今週は、気になる敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < 気になる敬語
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会長のお言葉

ある会社のWebサイトに
「故○○会長のお言葉を記した石碑」
という文と石碑の写真が掲載されていました。

気になったのは「お言葉」の「お」。

社内向けには、亡き会長への敬意を込め
会長が残した言葉に「お」を付けることは問題ないと思うのですが

社外に発信することが目的の
会社のオフィシャルなサイトに
「会長のお言葉
という表記は違和感があります。

社内報で社員向けに
「故○○会長のお言葉を記した石碑」
とするのは、差し支えないと思いますが

社外に向けたWebサイトでは
「故○○会長の言葉を記した石碑」
とするのが適切と考えます。

社内では
「佐藤会長」とか「会長」という敬称を付けた書き方をしますが
社外に対しては
「会長の佐藤」あるいは「佐藤」
という書き方をします。

このような
社内・社外の敬称や敬語の使い分けは
必要ではないでしょうか。

今週はこのように、気になる敬語の使い方について
例を挙げて取りあげていきたいと思います。

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