今週は、勘違いしやすい言葉の変化についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                                                        < 勘違い言葉
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                       「味あわせてもらった」

 「潔い」を「いさぎがいい」
 「とんでもない」を「とんでもありません」
 のように、本来は一語で意味をなす言葉を
 分解・変化させて使っていることがあります。

 (参考)
 

 「味あわせる」もその一つです。

 元の動詞「味わう」を「味あう」と間違えることはなくても、
 変化形の「味わわせる」は「味あわせる」と間違いやすいです。

 動詞「味わう」のワ行五段活用は
 語幹「味わ」が
 味わワ(ない)・味わイ(ます)・味わウ・味わエ(ば)・味わオ(う)
 と変化します。

 「味わう」の未然形「味わわ」+使役の助動詞「せる」
 が付いて「味わわせる」となります。

 「味」+「合わせる」で「味あわせる」という語になるわけではなく、
 「味あわせる」という言葉はありません。

 × これまでにない充実感を味あわせてもらいました。

 ○ これまでにない充実感を味わわせてもらいました。

 今週はこのように
 本来の言葉を変化させて使っている間違いについて
 取りあげていきます。

 

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 【しごび】 の お す す め
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このブログの記事を書いています。
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今週は、メールを書くときの心得についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 文章を書くために大切なこと(5)>
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                             手放す勇気

 今週は、プロの作家も心がけている
 文章を書くために大切なことを
 ビジネスメールに置き換えて紹介してきました。

 書籍「小説講座 売れる作家の全技術」の
 「作家になるために大切な四つのポイント」の最後には

  4)手放す勇気を持つ

 とあります。

 プロの作家でさえ
 「時にはどうしても筆が進まない日」があり、
 突破口が見つからないときには
 「思い切って離れる勇気を持つ」
 とあります。

 メールやビジネス文書も
 いつもより気を遣う相手や内容のときは
 時間をかけて丁寧に書こうとします。

 でも、枝葉末節を気にするほど
 本来伝えるべきポイントが分からなくなっていき、
 時間ばかりが過ぎて、焦るほどますます書けなくなる
 という悪循環に……。

 そうすると、書くのが嫌になってきます。

 このような悪い循環に陥らないためにも
 頭の中であれこれシミュレーションし、
 内容をまとめてから書こうとするのではなく

 不完全でいいので、まずは書いてみることを
 お薦めします。

 頭の中で考えていることを
 「手放して」文字にしてみるのです。

 一旦、書き出し、読み返して
 足りない部分、意味の通らない部分を補足し
 仕上げていく方が
 結果的に必要以上に時間をかけずに
 文章がまとまります。

 「うまく書かねば」「きちんと書かねば」と
 気負って100点を目指すより、

 60点から始めて、
 手直しして80点になればよしとする
 という感覚。

 自分で読み返して、納得いかなければ、
 周囲の人に読んでもらうと、
 どこが分かりにくいか、
 自分が伝えたいことが書けているか
 がはっきりします。

 書くのに行き詰ったときは
 自分ひとりで抱え込まず
 人に読んでもらい確認すること。

 自分で書いた文章を、自分以外の人に
 「手放して」みると
 客観的に自分の文章に足りないポイントが見えてきます。


 また、ずっとパソコンの前にいると
 手も思考も固まってしまうので、

 一度席を離れ、別のことをして気分転換してから
 再度書き始める方が効率も上がります。

 文章を書くのに行き詰ったときは
 試してみてください。
 

 <参考文献>
  「小説講座 売れる作家の全技術」
  



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 【しごび】 の お 知 ら せ 
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 まぐまぐニュースに先週のメルマガ記事が
 紹介されました。


 気になる敬語として、
 「いただく」の多用と「ご持参してください」について
 とりあげています。

 ▼ついつい「いただく」を多用。メールで敬語だらけを回避する方法
 




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今週は、メールを書くときの心得についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 文章を書くために大切なこと(4)>
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                             毎日書く

 今週は、プロの作家も心がけている
 文章を書くために大切なことを
 ビジネスメールに置き換えて紹介しています。

 書籍「小説講座 売れる作家の全技術」には
 「作家になるために大切な四つのポイント」の三つ目に

  3)毎日書く

 が挙げられています。

 プロの作家は、毎日決まった分量を書き、
 「翌日書いたものを読み直す、
  文章に手を加える、チェックする。
  それを毎日繰り返すことでしか、作家の人生は前に進みません」
 とあります。

 なぜなら、
 「車のエンジンと同じで、一日冷えてしまうと
  なかなか回転が上がらない」
 から。

 職場のメールのやり取りは
 365日1年中というわけではありませんが、
 出社している間はほぼ毎日しているのではないでしょうか。

 だから、結果的に
 毎日書いている状態に近いです。

 ほぼ毎日書くからこそ、
 時短に努め
 工夫ができます。

 書いたメールをその都度
 「読み直す、文章に手を加える、チェックする」という
 繰り返しは、一見面倒に思えるかもしれませんが、

 それを続けることで
 簡潔で、用件が明快に伝わるメールが
 早く書けるようになります。

 つまり、毎日
 文章の訓練(ウォーミングアップ)をしているのと同じ効果が
 得られるのです。

 仕事でやりとりするメールやビジネス文書を書くのに
 「文才」は必要ありません。
 必要なのは、日々の「訓練」です。


 「自分は文章を書く素質がない」「自信がない」
 と思っている人ほど、
 仕事でやりとりする際のメールや文章が
 きちんと書けていることが多いのですが

 その理由は
 文章を書くことに自信がない人ほど、
 「読み直す、文章に手を加える、チェックする」
 習慣があるからです。

 逆に言えば、そうした習慣がある人は
 きちんとした文章が書ける人です。


 <参考文献>
  「小説講座 売れる作家の全技術」
  


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【しごび】 の お す す め
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 文章を書くために大切なこと(3)>
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                         書いたら読み返す

