ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから
今週は、同じ読みで意味が違う言葉についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < 言葉の違い(5)>
◆─────────────────────────────────◆
「消却」と「償却」
今週は、間違いやすい同音異義語の意味や用法の違いを
今一度確認しています。
▼「消却」と「償却」
消却は文字通り「消してなくすこと」。
例) 自己株式の消却 参加者名簿から名前を消却する。
償却は「埋め合わせる、借金などを返す」ことを指します。
例)減価償却 3年間で償却する。
「しょうきゃく」にはもう一つ
「焼き捨てる」という意味の「焼却」もあります。
例)焼却炉 廃棄物を焼却する。
「却」には除き去るという意味があります。
「却」の前にくる漢字の意味で区別をするといいですね。
▼「主催」と「主宰」
主催は「中心になって催す」を意味します。
例)主催責任者 本社主催で行います。
主宰は、「上に立って物事を行う」ことを指します。
例)市民グループを主宰 彼が主宰するNPO
「主宰」は、団体・結社などを中心となって運営すること、
あるいはそれを運営する人を意味します。
「主催者」「主宰者」の違いを把握しておきましょう。
「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版 登録はこちらから
最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』
その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
広島の酒蔵取材を担当しました!「きもので酒さんぽ」絶賛発売中!
2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化
取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室