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 仕 事 ‎の メ ー ル 作 法              < 読者からの質問
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                       「返信不要」の言い換え

<読者からの質問>————————————————

返信不要をやわらかく言い換える言葉を探してるのですが
なかなか見つかりません。
上から目線でなく、目上の方にも使えそうな言葉が見つかりましたら、
【しごび】で特集宜しくお願いいたします。
読者 ○ささん
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通常、私も「返信不要です」というフレーズをよく使いますが
相手が目上の人の場合は、もっとほかに良い表現はないものか、
と思うことがあります。

ちょっとしたことですが
「返信不要」の間に「は」のひと文字を入れ
「返信は不要です」とするだけでも多少、印象が和らぎます。

さらに
「(上記で・特に)問題がなければ、返信は不要です」
「返信は不要です。お気遣いなく」
と「返信は不要です」の前後に一文を添えてもよいでしょう。

「返信不要」に代わるほかの表現として、私がよく使うのは
「ご報告まで」「お知らせまで」「ご連絡まで」
というフレーズです。

文末に書き添えると「このメールには特に返信する必要はありませんよ」
という気持ちを伝える役目をしてくれます。

「何かありましたら、ご連絡ください」
「またお目にかかれることを楽しみにしています」
「それでは失礼いたします」
のようにやりとりの“結び”を伝えるフレーズを使うのも
一つの方法ではないでしょうか。

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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < 読者からの質問(5)
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                        読者からのメール

 <読者からの質問>————————————————

 神垣さんはファンメールをお受け取りになる側として、
 こういうのはNGとか、もらいたくないメールとかございますか?

 また、逆にこういうのは何度もらってもうれしいとか、
 ぜひ会ってみたい~なんてこともあるのでしょうか?

読者 すみれ 様
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 初めてのかた、よくお便りをくださるかた、いろいろですが、
 読者のかたからのメールはうれしく読んでいます。

 書き間違いや内容についての鋭いご指摘、ご意見もいただきますが、
 私自身が気づかなかったことも多いので、ありがたく受け止めています。

 このメルマガの内容が「役に立ちました」「勉強になりました」という
 メールが一番うれしいですね。

 時々お便りをくださる常連の読者さんからのメールで、
 感想や近況が書かれたあと「返信は不要です」と添えられたメールも、
 うれしいメールの一つです。

 読者のかたからのメールにはできるだけ返信しているのですが、
 仕事に追われて配信が精一杯ということもあります。
 そんなとき、こうした気遣いのメールをいただくと、
 申し訳ないと思いつつ、すごくうれしくありがたいです。

 会ってみたいと思う読者のかたはたくさんいます。
 実際にお会いした読者さんもいます。
 メルマガを配信していて良かったなと思うことは、
 読者の皆さんと交流できることです。

 今年は【しごび】読者の集いが十分に開催できませんでしたが、
 来年はまた定期的に開催し、交流の機会を持ちたいと思っています。

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 【しごび】 の お す す め
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 明日から発送します!

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        筆文字カレンダー2008 【 言の葉 】
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 「待ってました!」と毎年、心待ちにしてくださっているかた
  お待たせしました! 今回も力作です。

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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 読者からの質問(4)
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「メール」の表記

下記のようなご意見をいただきました。

<読者からの意見>————————————————

Mailは郵便の総称です。
EmailはMailのほんの一部分を指す名称です。
従ってEmailと表示すべきです。
読者 T.F 様
—————————————————————–

「Email」「電子メール」というのが本来の呼称で、
「メール」という表記はそれらを略したものといえいます。

ただ、インターネットの普及に伴い「メール」といえば「Email」を指す
という認識が普及・浸透してきているのではないでしょうか。

そうした現状を踏まえ、当メルマガでは創刊以来「Email」「電子メール」
とは表記せず「メール」に統一して表記しています。

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【しごび】 の お す す め
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年末やお年始の挨拶に添えて・・・

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筆文字カレンダー2008 【 言の葉 】
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「今年も大事なお客様に配ろうと思います」と
ご購入くださるかたも多いです!

