今週は、間違いやすい敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < メールの敬語
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主語は誰?

聞き覚えて、正しいと思い込んでいる敬語が
実は間違っていたということがあります。

間違えやすい敬語を今回は取り上げ、紹介します。

 ———————————-
 年齢をご記入する必要はありません。
 ———————————-

上記の文例はどこが間違っているでしょうか?

「ご~する」は謙譲表現ですが
謙譲語は「自分の行為」に使って敬意を表します。

しかし、上記の文例の主語は「自分」ではなく「相手」です
(自分の年齢ではなく、相手の年齢)。

「相手の行為」に敬意を表すのは尊敬語です。
尊敬語であれば、「ご~になる」とします。
正しく書き換えると、次のようになります。

 ————————————
 年齢をご記入になる必要はありません。
 ————————————

尊敬語を使うべきところに謙譲語を使っている間違いには
次のような例もあります。

 × 部長がそうご説明されました。
 ○ 部長がそうご説明になりました。

・「ご~になる」…相手の行為に対して使う尊敬表現
・「ご~する」 …自分の行為に対して使う謙譲表現

と覚えておきましょう。

謙譲の「ご~する」を丁寧語の感覚で捉え、混同しているケースで
上記のような間違いが起こるようです。

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今週は、部下や上司からの気になるメールについてです。
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仕 事 ‎Begin の メ ー ル 作 法   < 部下・上司のメール処方箋(2)
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                          あやふやな伝言

今週は、部下や上司からの気になるメール作法への処方箋を
ご紹介しています。

<後輩社員からの「気になる」メール>—————————–

先日、私が外出している間に私宛ての電話を受けた
他部署の男性社員から
こんな電話メモがグループウェアから届きました。

———————————————-
件名:◯◯◯◯株式会社?
———————————————-
すみませんはっきりと聞き取れなかったのですが、
□□?様

女性の方から
メールを送りましたので確認下さいと
電話がありましたよ。
———————————————-

まず件名を読んで「一体何だ??」と困惑し、本文を開いて更に脱力。

『そのハテナマークは、なんなんだ!
まるでその場で声をかけられたかのようなフランクな言い回しで、
口語文をそのまま社内メールで送ってくるなんて・・・
入社後2年も経ってるのに、まだ学生気分かい!
しかも、はっきりと聞き取れなかったなら、聞き返しなさいよ!』

とモヤモヤを心に抱えたものの、
これが同じ部署の後輩であれば即座に注意するのですが
普段あまり関わりのない他部署の年下社員という事もあり、
私が偉そうに指導するのも気が引けてしまって、その時は結局
「確認しました。ありがとうございます」とだけ返信してしまいました。

彼の将来を思うと、何かアドバイスをした方がよかったのでしょうか。
その場合、直属の部下や後輩ではない社員に対しては、
どのような言い方をすれば、角が立たずスマートに伝えられるか、
よい知恵をお貸しいただけないでしょうか。

——————————————————————–

社内向けのメールとはいえ
えらくくだけた調子のメール文ですね。

未確認の情報をそのまま取り次ぐ対応も
いただけません。

望まれる対応としては…

電話を受けた時点で
相手の社名や名前が聞き取れなければ、
聞きなおして確認する。

というのが基本。
そうすれば、下記のメールのように
「誰が」「いつ」「何を」を伝達できます。

——————————————–
件名:A社の佐藤様からお電話がありました
——————————————–
A社の佐藤様から14時30分に
「メールを送りましたので、ご確認ください」と
お電話がありましたので、お知らせします。
——————————————–

もし、聞き取れなかった場合でも、手がかりとなる
「いつ」「誰に」「何を」を押さえて
下記のように伝達をしたいところです。

——————————————–
件名:山田さん宛てにお電話がありました
——————————————–
14時30分に女性の方から山田さん宛てに
「メールを送りましたので、ご確認ください」と
お電話がありました。

きちんと社名とお名前を確認すべきところ
聞きそびれてしまいました。すみません。
心当たりはおありですか?
——————————————–

冒頭のようなメールを送ってきた後輩に対しては
「確認しました。ありがとうございます」
に続けて
————————————————–
次回から、お客様からの連絡は
「社名」と「ご担当名」を必ずご確認いただけますか。
不確かな情報は、トラブルにもなりかねないので
電話を取り次ぐとき、注意してくださいね。
————————————————–

部署が違えど、お客様対応に関しては
社員全員が気をつけなければならない問題。

遠慮せずに、上記のような
「優しい先輩社員」風に注意を促していいと思います。

きつく書こうと思えば、もっときつく書けるのですが
きちっと注意した後、最後に「ね」で
優しく(?)結ぶのがポイントです。

 

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広島限定情報ですが・・・

明日、午後から放送のRCCラジオ
「日々感謝。ヒビカン」 
に15分ほど出演します。

13時10分ごろ、
ゲストコーナー「ようこそヒビカン!」

略して「ようかん」で
ビジネスメールのマナーについて話す予定。

ほんまに羊羹が出てくるらしいので
楽しみです♪

地元のみなさま、ぜひ聴いてくださいね♪

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今週は、読者のかたからの質問にお答えします。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                   < 読者からの質問(2)>
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                        代理で返信する場合

