今週は、要点がひと目でわかる簡潔なメールの書き方についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 簡潔に書く(2)>
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伝えたいことを整理
結論を先に述べる場合、
まず、次の順番でメールに書くことを整理してみましょう。
1)最も相手に伝えたいこと、聞き出したいこと(ポイント)
2)その理由
3)経過や詳細、補足
例えば、
1)異業種交流会の講師を依頼したいが
可能か?
2)次回の会合のテーマが何で
その専門家から話を聞きたい
(ので、あなたに講師を依頼したい)
3)交流会の主旨、参加者はどんな人か
参加のメリット、謝礼など
ところが、文章を組み立てるときは
えてして上記の逆
3)詳細→ 2)理由→ 1)ポイント
の順に文を作ってしまうのです。
こんな異業種交流会があり、もりあがっている。
次はこんなテーマで話ができる講師を探している。
ついては、あなたに講師をお願いできないか?
というように
書く側は順番立てて書いているつもりでも
3)や2)の内容を書き込み過ぎて
最も知りたい1)が後回しになってしまう
ことが往々にしてあります。
文章に限らず、電話や会話でも
2)の理由を先に説明しようとして
相手にポイントが伝わらず
もどかしい思いをしたことがありませんか?
メモでいいので、これから伝えようとすることを
上記の1)2)3)に分けて整理してみましょう。
簡潔に書くためには
まず、相手に伝えるべき内容の優先順位を
把握することから始まります。