今週は、きちんとした印象を与える言葉遣いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 改まった言い方(2)
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                           人を表す言葉

話し言葉で自分のことを「わたくし」と言っている人を見ると
感じがいいなと思います。

書き言葉の場合は「私」と書いて
「わたくし」「わたし」両方の読みで使います。
ですが、実際は「私=わたし」として使っていることが多いですね。

ですから、改まったメールを書くときは、私の場合、敢えて平がなで
「わたくし」とすることがあります。

相手の名前や社名には「様」をつけると改まった印象になります。
初めてメールする相手や、他社の名を挙げるような場合
「山崎様からお聞きしました」
「ABC商事様です」
のように使います。
相手と懇意になると「様」のままでは堅苦しいので
「さん」に呼び方も変わっていくことが多いです。

名前が特定できない場合は、次のように書き(言い)換えると
改まった印象になります。

「人」⇒「方」
同席された女の人 ⇒ 同席された女性の方
受付の人 ⇒ 受付の方
どの人 ⇒ どの方

「誰」⇒「どちら様」「どなた様」
※これはどちらかというと、話し言葉で使うことが多いですね。

誰に聞いたらいいですか?
⇒ どなた(様)にお尋ねすればよろしいですか?

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