<読者からの質問>————————————————

得意先から打合せ依頼のメールを受信し、
上司不在時の代理送信したとき、次のメール文を送信しました。

「いつもお世話になりまして、ありがとうございます。
佐藤が午後から休暇を取っておりますので、
代わりにメール送信いたします。

14日(水)の件ですが、午後2時頃 御社へ伺います。

また、明日は佐藤が休暇を取っておりますので、
何か連絡がございましたら、携帯電話へお願いいたします。」

上記のメールで
「佐藤に確認に致しましたところ~」など
文章に追加したほうがよいでしょうか。

また、携帯電話への連絡が可能という旨を伝えたいのですが、
上記のような文面でよろしいでしょうか。

(読者 H.Kさん)
——————————————————————

打ち合わせの日程の件、携帯への連絡の件
いずれも客先への文面としては少々そっけない印象があるので
少し文章を補ったほうがよさそうです。
例えば・・・

記事全文を読む

今週は、読者のかたからの質問にお答えします。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 読者からの質問
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                     「打合せをいただきまして」

<読者からの質問>————————————————

【先日は、打合せをいただきましてありがとうございました。】

上司から指示があって、送信したメール送信内容の一部です。

打合せ後に送信するメールには、
上記のお礼のメールを入れていますが、

“打合せをいただく”という使い方が良いのかいつも悩みます。
上司は“打合せ”という言葉を使いたいようですので、
何か、よい文章はありますか。
読者 H.Kさん
——————————————————————

ここで使われている「いただく」は
打ち合わせをしてくれた相手(客先)を敬う表現(尊敬語)。

「打ち合わせをいただく」より
「打ち合わせをしていただく」と
「いただく」の前に動詞の「して(する)」を入れる方が適切です。

「いただく」は補助動詞なので、
動詞「する」と合わせて使うことで意味を成すからです。

ただ、文章の流れから考えると

「先日は、打合せの時間をいただき(まして)、ありがとうございました。」

という書き方もできます。

カッコ書きにしたように「まして」は省略し
「打合せの時間をいただき」としても差し支えありません。

 
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今週は、誘いや依頼を断るときのメール対応についてです。
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仕 事 ‎Begin の メ ー ル 作 法                     < 断り上手なメール(5)
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                                                                                             添削例

今週は、相手と気まずくならずに済む断り方について、
3つのポイントを柱に
文例を挙げて紹介してきました。

★VOL.1665  断るときのポイント

読者のかたから、今回の記事を見て、添削依頼があったので
ご紹介します。

<読者からのお便り>———————————————–

今週のテーマにぴったり(?)な
先週丁度お断りをしたメールを転送します。

初めて御見積りをお願いしました。
この業者さんは当社の元顧問のご友人でもあり、
あい見積りを前提にお会いしたのですが、違う業者さんに決定しました。

多分次はないだろう・・・でも元顧問のご友人なだけに
何だか物足りないお断りメールをしてしまった感が否めません。

今回のテーマにて添削をお願いしても宜しいでしょうか。

(転送文)

山田さま

お世話になります。○○商事の川崎です。

大変残念なのですが、今回は別の業者さんにお願いすることと
なってしまいました。

お値段的にはあまり変わりはありませんでした。
DM企画デザインを専門にされている点が決定打となったようです。

また次の機会にお世話になるかと存じます。
その時はぜひよろしくお願い申し上げます。

***署名***

——————————————————————

下記が神垣が添削した文です。

——————————————————————
山田様

お世話になります。○○商事の川崎です。

このたびはお見積いただき、ありがとうございます。

社内で検討しましたところ、
大変残念ながら、今回は別の業者さんに
お願いすることになりました。

見積金額はあまり変わりはなく、
DM企画デザインを専門にされている点が決定打となり
他社に決定いたしました。

また次の機会にお世話になるかと存じます。
その時はぜひ、よろしくお願い申し上げます。

***署名***

——————————————————————

メール文の内容・流れとも基本的に問題ないのですが
「3つのポイント」にしたがって若干、言い回しを変えて補足してみました。

> 何だか物足りないお断りメールをしてしまった感が否めません。

とのことなので、もし追加するとしたら

「山田様にはご配慮いただきましたのに
良い返事ができず、申し訳なく思っています」

の一文を「また次の機会に・・・」の前に添えてもいいかもしれません。

ですが、前文できちんと断る理由も書いているので
ここまで書き添える必要はないように思います。

ご参考まで。

 

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今週は、仕事に直接関係ないメールへの対応についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < ネガティブメールへの対応(3)
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病状を尋ねられたら…

「Aさん、うつ病で休職しているんですか?」
「Bさんは大腸がんなんですってね。大変!」

病気で現場を離れたり、仕事を休んでいたりする人も
少なくない昨今。

心配を装って、病気や病状まで詮索するのはNGです。
それを知ったところで、その人の病気が回復するわけではないのですから。

業務上必要なのは、その人がいつ復帰するか、仕事がどうなるかです。
尋ねるなら、下記のような内容に留めます。

「Aさん、しばらく休職とのことですが、
復帰はいつごろになりそうなのですか?」
「心配ですね。今後は、どなたにご連絡すればよいですか?」

社内の人の病状などを尋ねられたときは

「あいにく、詳しいことはよく分かりません」

と、たとえ病状を知っていても、不必要に口外しないことです。

もうひとつ、妊娠・出産に関することも
人それぞれに事情があり、デリケートな問題なので
「おめでたですか?」「お子さんは?」といった
不用意な詮索もよしましょう。

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