今週は、相手を見舞う際のメールについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < お見舞いのメール(5)>
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相手の訃報

今週、テーマにした「見舞う」とは離れますが…

あってほしくないことですが、
もし、客先の担当者が亡くなった時
どのような対応をしたらよいでしょうか。

過去に何度か経験したのですが
このようなときは、まず会社に訃報があり
通夜や告別式に上司や自分が駆けつけます。

訃報を知っても遠方で、すぐに駆けつけることができない
という場合、急を要すとはいえ、
お悔やみはメールよりも電報や文書の方が適切です。

書状に対して、メールは略儀となるからです。

会葬へは参加できないけれど、弔意を伝えたいというときは
お悔やみ状を香典とともに送ります。

その際、使ってはならない言葉があるので注意しましょう。

・「またまた」「たびたび」「返す返す」

上記の言葉は、畳語(じょうご)と呼ばれ、
同じ単語や語根を重ねて一語としているため、
不幸の反復・継続を表すとして、お悔やみ状にはふさわしくありません。

・「重ねて」「再び」

上記の言葉も、不幸の再発を連想させるため、使えません。

すぐに届くからと、メールで弔意を伝えるのは
相手の死を軽んじていることにもなり、礼を失することになります。

メールでは代替できないケースがあることも知っておきましょう。

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