今週は、メールとLINEの伝達方法の違いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < メールとLINEの間(4)
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                         シナリオとアドリブ

即時対応なLINEのやり取りを見ていて感じるのは、「考えてから書く」のでは
なく「書きながら考えている」ことです。

伝達内容を事前に整理し、まとめてから書くのではなく、やりとりしながら、
そのときのノリやなりゆきで判断していく感覚。そこに「書き言葉」「話し言
葉」の区別はなく、文字を打っていますが、内容はほぼ会話に近いやり取りで
す。

スマホと直結したLINEのやりとりで特徴的なのが、「ながら打ち」できること。

電車やバスで移動しながら、何かの作業をしながらその合間に、といった具合
に、スマホを手にしている状態であれば、いつでもどこからでも伝達できるの
で、別の行動・動作をしながら同時進行で連絡できてしまうのはLINEの便利さ
でもあり、弊害でもあるでしょう。

細切れのやり取りが生まれるのも、ながら打ちできるから。

「書きながら考える」LINE的コミュニケーションは、即決即行ができます。集
中してぱぱっと物事を進めていくのに便利。

一方「考えてから書く」メール的コミュニケーションでは、全体を把握した
上でポイントを抽出し、要点をまとめて伝達するため、準備やまとめる時間を
要しますが、その分、情報の精度は上がります。

シナリオや設計図を事前に用意して組み立てるのがメール的コミュニケーショ
ンとすれば、その場のノリや状況に合わせてアドリブで対処するのがLINE的コ
ミュニケーションと言えそうです。

ただ、優れたアドリブはシナリオを事前に読み込んで準備しているから可能な
のであって、何もベースがないまま出たとこ勝負で演じるアドリブは、誰にも
通じず場を白けさせる危険もあります。

 

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メールで人を不快にさせないために気をつけたいこと
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < 節度あるメール
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広めない

陰口やうわさ話。人から人へ伝わっていくうちに尾ひれがつき、とんでも
ないことに。

▼ やり過して加担しない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

話すだけではこと足りず、わざわざメールで広げる人がいます。

ですが、「ここだけの話」「あなただから教えるんだけど」のつもりでも、
誰に見られているか分からないのがメール。しかも、残ります。

陰口やうわさの類は書かないのが賢明。誤解やトラブルのもとです。そん
なくだらないことに心血注いでる人の姿ほど醜いものはありません。

陰口やうわさを好んで持ちかけてくる人は、いつかあなたのことも俎上に
載せ、他の人に吹聴して回ると思っていいでしょう。鵜呑みにせず加担し
ないことです。

人を不快にさせるチェーンメールなども、自分のところで止める勇気を持
ちたいものです。

<追記>

陰口やうわさ話は、他人の文句を無責任に言えるから楽しいし、
盛り上がるのです。

おしゃべりしているのと同じ勢い・感覚で、
メールに書いたり、匿名だからとSNSに書いたりしてしまうとき、
不足しているのが「書いたら、残る」という視点です。

相手にだけ送信したつもりのメールや、
SNSで誰に宛てるでもなくつぶやいた内容が、
悪意のある人によって拡散される可能性があることを
知っておくことが重要です。

個人が簡単に情報発信できるからこそ、不用意な発言はしない。
これは、自分の発言に責任を持つ、ということでもあります。

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今週は、メールと手紙の使い分けについて考察します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < メールか手紙か(4)
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得るものと失うものを知る

相手にダイレクトにつながる携帯電話、携帯メールの普及で「待つ」こと
への耐性が薄れてきたように感じます。

▼ 「察する」感性の衰え
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

早くつながりたい、早く答えがほしい、という欲求が強く、返事を待てな
い。返信までに間があくと不安になる、という諸症状に心当たりはありま
せんか?

じっと待つことが我慢できなくなってきているのです。

コミュニケーション自体に即効性、即時性を求める傾向が強く、密なつな
がりが生れた分、「間あい」とか「想像力」とか「余韻」を楽しむ能力が
乏しくなりました。

「察する」という感性が若い人ほど希薄になっているのは、携帯コミュニ
ケーションの弊害と言えるでしょう。

▼ メール時代だから映える手紙の力
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

手紙につきものの手書き文字。

不思議なもので、手書きの文字は、その人が置かれた状況が如実に映し出
されます。同じ人が書いた文字もゆとりのあるときと、追い詰められた時
とでは文字がこわいほど変わっているのです。

一律の活字で送られてくるメールでは、ここまで読み取ることはできない
でしょう。

一度、メールの利便性、機能性を知ってしまったら、メールのない生活に
は戻れません。

メールのメリットは最大限に活用しつつ、一方で、手紙の伝達力、保存性
にも目を向け、余韻や想いを伝え感じる道具として、うまく使いこなした
いものです。

メールの普及で失ったもの、得たもの。
今一度、改めて考えてみてもいいのではないでしょうか。

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