今週は、気をつけたい表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < メールの失言(5)
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「理由は後付け」

今週は、相手に失礼にならない“ものの言い方”について
取り上げてきました。

最後に、私自身の失敗談をご紹介します。

ある客先に、名刺のデザインを提案しに行った際
マークの制作意図を伝えるときに、つい
「理由は後づけですが…」
と口にしてしまい、担当者は苦笑い。

これ、「デザインありきで、理由は後から付け加えました」
と言っているのと同じ。

懇意な相手で、
デザイナーの仕事に全幅の信頼を寄せてくださっていたので
私が口走った余計なこともさらっと聞き流してもらえましたが
後で自分でかなり反省しました。

たとえ、相手が
デザイン案に真っ先にとびつきチェックを始めても
その意図や理由をきちんと説明できなければ
提案したことにはなりません。

話し言葉も書き言葉も
ついうっかり言ったり、書いたりしたことが
思わぬトラブルを招くことがあります。

ビジネスメールも
その場の感情や思いつきで書きたてず

一度冷静に伝えるべきことを整理し
そう書くことによって相手に与える効果や影響を考慮してから
送信ボタンを押すようにしたいですね。

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今週は、気をつけたい表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < メールの失言(4)
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「~がバカだから」

今週は、相手に失礼にならない“ものの言い方”について
取り上げています。

以前、勤めていた職場の上司や
前任の上司などのことを指し
「○○がバカだから…」
と批判めいたことを言う人がいます。

自分はそれで溜飲を下げているつもりかもしれませんが
そんなことを書いたり、人前で言っている人物のことを
他人はどう思うでしょう。

会うたびに、職場や上司の愚痴をこぼす人がいますが
私はそういう人の話を読んだり、聞くたび
「あ~、いつか私も、この人にこんな風に言われるのかも…」
と相手のことを見ます。

警戒はしても、相手に心を開くことがなくなっていくのです。

このように、ビジネスの場に限らず
人の悪口や愚痴は、それを口にしたり書いたりする人自身の
評価を下げるだけで、良いことにはなりません。

▼ 相手の人間性ではなく、事例や事実を挙げて説明
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
自分の感情だけで好き嫌いや批判をしても
人からの同意や納得は得られません。

相手の人間性を批判したり、嫌悪の感情を露わにしたりするのではなく
具体的な例を挙げ
「もっとこうすればいいのに」「こういう考え方もあると思う」
と別案や方法を述べるほうが建設的です。

その人物そのものを攻撃するような物言いではなく
事例や事実で説明するだけでも
人に与える印象は変わってきます。

相手に対するネガティブな感情を
ずっと根に持つタイプの人、
人の意見に左右され、自分で客観的な判断ができない人

いずれも、負の感情にとらわれ、
そこから抜け出せないケースです。

目先のことにとらわれず、
もっと引いた視点で物事を見つめる
一方向から捉えるのではなく
別の立場・視点で見直してみることも必要ではないでしょうか。

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今週は、気をつけたい表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < メールの失言(3)
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「欠員ができたので」

今週は、相手に失礼にならない“ものの言い方”について
取り上げています。

あるセミナーの主催者から
「欠員ができたので、出席してもらえないだろうか」
と、メールで急に連絡がありました。

懇意な相手なら、時間の都合さえつけば、
「も~、仕方ないな~」とお付き合いもするところですが、
それほど面識のない相手から突然のメール。
どう反応していいものか、正直、困りました

あからさまに「欠員ができたので」と誘われても
「頭数揃えに動員されるの?」と良い気持ちはしません。

「欠員ができたので」とぶっちゃけず、
「まだお席はありますで、よかったらご参加になりませんか」と
誘えば、受けとめる側の印象も変わります。

同様に
「ほかがだめだったので、こちら(あなた)ならいいかと思って」
という他と比較した表現も相手を軽んじていて失礼です。

「ほかがだめだったので」とわざわざ書き添えずに
「こちら(あなた)しかお尋ねするところがなくて」
「こちら(あなた)なら、きっとご存じだろうと思って」

という一文にすると、相手に対し「その他大勢の中の一人」ではなく
「特別な存在」として見ているということが伝わります。

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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < メールの失言(2)
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                       「かわいいもんですよ」

今週は、相手に失礼にならない“ものの言い方”について
取り上げています。

仕事上、先輩にあたる年上の相手が
自分の苦労話を綴ったメール。

ご苦労は確かにわかるけど
今だってその数倍大変な状況があったりもする。

あなたが在職していた昔ばかりが大変だったわけじゃない!
と、つい反発心がわいて

「そんなのまだかわいいもんですよ」

と返信してしまったら、
その後、メールが途絶えてしまった。
という経験談を聞きました。

▼ 相手は何を望んでいるかを見極める
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
年長者の苦労話に
謙虚に耳を傾けなくてはいけないと思いながら
「でも」という疑問や反発心を抑えられない時って
確かにあります。