 今週は、プロの作家も心がけている
 文章を書くために大切なことを
 ビジネスメールに置き換えて紹介しています。

 書籍「小説講座 売れる作家の全技術」には
 「作家になるために大切な四つのポイント」の二つ目に

  2)自分の原稿を読み返す

 が挙げられています。

 「原稿」を
 自分が書いた「メール」や「文章」に
 置き換えてみましょう。

 メールを書くときに想定される
 3つのパターンがあります。

 1)時間がなく、急いで書いたメールを
   書き上げた瞬間すぐ送ってしまい、後で間違いに気づく。

 2)ひとまず書いてみて、読み返し、文章を整えてから送信する。

 3)いい文章を書こうとして、
    書いては直しているうちに時間が経過。
    1本のメールを書くのに、ものすごく時間がかかる。

 ミスのないメールを、スピーディーに送信するには
 2)のパターンが理想です。

 1)のように読み返さずに慌てて送信したメールは
 後で、添付し忘れや文字の間違いなど、
 失敗がつきもの。

 3)は、あ~でもないこうでもないと文章をこねくり回しているうちに
 自分でも何を書かねばならないのかが分からなくなり、
 必要以上に時間がかかることに。

 1回で完璧な文章を書こうとするのではなく
 一度、伝えるべき用件を書き出してみて、

 相手の立場で読み返し、
 不足している情報や、書き足りてない内容を追加し、
 文字や表現の間違いを確認します。

 読み返し、文章を整える。
 メールや文章の上達に必要なのは、この作業です。

 メールでは
 手紙のような丁寧さや季節感、
 小説のような華麗な文体や凝った表現は求められていません。

 それよりも、
 誰が読んでも用件や真意が伝わるように
 事実を正しく、分かりやすい表現で
 簡潔に伝えることが重要です。

 当メールマガジンでも
 「読み返す」ことの大切さは繰り返し述べていますが、
 改めて強調する次第です。


 <参考文献>
  「小説講座 売れる作家の全技術」
  


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 【しごび】 の お す す め
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 同じ売り込まれるなら
 気持ちよく買いたい!
 ですよね。

 
 第242号 売り込まない弊害
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 その答えが、このメルマガを読めば分かります。

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                         正確な言葉を使う
今週は、プロの作家も心がけている
文章を書くために大切なことを
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書籍「小説講座 売れる作家の全技術」には
「作家になるために大切な四つのポイント」の一つ目として

1)正確な言葉を使う

が挙げられています。

本書には
「辞書をいつも手元に置いておいて、少しでも怪しいなと思ったら
辞書を引きましょう」
とあります。

広辞苑のような分厚い辞書を手元に置かなくても
インターネットで「大辞泉」や「大辞林」といった辞書サイトや
辞書アプリへアクセスして調べることができます。

本書には、次のようにも書かれています。

「まずは自分の日本語力を疑うこと、そして辞書を引くことを
ぜひ習慣にしてください」

パソコンやスマートフォンで文字入力すれば、
自動的に文字変換され、自分では書けないような
難しい漢字も文章に反映できますが、

自動変換機能に頼り過ぎると
同音異義語を意味を取り違えて使ってしまうような
間違いも起こります。

パソコンでメールや文章を書いているときも
「あれ?」とか「おや?」と気になる表記や表現があれば、
すぐに調べ、確認してみましょう。

当メールマガジンでお薦めしているのが
共同通信社の「記者ハンドブック」です。

ハンディな新書サイズで
デスクの上に置いていても邪魔にならず
すぐ取り出せます。

新聞に用いられている用字用語集なので
表記の基準を本書に置いておけば
迷った時の指針になります。

自分に合ったツール、方法でよいので
うろ覚えの言葉や曖昧に理解している言葉に出合った時は
調べて確認してみてください。

<参考文献>
「小説講座 売れる作家の全技術」

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【しごび】 の お 知 ら せ
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まぐまぐニュースに先週のメルマガ記事が
紹介されています。

気になる敬語として、
「いただく」の多用と「ご持参してください」について
挙げています。

 ▼ついつい「いただく」を多用。メールで敬語だらけを回避する方法

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今週は、メールを書くときの心得についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < 文章を書くために大切なこと >
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                          4つのポイント

 作家の大沢在昌氏が
 作家になるために必要な技術を惜しげもなく公開した講座を
 書籍化した
 「小説講座 売れる作家の全技術」 
 という本があります。

 その中に「作家になるために大切な四つのポイント」として、
 「作家として食う」ために必要とされる文章の書き方が
 紹介されていました。

 わたしは小説家になりたいわけでも
 このメールマガジンで、小説の書き方を述べたいわけでも
 ありません。

 でも、本書にある
 「作家になるために大切な四つのポイント」は
 「書く」という行為を続けるという点で
 毎日のように職場で行うメールのやり取りをするうえでも
 必要な内容だと思いました。

 その4つのポイントとは…

  1)正確な言葉を使う
  2)自分の原稿を読み返す
  3)毎日書く
  4)手放す勇気を持つ

 です。

 そこで、
 今週は、プロの作家も心がけている
 文章を書くために大切なことを
 ビジネスメールに置き換えて
 紹介していきたいと思います。


 <参考文献>
  「小説講座 売れる作家の全技術」
  



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【しごび】 の お す す め
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 このメールマガジンの内容を反映した
 1冊目の著書です。

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