今週は、特定の場面で使うのを避けたい言葉についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法                 < 忌み言葉に注意 >
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                         「忌み言葉」とは

 「言霊(ことだま)」という言葉があります。

 サザンオールスターズの楽曲にも
 「愛の言霊」という曲がありますね。

 万葉集には、柿本人麻呂が詠んだ歌として
 「磯城島(しきしま)の大和の国は 
  言霊の助くる国ぞ 
  真幸(まさき)くありこそ」
 があります。

 海路の無事を祈る歌で
 「日本の国は言葉の精霊が人々を助けてくれる国だから、
  私が贈るこの言葉も、きっとあなたの助けになってくれることでしょう。
  どうぞ、ご無事で」
 という意味が込められています。

 このように
 古代の日本では「言葉にも魂が宿る」と信じられていました。

 こうした背景から
 お祝いの席や悲しみの場では、
 不吉なことを連想させる言葉を
 「忌み言葉」として避ける傾向にあります。

 例えば、
 正月にお供えした鏡餅を下ろし、
 雑煮や汁粉にして食すことを
 「鏡開き」と言いますが

 これは「鏡割り」の「割り」が忌み言葉に当たるとして
 「開き」に言い換えた言葉。

 ※「鏡開き」には他の意味も
 日本では古来から
 不吉な言葉、縁起の悪い言葉を「忌み言葉」として避ける一方で
 それを言い換えることで
 少しでも幸せを呼び込もうとしていました。


 今週は、お祝いや悲しみの場面で
 使うのを避けたい「忌み言葉」と
 その言い換えを紹介していきます。



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 【しごび】 の お す す め
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