今週は、不確かな情報を伝達しないための心得についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法     < 正確な情報の伝え方
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                        「いつ」の情報か?

 ビジネスメールの目的は
 早く、正確に情報を伝えることです。

 しかし、スピードを重視するあまり、
 不確かな情報、あいまいな情報をきちんと確認しないまま
 伝達してはいないでしょうか。

 メールには「CC」という複数の人に一斉に送信できる同報機能や
 人からのメールを簡単に「転送」できる機能もあるので
 情報を拡散するのはたやすいですが

 だからこそ、
 噂や憶測、根拠のない情報をうのみにして
 そのまま広げるのではなく
 自分で“裏をとる”“確認する”作業が必要です。

 正確な情報を伝える際に
 気をつけることの一つが
 それは「いつ」の情報か、ということ。

 災害時には様々な情報がメールだけではなく、
 ツイッターやフェイスブックなどのSNSでも大量に流れてきますが、
 過去の情報がいつまでも拡散し続けられている、ということが
 起っていました。

 1週間前のメールと今日のメールでは
 状況が変わっていることの方が圧倒的に多いです。

 メールを受け取る時も、送るときも
 情報の鮮度を気に留めておきましょう。

 メールでやり取りする際も
 「9月5日の時点で、こういう状況です」
 のように日時を明記すると、目安になります。

 今週は、メールを送る時、受け取る時
 正確な情報を伝達するために
 どんなことに気をつければよいかを考えていきましょう。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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 ビジネスメールでうっかり間違いやすい敬語の使い方について
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