今週は、 気をつけたいメールの敬語の使い方についてです。 ◆─────────────────────────────────◆ 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < うっかり敬語(5)> ◆─────────────────────────────────◆ 「了解しました」 ビジネスメールだけでなく、 電話や対面での対応でも うっかり使ってしまいがちな敬語の間違いについて 今週は取り上げてきました。 「分かりました」という意味で用いる 「了解しました」という言い回しについては ・「了解しました」でも「承知しました」でも、どちらでもよい ・ 相手に合わせて、好きな方を使えばよい という見方もありますが 改めて、言葉の違いを確認したいと思います。 「了解しました」と「承知しました」の違いについては 当メールマガジンでも過去に何度か取り上げてきました。 ▼バックナンバーの一例 「了解しました」< 敬語注意報(5)>VOL.1674 上記のバックナンバーにも書いていますが ------------------------------------------------------------------- 「了解」とは、相手の事情や伝達内容を理解して“承認”すること。 認めるという意味合いが含まれる言葉なので 本来は、上司が部下に了承の意を伝えるときに適した表現です。 ------------------------------------------------------------------- したがって 上司が部下からの連絡に返信する際、 「○○の件、了解しました」 のように使うほか 自分が上司の承認を得ることを相手に伝えるときも 「○○の件については上司の了解を得てから、ご連絡します」 のような使い方もします。 対して、「承知」は 相手の事情を知ること、分かっていること。 相手からの申し入れや頼みをききいれるときに用いる言葉です。 「了解」「承知」それぞれの言葉の意味をたどると上記のようになるので、 言葉の意味の違いを理解したうえで 使い分けることをお薦めします。 通常のやり取りで「分かりました、理解しました」という意で使うなら 「承知しました」「承りました」 とすればよいのですが 目上の相手に「分かりました」と伝える場合は 「了解しました」は避け 「承知しました」「承りました」 とする方が適切です。 ◆─────────────────────────────────◆ 【しごび】 の お 知 ら せ ◆─────────────────────────────────◆ 残席2席となりました。 あとわずかですので、お申込みはお急ぎください! ----------------------------------------------------- ビジネスメールでも使える! ----------------------------------------------------- 【 人づきあいのたおやか大和言葉 】 ----------------------------------------------------- 11年前から配信中! ビジネスメールを書くときに役立つ無料メールマガジン 【 仕事美人のメール作法 】 オンラインでできるビジネスメールの研修 【 仕事美人のメール研修 】 7月に東京、9月に名古屋で「たおやか大和言葉講座」開講します! カミガキのフェイスブック カミガキのツイッター 仕事実績、著書、お問い合わせは・・・ 神垣あゆみ企画室