今週は、気になる敬語の使い方を取り上げます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                                                      < 気になる敬語 >
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                        敬意の対象はだれ?

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 9月8日に、○○会長、△△社長など10名以上の登壇者の方をお招きして、
 ビジネスフォーラムを開催します。
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 上記はビジネスフォーラム主催者からの告知メールです。

 有名企業の会長や社長などがゲストとして登壇することが
 目玉でもあるのですが
 「登壇者の方をお招きして」という言い回しは

 「登壇者の方」は「登壇者」とし、
 続く「お招きして」のような敬語も不要。

 主催者にとっても、参加者にとっても
 ゲストがスゴイ人達ではあっても
 イベントの登壇者として
 固有名詞を挙げる程度の紹介で十分と感じます。

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 9月8日に、○○会長、△△社長など10名以上の登壇者による
 ビジネスフォーラムを開催します。
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 社外の相手に
 自社の上司の言動を伝える時に
 「弊社の社長が○○とおっしゃっていたので…」
 と尊敬語を使うケースがありますが

 敬意の対象は
 自社の上司ではなく、社外の相手。

 「弊社の山田が○○と申しておりましたので……」
 と自社の上司の「言う」という行為は
 謙譲語「申す」とします。

 上記に挙げた告知メールも
 主催者にとっての敬意の対象は
 告知をする相手(メールの受け手)であって
 登壇者ではないと考えると

 「登壇者の方をお招きして」といった敬語の使い方に
 疑問を感じました。

 今週はこのように
 気になる敬語の使い方について紹介していきます。

 

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今週は、使い方が気になる敬語を取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 気になる敬語(3)
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「使用されてください」

今週は、日ごろ気になる敬語について取りあげています。

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この項目は外して使用されてください。
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「する」の尊敬語「される」を使ったのが
上記の「使用されてください」と思われます。

しかし、この場合
「される」ではなく「なさる」を使い
「使用なさってください」
とするのが適切です。

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この項目は外して使用なさってください。
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「する」をことさら敬語に変換しなくても
「使用してください」
「ご使用ください」
でも意味は通り、相手に失礼にもなりません。

同様に
「注意されてください」
という言い回しも

「注意なさってください」
「注意してください」
「ご注意ください」
とするのが適切です。

記事全文を読む

今週は、使い方が気になる敬語を取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 気になる敬語(2)
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「やらせていただいています」

今週は、日ごろ気になる敬語について取りあげています。

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昨年から社内で広報紙をやらせていただいています。
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「やる」という言葉は
日常会話でもよく使われますが、
「する」よりも俗でくだけた表現です。

「やる」を謙譲語に変換して
「やらせていただく」としても
敬語としてはちぐはぐな感じがします。

しかし、「する」を「させていただく」に変換しても
この場合、広報紙を担当することは
相手の許可を得てすることではないので
「広報紙をさせて~」という言い回しも
適切ではありません。

上記の文例を書き換えると……
————————————————
昨年から社内で広報紙の制作を担当しております。
————————————————

「担当しております」は「担当しています」でも
よいでしょう。

「広報紙をやっている」ではなく
口頭でも、メールで書く場合でも
「広報紙を担当している」
とする方がきりっとした言い回しになります。

そのほかにも
————————————————–
今日は主題歌をやらせていただいた映画の公開日です。
————————————————–
という文例も

—————————————-
今日は主題歌を担当した映画の公開日です。
—————————————-
とする方が適切です。

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今週は、相手がカチンとこない言い回し、依頼編です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 角の立たない言い回し(2)
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大事なのは「お願いする」姿勢

今週は「依頼する」場合の
角の立たない言い回しを紹介しています。

依頼の際は、命令調から問いかけに
「~してください」⇒「~していただけますか」
と変換することを前回述べました。

このほかに
「~してください」⇒「~をお願いします」
と変換する方法もあります。

例)
30日までに返信してください。

30日までに返信をお願いします。

打ち合わせの日程を変更してください。

打ち合わせの日程変更をお願いします。

※丁寧に書く場合は「お願いいたします」。

※文の前に「大変申し訳ないのですが、」を添えると
より丁寧な印象に。

特に、社外や目上の相手に
こちらの都合で変更を依頼するような場合は
事務的に「~してください」と処理せず
「~をお願いします」という言い回しを用いることを
お勧めします。

すでに決まっている予定を
変えてもらう手間を相手にかけるからです。

相手の時間や手間をかける可能性のある頼みごとは
聞き入れてもらって当たり前なのではなく
相手から時間や労力を奪っていることも念頭に置き
「お願いする」という姿勢を持ちましょう。

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【しごび】 の お 知 ら せ
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「まぐまぐ!ニュース」でこの記事が取り上げられました。

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今週は、気になるメールの敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 気になる敬語(5)
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「お戻りして」

今週は、気になる敬語の使い方について
例を挙げて取りあげてきました。

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準備を終えたら、私は一旦会場を離れますが、
18時50分ごろにはお戻りして、お手伝いいたします。
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上記の文例は、
営業担当者が販売担当者に宛てた
イベント会場での対応連絡のメールです。

メールの差出人である営業担当者にとって
販売担当者は外部の人のため、敬語を使っているのですが
2行目の「お戻りして」に違和感を覚えます。

文の最後で「お手伝いいたします」と
「する」の謙譲語「いたします」を使っているので
その前の「お戻りして」は敬語にする必要はなく、
「戻り」とするか、
「戻ってきますので」とすれば十分です。

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準備を終えたら、私は一旦会場を離れますが、
18時50分ごろには戻り、お手伝いいたします。
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あるいは
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準備を終えたら、私は一旦会場を離れますが、
18時50分ごろには戻ってきますので、お手伝いいたします。
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自分が「戻る」のではなく
相手に「戻す」場合は
謙譲語「お~する」を用いて
「お戻しする」とします。

例)明日、原稿をお戻しします。

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今週は、メールを書くときのひと工夫についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 気になる敬語(4)
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「拝見させてもらいました」

今週は、気になる敬語の使い方について
例を挙げて取りあげています。

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これまでに、500冊近い経営者の手帳を
拝見させてもらいました。
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上記の文例にある
「拝見させてもらいました」は
「拝見しました」と
「見させてもらいました」を
ミックスしてしまったものと思われます。

「見る」の謙譲語は「拝見する」なので、
上記の文例は
————————————
これまでに、500冊近い経営者の手帳を
拝見しました。
————————————
とします。

一方、
相手の許可・承認を得て行うことを謙遜して伝えるとき、
「見る」に助動詞「させる」と
「もらう」の謙譲語「いただく」を用いて
「見させていただく」
という言い回しもあります。

ですから
「手帳を見させていただきました」
とすることもできます。

ただ、文をすっきりまとめるなら
「拝見しました」
をお勧めします。

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