
 注意する際は「ダメ出しで終わり」にするのではなく
「なぜ、ダメなのか」と「こうしたら良い」という改善策を
 示すことです。

 一度で理解できるとは限らないので
 指摘・教える側は相手が分かるまで継続する
 根気も必要ではないでしょうか。

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