意見の一つも返したくなりますが
年下の相手から年長者に
「かわいいもんですよ」
は少々言葉が過ぎたようです。

相手には生意気、何様と捉えられたかもしれません。
このような場合

「確かに、その頃は大変だったと思います。
ですが、今でも○○なんですよ」

と、相手の言動を認め、受け入れたうえで
「以前に比べ、現状はこうです」とか
「今ではこんなに変わっています」と
現在の状況を事実だけ、端的に伝えるとよいのではないでしょうか。

立場に関係なく率直に意見を交わした方がいい場面と
相手の要望を受け入れ、それに応えることを求められる場面とがあります。

この場合は後者で、
年長の相手は意見を求めたかったのではなく
自分の体験談を聞いてほしかった、伝えたかった
だけだったのだと思います。

 
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < メールの失言
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「若返りましたね」

メールに限ったことではありませんが、本音ではそう思っていても
言ってはならないこと、書いてはならないことがあります。

相手の面子にかかわること、相手のプライドを傷つけることなど
自分が言われて嫌なことは相手も同じように感じるはず。

本音や正論は直球でぶつけてしまうと
相手ばかりではなく自分もけがをすることがあるだけに
取り扱いには注意が必要です。

効果や影響を考えたうえで敢えて言う本音や正論と
何も考えずに思ったことをそのまま言うのは違います。
だから、ものの言い方を学ばなければならないと思うのです。

今週は、私自身の失敗も含め、書いてはならない
メールの失言を取り上げていきたいと思います。

▼ 自分で言うのと人に言われるのでは感じ方が違う!?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私が後で「しまった!」と思った失敗の一つに
久しぶりに見かけた目上のかたに
「なんだか以前より若返りましたね」
と言って(書いて)しまったことです。

お世辞でも何でもなく、
本当にそう思ったからこその発言なのですが
後で考えて、やはり失礼だったと反省しました
(相手のリアクションがすべてを物語っていたので…)。

自分で「10歳若返った気がします」というのは問題ないと思うのですが
人に「若返りましたね」「若返ったんじゃないですか」と言うのは
「実際は若くはない」と認めたうえで
「だけど、若く見えますね」と言っているのと
同じことに感じられるからです。

こういう場合は
「いつも若々しいですね」
とした方がよかったと思っています。

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今週は、読者のかたからの質問にお答えします
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  仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(2)
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                       「申し訳ありませんが」

VOL.1083 お詫びの言葉の後の「が」の使い方について、

次の質問をいただきました。

<読者からの質問>————————————————

メルマガの本文に記載のあった文章ですが、
▼ お詫びの言葉の後の「が」
とあります。

例えば、下記のような文章の場合もおかしいのでしょうか?

(例)お手数をおかけして申し訳ありませんが
ご確認よろしくお願いいたします。
(読者 H さん)
——————————————————————

私の記事の言葉が足りず、わかりにくかったですね。
改めて解説します。

「申し訳ありません」とか「申し訳ございません」というフレーズは

1)相手にわびる、謝罪する時に使う場合と

2)相手に無理なお願いや手を煩わせて「すまない」と恐縮する時に
使う場合

の2通りがあります。

Hさんの例にある
「お手数をおかけして申し訳ありませんが」の「申し訳ありませんが」は
2)の「すまない」と恐縮している気持ちを表す「申し訳ありません」
にあたります。

このような場合の「申し訳ありません」は「が」で続けても
相手に不快感はないと思います。

「お手数をかけますが、ご確認をよろしくお願いいたします」としても
意味は通じるところを「申し訳ありませんが」を添えることで
より丁寧な一文になっています。

▼ 「が」でつなげると謝罪の気持ちが薄れる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
VOL.1083の記事では
1)のおわびの意味を示す「申し訳ありません」を
言い切らずに、「が」で後の文章をつなげてしまうと
ぞんざいな印象を与えることを
述べたかったのですが、例に挙げた一文がまずかったですね。

相手に許しを請うような場合、例えば

「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、
なにとぞご容赦ください」

よりも、次のように一度文を区切ると
謝罪の意味あいが強まります。

「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
なにとぞご容赦ください」

あるいは
「不手際があり申し訳ありませんが、
二度と繰り返さないよう気をつけます」

「不手際があり、申し訳ありません。
二度と繰り返さないよう気をつけます」

このように、おわびや謝罪の文章は
「申し訳ありません」と一度文を区切る方が
よりきちんと気持ちが伝わるのではないでしょうか。

 
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