今週は、間違いやすい敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                           < 敬語レッスン(5)
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                         「ご利用できません」

敬語のようで敬語でない…
そんな「なんちゃって敬語」を取り上げ
正しい使い方を解説してきました。

▼NGな文例
「あいにく駐車場はご利用できません

一見、敬語のように見える
「ご利用できません」。

文を分解すると
「利用できません」は
「利用できる」の丁寧語「利用できます」同様

「利用できない」の丁寧語「利用できません」
となっているだけで、それに「ご」が付いた
「なんちゃって敬語」。

「できません」と相手の行為を禁ずる表現を使うより
ここでは

「利用する」の尊敬語「ご利用になる」から
「ご利用になれません」
という表現をお勧めします。

▼GOODな文例
「あいにく駐車場はご利用になれません

「ご利用できます」も敬語のようで敬語ではなく
「ご利用になれます」が適切な表現です。

▼NGな文例
「割引券がご利用できます

▼GOODな文例
「割引券がご利用になれます

「できる」「できない」という表現は
目上の相手やお客様に使うのは控えます。

「ご利用になれます」「ご利用になれません」は
相手に敬意を払う「尊敬語」ですが

相手に自社の施設やサービスを
「利用してもらう」「利用してもらえない」という意味で使う場合

ご利用いただけます
ご利用いただけません
という謙譲語で表現することもできます。
<追記>
上記以外の例としては
▼NGな文例
「回送車両のため、ご乗車できません」

▼GOODな文例
「回送車両のため、ご乗車になれません」

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今週は、間違いやすい敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 敬語レッスン(4)
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おっしゃられた

敬語のようで敬語でない…
そんな「なんちゃって敬語」を取り上げ
正しい使い方を解説しています。

▼NGな文例
「部長がおっしゃられたとおりです」

上記の文例の
「おっしゃられた」は
尊敬語の「おっしゃる」と「~られる」が重なった
二重敬語です。

元の文意は「言った」ですから
「言う」の尊敬語「おっしゃる」だけでよく
尊敬語の「~られる」は不要。

ただ、「動詞+られる」という尊敬語の公式が頭にあると
すでに尊敬語の「おっしゃる」にも「られる」を付け加えて
書いたり、言ったりしてしまいがちなので
注意しましょう。

▼GOODな文例
「部長がおっしゃったとおりです」

同様に、元の言葉が「話す」の場合も
「お話になられて」と二重敬語を使ってしまうことも。

「話す」の尊敬語は「お話になる」。
「お話になる」に「られる」を付ける必要はありません

▼NGな文例
「部長がお話になられていた○○の件ですが」

▼GOODな文例
「部長がお話になっていた○○の件ですが」
「部長がお話になった○○の件ですが」

上記の文例のように
「とおり」とか「ていた」のような補足的な言葉が付くと、
二重敬語をうっかり使ってしまいがちなので気をつけましょう。

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今週は、間違いやすい敬語の使い方についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 敬語レッスン(3)
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                     「ご希望になられています」

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▼NGな文例
「会員証の再発行をご希望になられています

上記の文例の敬語の使い方で、どこが問題かというと……
「ご希望になられています」
の部分です。

元の文は「(再発行を)希望する」。
相手を敬う文なので、主語は相手ですから
「尊敬語」を使います。

「希望する」の「する」の尊敬語は
「される」または「なさる」。

したがって、次のような一文になります。

▼GOODな文例
「会員証の再発行を希望されています」

「会員証の再発行を希望なさっています」

この場合
「希望されています」「希望なさっています」で
敬語の役割は果たしているのですが

「ご」とか「なられる」といった余計な敬語を付け加えることで
却って回りくどく、分かりにくい表現になっています。

このように、本来の敬語の一文に
「なんちゃって敬語」を付け加えることで
過剰になっているケースがあります。

ノリや感覚ではなく
動作の中心となる言葉を見極め、主語を確認し、
適切な敬語表現を使うことを心がけましょう。

 
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 仕 事 ‎ の メ ー ル 作 法              < 敬語レッスン(2)
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                       「いかがいたしますか?

