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今週は、同じ読みで意味が違う言葉についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 言葉の違い(3)>
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「体制」と「態勢」
今週は、間違いやすい同音異義語の意味や用法の違いを
今一度確認していきたいと思います。
▼「体制」と「態勢」
体制は「統一的、持続的な組織や制度」を意味します。
例)管理体制の強化 プロジェクト体制図 十分なサポート体制
態勢は「一時的な身構え、対応」を指します。
例)受け入れ態勢 法令等遵守態勢 万全の態勢で臨む。
「体制」「態勢」のほかに「体勢」「大勢」もあります。
体勢は「体の構え、姿勢」
例)運転しやすい体勢 得意な体勢 着陸体勢
大勢は「ものごとの成り行き」
例)大勢に影響はない 大勢に従う
▼「対象」と「対照」と「対称」
対象は「相手や目標」を意味します。
例)訴求する対象 対象となる読者 新入社員対象の研修
対照は「比較、取り合わせ」を意味します。
例)対照的な性格 貸借対照表
対称は「釣り合っていること」を指します。
例)左右対称 線対称
特に「対照」の意味をとり違えやすいので注意しましょう。
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