今週は、会話調の表現の改め方についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < メール仕様の言い回し(3)>
◆─────────────────────────────────◆
「わたし的には」
今週は、会話調になりやすい表現の
書き言葉への改め方を紹介しています。
自分の意見や見解を述べるときの
「わたし的には・・・」。
似たような言い回しとして
「自分的には」「ぼく的には」
というのもあります。
これを改まった言い回しにするには……
「わたしとしては」
「自分としては」
あるいは
「私見ですが」
という表現を使います。
例)
× 自分的には全然大丈夫です。
○ わたしは全く差し支えありません。
× わたし的には、明日の方がいいかも。
○ わたしとしては、明日にしていただけるとありがたいです。
× わたし的には、○○じゃ無理だと思います。
○ 私見ですが、○○の方法では難しいと思います。
状況報告をするようなときは
「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どのようにして」起きたか
その場にいない人にも分かるように「事実」を伝え
最後に「私見」を述べるようにすると
客観的に状況を伝えることができます。
逆に「私見」を先の述べてしまうと
その人の主観で見たり、感じたりしたことが
先に伝わり、
正確な情報が伝わらない危険性があるので
注意が必要です。
報告の順番としては
「事実」が先で
「私見」は後と心に留めておきましょう。
ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから