今週は、入力するとき間違いやすい同音異義語についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法        < 言葉の使い分け(2)
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「最も」と「もっとも」

今週は、入力するとき間違いやすい
同音異義語の使い分けについて紹介しています。

「モットモ」

この言葉には2つの表記があります。

「最も」と書く場合は、一番、何よりもという意味。

例)最も重要な項目、最もつらい出来事

「もっとも」と書く場合は、道理にかなっているという意味で用います。

例)彼の意見はもっともだ。
おっしゃることは、ごもっともです。

この場合の「もっとも」は「尤も」と書きますが、
新聞表記では平仮名で統一されています。

「もっとも」は、自分以外の相手や事態を受けて、
自分もそう思う、と認める意味あいで使います。

また、「もっとも」を接続詞として使うときは、
ただし、とはいうものの
という意味になります。

例)もっとも賛同者ばかりではないが
もっとも十分な資金があれば、の話ですが

「最も」と「もっとも」を混同しないよう
気をつけましょう。

 

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今週は、入力するとき間違いやすい同音異義語についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < 言葉の使い分け
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                         「受賞」と「受章」

「受賞」と「授賞」の使い分けについては
過去に取り上げたことがあるのですが

「受賞」と「受章」の違いについて
問い合わせがあったので、取り上げます。

「受賞」は、賞を受けること。
  例)文部科学大臣表彰受賞者、直木賞を受賞する

 「受章」は、勲章や褒章を受けること
  例)叙勲受章者名簿、紫綬褒章を受章する

 受けるのが「○○賞」といった賞なのか、
 勲章のような“もの”であるのか、の違いで
 書き分けます。

一方、そうした賞や勲章などを授ける側は
「授賞」あるいは「授章」を使います。

例)ノーベル賞授賞式
授章者側からの伝達

「受賞」と「受章」
「授賞」と「授章」

いずれも、読みは同じ「じゅしょう」ですが
受ける側と渡す側で漢字が異なるので、
混同しないように
意味の違いを覚えておきましょう。

今週は、このように
入力するとき間違いやすい同音異義語の
使い分けについて紹介します。

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今週は、使い方が気になる敬語を取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 気になる敬語(3)
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「使用されてください」

今週は、日ごろ気になる敬語について取りあげています。

————————————
この項目は外して使用されてください。
————————————

「する」の尊敬語「される」を使ったのが
上記の「使用されてください」と思われます。

しかし、この場合
「される」ではなく「なさる」を使い
「使用なさってください」
とするのが適切です。

————————————
この項目は外して使用なさってください。
————————————

「する」をことさら敬語に変換しなくても
「使用してください」
「ご使用ください」
でも意味は通り、相手に失礼にもなりません。

同様に
「注意されてください」
という言い回しも

「注意なさってください」
「注意してください」
「ご注意ください」
とするのが適切です。

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今週は、使い方が気になる敬語を取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法               < 気になる敬語
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「講師をさせてもらいます」

———————————————-
地元の経済団体からご依頼をいただきましたので、
○○のセミナー講師をさせてもらいます。
———————————————-

この一文は、
自分が講師をすることを読み手に告知するために
書かれたものです。

「地元の経済団体から依頼があり、セミナー講師をする」
という文意ですが

依頼元の「地元の経済団体」への敬意を
「講師をさせてもらう」と自分のことを低めることで
表しています。

でも、もう少しスッキリ書き換えられないでしょうか。
例えば……

————————————
地元の経済団体からご依頼をいただき、
○○のセミナーで講師を務めます。
————————————

ご依頼をいただきましたので → ご依頼をいただき
講師をさせてもらいます   → 講師を務めます

敬語は、依頼元である地元の経済団体に対してだけ使い … 1行目
講師を引き受ける自分のことには用いない       … 2行目
という書き方に替えてみました。

2行目も「講師を務めさせていただきます」と書いてしまいがちですが、
謙譲語「~いただく」が重複するので避けます。

今週はこのように
気になる敬語について取りあげていきます。

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今週は、気になった言葉をピックアップして紹介します。
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仕 事  の メ ー ル 作 法                 < 気に留めておきたい言葉(5)
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                       「うがった見方をする」

今週は、知っておいて損はない慣用句や言葉を
紹介してきました。

「うがった見方をする」

この言葉を
「疑ってかかるような見方をすること」という意味と
思っていませんか?

「うがつ(穿つ)」とは、
穴をあけるとか、突き通す
という意味があります。

例)トンネルをうがつ。
壁に穴をうがつ。

このほか、事態の真相や人の胸の内を的確に把握することにも
「うがつ」を用います。

例)その指摘こそ、真実をうがっている。

したがって、
「うがった見方をすれば」は
物事の本質を的確に捉えた見方という意味です。

ちなみに「うがつ」も「掘る」も
物に穴をあけることを指しますが、

「掘る」は土などを取り出すことによって、結果的に穴をあけること。
例)井戸を掘る。
畑で芋を掘る。

「うがつ」は、穴をあけることに焦点を当てた言葉という
違いがあります。

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今週は、気になった言葉をピックアップして紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法        < 気に留めておきたい言葉(4)
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「木で鼻をくくる」

今週は、知っておいて損はない慣用句や言葉を
紹介しています。

「木で鼻をくくる」

これは、元は
「木で鼻をこくる」でしたが、
「こくる」の誤用である「くくる」が一般化したもの
だそうです。

「こくる」とは「こする」という意味で、
「木で鼻をこする」とは、木で鼻水をこすって取り除くこと。

かつて商家では、使用人が鼻をかむのに
ちり紙はもったいないと、木で鼻をこすって取らせていた
ことから転じて、

ひどく冷淡な対応をする様子
を指します。

例)木で鼻をくくったような説明に終始した。

「木で花をくくる」は間違いなので
注意しましょう。

ちなみに
「くくる」は、束ねる、ひとまとめにすることです。
例)古紙をひもでくくる。
話を締めくくる。

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