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▼NGな文例
「いかがいたしますか?」

「どちらにいたしましょうか?」

上記は、相手に「どうするか」「どちらにするか」を尋ねる際の敬語です。

一見、間違いではないように思いますが
実は間違いがあります。

「いたします」は
「する」の謙譲語。

つまり、自分のことをへりくだって
相手に敬意を払う敬語なので
主語は「自分」です。

でも、上記の文例を見ると
「どうするか」「どちらにするか」を尋ねられている主体は
相手(主語は、相手)。

ということは、ここで使うべき敬語は
相手の動作を高める尊敬語です。

「する」の尊敬語は
「なさる」。

上記のNGな文例の「謙譲語」を「尊敬語」に書き換えると
次のようになります。

▼GOODな文例
「いかがなさいますか?」

「どちらになさいますか?」

上司に確認するときは
「○○の件はいかがいたしますか?」ではなく
「○○の件はいかがなさいますか?」

「打ち合わせは午前と午後、どちらにいたしましょうか?」ではなく
「打ち合わせは午前と午後、どちらになさいますか?」

という使い方をしましょう。

 
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                  「の方はよろしかったでしょうか」

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▼NGな文例
「メールの方はよろしかったでしょうか?」

上記の文例は
相手に送ったメールについて「この内容でいいですか?」と確認する
文面です。

敬語を使い、丁寧に表現されているようで
意図がはっきりせず、誤解されやすい表現になっています。

では、どのように書き換えたらよいでしょう。

メールの内容について確認する場合
「~の方(ほう)」というあいまいな表現は避け
「○○についてのメール」と、何について確認したいのかを明らかにします。

「よろしかったでしょうか」もあいまいで意味がとりにくいので
「ご確認いただけましたか?」
「何か問題はごぜいませんか?」
と自分が何を知りたいのかをはっきり書くと誤解がありません。

▼GOODな文例
○○についてのメールはご確認いただけましたか?

先ほどお送りした○○の件ですが、何か問題はございませんか?

「メールの方はよろしかったでしょうか?」という文面は
相手に「メールを送信しなくていいですか?」と尋ねている意味にもとれます。

このように、なんとなく丁寧に表現しているけれど
意味や意図があいまいで、何をどうしたいのかがわかりにくい文は
敬語が本来の意味をなさず、単なる飾りや形式になってしまいます。

会話や話し言葉を通じて
「耳」から入ってきた敬語を
そのまま書き言葉に流用するのではなく

敬語として正しいかどうかを
確認してみることが大切です。

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「お励みになる」

「コンペに向けて、練習にお励みになっていると聞きました」

上記は、練習に熱心に取り組んでいる相手に対する敬語表現です。

尊敬語「お~になる」自体は間違っていませんが
「お励みになっている」という表現は、
今ひとつしっくりきません。

「励む」という動詞を敬語に変換するよりも
「励んでいる」状態を表す「いる」の方を敬語に変換して
「励んでいらっしゃる」としたら、収まりがよくなります。

「コンペに向けて、練習に励んでいらっしゃると聞きました」

もう一つ、違和感のある敬語の例を挙げます。

「会長がご他界なさったと聞き、驚いています」

「する」の尊敬語は「なさる」です。
間違いではないのですが
「ご他界なさる」という表現より

この場合は、同じ「する」の尊敬語でも
「される」を使い
「他界された」とする方がしっくりきます。

「会長が他界されたと聞き、驚いています」

あるいは
「会長の訃報を聞き、驚いています」

と書き換えることもできます。

このように尊敬の「お」「ご」は、後に続く
動詞との組み合わせによっては不要な場合もあることを
気に留めておきましょう。

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