今週は、きちんとした印象を与える言葉遣いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 改まった言い方(5)
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覚えておきたい言い回し

ビジネスメールのやりとりで、押さえておきたい言葉があります。

「ありがとうございます」
「恐れいります」
当メルマガでも繰り返し述べていますが、
「すみません」より「ありがとうございます」。
このひと言で、ぐっとポジティブな印象を与えることができます。
「恐れいります」も「すみません」に代わる言葉として重宝します。
相手に時間を割いてもらうような場合は「お忙しいところ、恐れいります」
と使います。

「失礼いたしました」
「申しわけございません」
行き違いや思い違いというのは誰にもあるもの。そんなときに役立つのが
「失礼いたしました」です。
相手に迷惑をかけた場合は「すみません」ではなく
「申しわけございません」がきちんとした印象を与えます。

「お手数ですが」
相手に手間をかける場合、添えたいひと言です。
実際に足を運んでもらうようなときは「ご足労ですが」
「ご足労をかけますが」というフレーズもあります。

「いかがでしょうか」
「いかがいたしましょうか」
「どうしたらいいか」分からないとき、「どうするのか」という判断を
相手に仰ぐ言い回しです。ぶっきらぼうに「どうですか」と問うよりも
感じがよく、相手への配慮を感じさせる言葉です。

今週取りあげてきた「改まった言い方」は、服装に置き換えると
Tシャツにジーンズ、サンダル履きではなく、
スーツにネクタイ、スーツにパンプスといういでたちで相手に接すること。

相手への敬意や大事にしたい気持ちを「形」にしたのが
改まった言葉遣いであり、TPOに合った服装です。

上記のフレーズだけでも意識して使うようにすると、
あなたの印象もワンランクアップしますよ。

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今週は、きちんとした印象を与える言葉遣いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 改まった言い方(3)
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「拝」のつく言葉

添付メールのやり取りをするようになって、よく使うようになった言葉に
「拝受しました」があります。

例)○○の資料、拝受しました。

以前は、手紙などを受け取ったときに使われていましたが、
最近ではメールのやり取りの際にも見かけるようになりました。

同じ意味の改まった言葉としては「受領いたしました」もありますね。
一方、相手に受け取ってもらう場合は「ご査収ください」を使います。

「拝受」以外にも、「拝」をつけることで改まった言いまわしになる
言葉をご紹介しましょう。

見ました  ⇒ 拝見しました
読みました ⇒ 拝読しました
聞きました ⇒ 拝聴しました

借りる ⇒ 拝借
例)先日、拝借しておりました資料ですが・・・

察する、推測する ⇒ 拝察
例)ご心労のことと拝察します。

何にでも「拝」をつければいいというものではありませんが、
上記の言葉は改まった表現として
知っておいてようのではないでしょうか。

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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 改まった言い方(2)
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                           人を表す言葉

話し言葉で自分のことを「わたくし」と言っている人を見ると
感じがいいなと思います。

書き言葉の場合は「私」と書いて
「わたくし」「わたし」両方の読みで使います。
ですが、実際は「私=わたし」として使っていることが多いですね。

ですから、改まったメールを書くときは、私の場合、敢えて平がなで
「わたくし」とすることがあります。

相手の名前や社名には「様」をつけると改まった印象になります。
初めてメールする相手や、他社の名を挙げるような場合
「山崎様からお聞きしました」
「ABC商事様です」
のように使います。
相手と懇意になると「様」のままでは堅苦しいので
「さん」に呼び方も変わっていくことが多いです。

名前が特定できない場合は、次のように書き(言い)換えると
改まった印象になります。

「人」⇒「方」
同席された女の人 ⇒ 同席された女性の方
受付の人 ⇒ 受付の方
どの人 ⇒ どの方

「誰」⇒「どちら様」「どなた様」
※これはどちらかというと、話し言葉で使うことが多いですね。

誰に聞いたらいいですか?
⇒ どなた(様)にお尋ねすればよろしいですか?

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仕 事 の メ ー ル 作 法               < 改まった言い方 >
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言葉遣いが与える印象

若いころは、
目上の人や客先にも、ある程度ラフな言葉遣いのほうが
親近感がわいて良い、と思っていました。

物を知らず勉強不足であることを
自分に都合よくすりかえ
楽に対処しようとしていた節があります。

例えば、電話応対でも
家庭の奥様が「はい、○○でございます」と対応するのを聞いて
気取ってると思ってました。

でも、今はたとえ一般家庭でもそのように丁寧な応対ができる女性は
きちんとしたご家庭の奥様なんだなと感じます。
できれば、自分も家族のために、そうした言葉遣いを心がけなければ
とも思います。

メールでは分かりづらいですが
自分のことを「わたくし」と言える人は
男女関わらず素敵だなと思います。

改まった言葉遣いは、時として堅苦しいとか気取った印象にもなりますが
意識して適切に使えば、その人の印象もワンランクアップします。
丁寧に言い換えることは、相手への敬意にもつながるからです。

今週は、そんな丁寧な言い回しをピックアップして
紹介していこうと思います。

余談ですが、服装にも同じことが言えますよね。

スーツやシャツ、ネクタイを選ぶ基準は
自分のために着飾るというより、
相手に不快感を与えず、相手への敬意を表すことでもあるはず。

見られること、相手に与える効果を計算して
コーディネートしている人は高価なブランド物でなくても
清潔で誠実な印象を与えるものです。

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