今週は、文章を読みづらくする要因についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 読みづらい文章(2)>
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同じ言葉の繰り返し
今週は、文章を読みづらくする要因について取りあげています。
文章を読みづらくする原因の一つに
同じ言葉や表現の繰り返しが挙げられます。例えば
1)日常会話が可能で日本人との意思疎通が可能な日本語レベル
上記の一文では「可能」が続けて使われています。
→ 日常会話ができ、日本人と意思疎通が図れる日本語レベル
と書き換えるとスッキリします。
2)自営業を営んでいる人が副業として対応している場合もあります。
「自営業を営んでいる人」は「自営」と「営む」の意味が重なるので、
「自営業者」と書き換えることができます。
→ 自営業者が副業として対応している場合もあります。
3)この業界に入ってみて思うのは、
本当に離職率が非常に高い業界だということです。
上記の文も「業界」が続いて使われ、
「本当に」と「非常に」も意味が重なります。
→ 非常に離職率が高い業界だと、改めて感じています。
このように文中に同じ言葉や似た意味の表現が続く場合は
「省く」「まとめる」「書き換える」
ことによって、文をスリムにすると
スッキリと読みやすくなります。
強調したい箇所ほど、文中に重複が生じやすいので、
書き終えたら、読み返して確認を。
声に出して読むと、重複に気づきやすいです。
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