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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(3)
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                       「~ませんでしょうか」

バックナンバーVOL.691 「変更の依頼」をテーマにしたときに
いただいた質問です。

<読者からの質問>————————————————

本日のメルマガで、こちらの都合で相手に変更お願いしたいときの
文例として

> >  変更をお願いできませんでしょうか。
> >  お約束の時間を変更していただけませんでしょうか。

を使われていましたが、この「・・・ませんでしょうか」
という表現は敬語として正しいのでしょうか。

「とんでもございません」のように、
「使われがちだが正しくない表現」の一つで、
重ねるべきでない言葉を重ねて使っているような違和感を感じるのです。

自分も同様の状況では、丁寧に表現したいため
「ですか」で終わっては無礼なような気がして「でしょうか」を
つけてしまうのですが、これは正しくないのでは、
ということが気になっていました。

何かの機会にこの表現について取り上げていただければ幸いです。

読者 C.O 様
—————————————————————–

確かに「~ませんでしょうか」という表現は「ませんか」と「でしょうか」
が合わさった言葉のようで、まどろっこしい印象を受けます。

いろいろ調べてみたのですが、残念ながら「~ませんでしょうか」が
正しいのかそうでないのか記述している資料を見つけることが
できませんでした。

C.Oさんがご指摘のように「とんでもございません」は本来、
「とんでもないことです」「とんでもないことでございます」が正しい
表現です。

なぜなら、「とんでもない」は「途方もない、思いがけない」という意味
の形容詞で、「~ない」まで含めて一つの言葉になります。

「とんでもない」を丁寧に言う場合は「とんでもない」までを含め、
「とんでもないことです」「とんでもないことでございます」と表記します。

「とんでもございません」は「とんでも・ない」という区切り方をし
「ない」を丁寧に表現しているところに違和感が生じるわけです

ただ、一般的には「とんでもございません」を使っているケースが
多く見られます。解釈に“揺れ”がある表現の一つといえるでしょう。

「~ませんでしょうか」に話を戻しましょう。

これは私の見解ですが、メールなどの書き言葉の場合、「~ませんか」と
書いても意味は通じますが、読んだときに直截過ぎてキツク感じられる
ことがあります。

「でしょうか」を付け加えることで表現が和らぐため、
「~ませんでしょうか」が使われているように感じます。

あなたはどう思われますか?

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仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(2)
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予定の変更

<読者からの質問>————————————————

最近、ある理由で、お客様にプロジェクトの予定日を
後回しにさせてください、とお願いしました。
このような場合、どのように表現するとよいか、
ご指導をいただきたいです。
読者 G 様
—————————————————————–

こちらの都合による変更なので「お願いする」姿勢で文章を書くように
心がけましょう。

・いつからいつへの変更か
・変更の理由
・相手の都合を打診

この三点を押さえることがポイントです。

—————————————————————–
件名:△月△日の打ち合わせ日程変更のお願い

本文:○○様

いつもお世話になっております。△△です。

12月11日(火)10時に予定しておりました
×××プロジェクトの打ち合わせですが
12月14日(金)に日程の変更をお願いできないでしょうか。

社内でトラブルがあり、勝手ながら
打ち合わせの延期をお願いする次第です。

もし、14日に変更が難しいようでしたら、
○○様のご都合の良い日程をご指定いただければ
と存じます。

事前にご調整いただいておりましたのに
急な変更をお願いする失礼をお許しください。

ご検討のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

—————————————————————–

こちらの都合を押し付けるのではなく、相手の意向に添う形で
調整したいですね。

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【しごび】 の お す す め
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今回で三度目になる
オリジナル制作の筆文字カレンダー。

2008年版のテーマは【言の葉】です。

心に響く古今東西の名言・格言を
英文で表記。

その一文からイメージされる
漢字一字をあしらった構成で
12カ月を綴っています。

一文字の潔さが
英文とあいまって
なかなかいい感じなんです。

コンパクトサイズなので
パソコンや机まわりに飾ってくださっているかたも
多いです。

あなたの誕生月や記念日を彩る言葉
見つけてください。

筆文字カレンダー2008 【 言の葉 】

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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします
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仕 事 の メ ー ル 作 法                               < 読者からの質問
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                      「けれども」と「けども」

<読者からの質問>————————————————

メール作法というよりは、電話での言葉遣いについてです。

職場で、「○○なんですけども~」としきりに使う方が
いらっしゃるのですが、私は「○○なんですけれども」と
使う方が正しいんじゃないのかな、といつも思ってしまいます。

「~けども」という言い方が、私には少し失礼な
言い方に感じるのですが、「~けれども」がより丁寧なだけで、
特に失礼ということはないのでしょうか?

読者 I.H 様
—————————————————————–

「~けれども」の「れ」を省略したのが「~けども」なので、
丁寧な表現という観点からすると「~けれども」の方が
丁寧な言葉遣いといえます。

ただ、話し言葉の場合、「~けども」「~けど」「~けれど」のように
略して使われることも多くあると感じます。

書き言葉に対して話し言葉は、言葉が省略され、言いやすく
くだけた表現を使う傾向にあるからです。

どれが正しいというよりも、「~けれども」に対して
「~けども」「~けど」「~けれど」は少しくだけた言い方と認識し、
自分は丁寧な表現を使う、ということでよいのではないでしょうか。

私も話し言葉では、「~けれども」を意識して使うようにしています。

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2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化

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