今週は、繰り返し使いがちな言葉についてです。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法          < 多用を避けたい言葉(5)
◆─────────────────────────────────◆
                        「思います」の多用

今週は、繰り返し使ってしまいがちな言葉についてとりあげてきました。

——————————————–
大変ご迷惑をおかけしたと申し訳なく思います
今後は改善していきたいと思います
——————————————–

上記の文例のように「思います」が続くと
逃げ腰で自信がなさそうな印象を与えます。

断言・名言を避けることで、
申し訳ないという気持ちより
「逃げ」の姿勢を印象付けてしまうことに。

特にお詫びのメールなどは
きちっと言い切ったほうが説得力が増します。

————————————————
大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした
すぐに改善いたします
————————————————

————————————————
大変ご迷惑をおかけしました
今後は○○について改善いたします
————————————————

このように、言い切ること
「すぐに~する」と迅速な対応を示すことで
相手に与える印象が変わります。

「思います」も
文になじみやすく、結びの言葉として使いやすいため
繰り返しても気づかず流してしまうことがありますので
読み返してチェックしましょう。

 
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

メルマガ詳細

記事全文を読む

今週は、繰り返し使いがちな言葉についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法     < 多用を避けたい言葉(4)
◆─────────────────────────────────◆
「が」の多用

今週は、繰り返し使ってしまいがちな言葉についてとりあげています。

—————————————————-
担当者からの質問「○○」ということでした
「△△」と回答しました、問題なかったでしょうか?
—————————————————-

上記の文例で多用されているのが助詞の「が」です。

これも、書くべき内容を整理せずに
思いつくまま書いていると、繰り返し使いがち。

「が」で文を繋げようとせず、
書き終えてから読み直し、文を切るようにすると
読みやすくなります。

例えば、こんな感じです。
—————————————————-
担当者からの質問は「○○」ということでした。
「△△」と回答しました、問題はなかったでしょうか?
—————————————————-

接続詞「そこで」を入れると、こんな感じになります。
———————————————————-
担当者からの質問は「○○」ということでした。
そこで「△△」と回答しました、問題はなかったでしょうか?
———————————————————-

このほか
「が」はその前にくる語を強める働きもあるので
強調したい語のあとに使うようにすると
メリハリのある文に仕上げることができます。

そのときも一文に「が」が続かないように気をつけましょう。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

メルマガ詳細
◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 か ら お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

自分のメールに今ひとつ自信が持てない…
そんな方のための基本講座、始まります!

毎週木曜開催
全3回。19:00~20:30(90分)

————————————————–
 【 仕事で差がつく! ビジネスメールの書き方講座 】
————————————————–
<基本編> 
————————————————–

【 当講座のほか、ステップアップ編も開催 】

記事全文を読む

今週は、繰り返し使いがちな言葉についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法        < 多用を避けたい言葉(3)
◆─────────────────────────────────◆
「行う」の多用

今週は、繰り返し使ってしまいがちな言葉についてとりあげています。

—————————————————————-
○○の確認を行わずに、△△の操作を行うと停止する恐れがあります。
—————————————————————-

「行う」もついつい繰り返し使ってしまう動詞です。

でも、よく読み返してみると
使わなくても事足りる、文が成り立つことが多くあります。

上記の文例も
「確認を行わず」を「確認せず」に
「操作を行う」を「操作する」と書き換えることができます。

————————————————————
○○の確認をせずに、△△を操作すると停止する恐れがあります。
————————————————————

「行う」は、使いやすくて便利な動詞のため
繰り返し使っても、気づかないことがあります。

ですが、一文に何度も出てくると、文がもたついて
くどくなるので注意が必要。

「する」や「できる」も同様に、繰り返し使うことが多いです。

読み返して、省いたり、ほかの言葉に言い換えられないか
確認してみましょう。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

メルマガ詳細

記事全文を読む

今週は、繰り返し使いがちな言葉についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法     < 多用を避けたい言葉(2)
◆─────────────────────────────────◆
「など」の多用

今週は、繰り返し使ってしまいがちな言葉についてとりあげています。

—————————————
Aをはじめ、B、Cなどへの導入が簡単なうえ
Dなどのトラブルも解消します。
—————————————

上記の文例で繰り返し使われているのが
「など」です。

複数の例を挙げたり、
いくつか並べたものをまとめて示したり
するときによく使います。

同種類のものがほかにもあることを挙げるときにも
使いますね。

便利な言葉ですが、上記の文例のように
うっかり繰り返し使ってしまうことも。

「など」は、
二つ以上の例やものを挙げるときに使い
一の例しかないときは使いません。

ですから、上記の文例では

「Dなどのトラブル」の「など」はNG。

「Dのトラブル」
「Dのようなトラブル」とします。

「など」と同様の使い方をするのが
「等」です。

ただ、読みには注意が必要です。

「等」は「とう」と読み、
「など」と読むときはひら仮名書きにして
区別します。

「等」も「など」と同じで、使いすぎに注意しましょう。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

メルマガ詳細

記事全文を読む

今週は、繰り返し使いがちな言葉についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法       < 多用を避けたい言葉
◆─────────────────────────────────◆
 「の」の多用

メールでも、メール以外でも
書くことに集中していると、
同じ言葉、語を繰り返し使ってしまうことがあります。

例えば「の」。
————————————–
御社と契約更新条件一つが・・・
————————————–

このように一文に「の」が続くと、間延びして
読みづらくなります。
「の」が繰り返されないように
言葉を整理して整えてみましょう。

——————————————–
御社との契約更新にあたり、条件の一つが・・・
——————————————–

ほかにも
——————————————
当店オリジナル配合豆を使っています。
——————————————

「の」が3つも連続しているので
言葉を言い換えて整理すると…

——————————————
当店オリジナルブレンドの豆を使っています。
——————————————

と、まわりくどい一文がすっきりしました。

今週は、このように、繰り返し使ってしまいがちな
言葉や語についてとりあげていきます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

メルマガ詳細

記事全文を読む

今週は、間違えやすい敬語表現についてです。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 注意したいメールの敬語(5)
◆─────────────────────────────────◆
                         「存じておられる」

今週は、メールで間違えやすい敬語表現について取り上げてきました。

————————————–
○○の件、部長は存じておられましたか
————————————–

「存じる」は「知る」の謙譲語。

対して、「知る」の尊敬語は「ご存じだ」です。

似かよった表現のせいか
この文例のような謙譲語と尊敬語の混同が起こりがちです。

上記の文の主語は「部長(つまり、相手)」なので
「部長はご存じでしたか」
と尊敬表現を使います。

——————————–
○○の件、部長はご存じてしたか
——————————–

自分を主語にして、「知っている」ことを
上司に伝えるようなときには

—————————————-
○○の件についてはすでに存じております
—————————————-

と、謙譲語「存じる」を使います。

冒頭の「存じておられましたか」は
謙譲語「存じる」に尊敬の「おられる」をくっつけたもの。

「知る」の
尊敬語は「ご存じだ」
謙譲語は「存じる」
と区別しましょう。

 
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

記事全文を読む