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今週は、間違いやすい言葉について取りあげます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法              < 言葉の誤用
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                            国語世論調査より

9月4日に発表された文化庁が発表した2008年度の国語世論調査の結果を
ニュースや新聞でご覧になったかたも多いと思います。

平成20年度「国語に関する世論調査」の結果について

言葉や慣用句の主な調査結果の中にあった「破天荒」。
その意味を「豪快で大胆な様子」と私も思いこんでいたので
本来の意味が「だれも成し得なかったことをすること」と知って
軽くショックを受けました。

慣用句の「采配を振る」も「采配を振るう」と思い込んでいました。

思い込みのまま誤って使っている言葉が、この歳になっても
まだあるなんて…。

この調査は、全国16歳以上の男女、1,954人から回答を得たもので、
下記のようにいずれも、誤用の方を正しいと選んだ人が
過半数を占めています。

▼「破天荒」の意味
○「だれも成し得なかったことをすること」と回答 → 16.9%
×「豪快で大胆な様子」と回答          → 64.2%

▼「チームや部署に指示を与え、指揮すること」を表す慣用句
○「采配を振る」と回答 → 28.6%
×「采配を振るう」と回答 → 58.4%

こうした言葉の誤用について、
「言葉は生き物。時代とともに変化していくのは自然」
「正しい言葉でなくても、他の人に意味が通じれば問題ない」
とする考えもあります。

ですが、私はうろ覚えやなんとなく理解したまま、
周りも使っているからと流されるより、
少なくとも自分で調べて、本来の意味や違いは知っておいていい
という考えです。

今週は、間違って使いやすい言葉をピックアップして
ご紹介します。

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今週は、漢字の読みについて確認です。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法              < 読みの確認(5)
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                              「末」

今週は、間違いやすい漢字の読みについて取り上げてきました。

「7月の末」

この「末」、一般的に「すえ」と読みますが
「まつ」という読み方もあります。

日数を表す際に「末」を「すえ」と読むか、「まつ」と読むかで
意味あいが微妙に異なります。

「7月の末(すえ)」というと
7月の終わりの数日を指します。
「下旬」に近い意味合いです。

これが「7月末(まつ)」となると
7月の末日、31日を指します。
9月末なら、9月30日のことです。

ただ、「年末」は同じ「まつ」の読みでも、意味合いとしては
12月31日の大みそかを特定するのではなく
12月の終わりの数日を指します。

「8月の末には伺うことができると思います」
「8月末に提出をお願いします」

上記の例文で、厳密に日程を特定しているのが「8月末」。
あいまいなのが「8月の末」。

期日を特定して相手に伝える場合は、
「末」の使い方に注意が必要です。

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今週は、漢字の読みについて確認です。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法              < 読みの確認(4)
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                              「逆手」

今週は、間違いやすい漢字の読みについて取り上げています。

同じ言葉でも、読み方によって意味が微妙に異なる場合があります。
例えば…

「逆手」

文字通り、普通とは逆にした手の使い方を意味します。

順手の逆、つまり、鉄棒などを握るとき、手のひらを手前に向けて下から握る
握り方を「さかて」と言います。

ある状況などに対して、通常予想されるのとは反対の方法で応じるときも
「雨の多さを逆手にとったサービス」のように使います。
この場合も「さかて」と読むことが多いです。

一方、柔道では「ぎゃくて」と言って、相手の腕の関節を逆に曲げる技を指します。

このほかに、読みが変わると意味が変わる言葉をご紹介しておきましょう。

「礼拝」

仏教では「らいはい」
キリスト教では「れいはい」
と読みます。

<追記>
「逆手」は、新聞の統一表記では「さかて」で統一されているようです。

※参考 記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集

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今週は、漢字の読みについて確認です。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法              < 読みの確認(3)
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                            「手練手管」

今週は、間違いやすい漢字の読みについて取り上げています。

「手練手管」

恥ずかしながら、私はこの言葉
「しゅれんしゅかん」と思っていました。

正しくは「てれんてくだ」と読みます。

意味は、人をだましたり、あやつるかけひきのこと。
「手練」も「手管」も意味としては同じで
同義の二つの語を重ねることで、意味を強めているのです。

でも、「手練」は一語になると読みも意味も変わります。
「しゅれん」と読み、熟練した見事な手並みという意味になります。

使い方としては
「手練手管(てれんてくだ)にたけた人物」
「手練手管を弄して攻めてくる」は
人を手繰ったり、したたかに交渉する意味合いなのに対し

「手練(しゅれん)の技」「手練の筆さばき」は
熟達した腕前を表します。

「手練」は「てだれ」とも読まれていたようですが、
現在は「手足れ」あるいは
そのまま平仮名で表記することが多いようです。
その道に熟達している様を意味します。

<追記>
「手練」を「てだれ」と読む場合、新聞の統一表記では「手だれ」と表記するか、「腕利き」と書き換えます。

※参考 記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集

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今週は、漢字の読みについて確認です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 読みの確認(2)>
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「悦に入る」

今週は、間違いやすい漢字の読みについて取り上げています。

「悦に入る」

事がうまく運び、満足して喜ぶことを意味しますが、
その読みは?

「えつにいる」です。
「入る」を「はいる」と読まないように気をつけましょう。

同様に「入る」を「いる」と読む語としては
「恐れ入る」
「気に入る」
「恥じ入る」
「堂に入る」
があります。

ちなみに「堂に入る」は
論語の「堂に升(のぼ)りて室(しつ)に入らず」からきた言葉です。

「堂」は中国の建物で客に応接する表座敷、
「室」はその奥の間を意味します。

「堂に升りて室に入らず」とは、文字どおり
表座敷には達したが、奥の間には到達できていない状態を指し
学問や技芸がかなりの段階に達していても
まだ深奥には達していないことのたとえです。

ですから「堂に入る」とは
奥の間に達した状態を意味し
「技術的に熟練していて、身についた」様のことです。

「入り」の反対は「明け」です。

「梅雨入り」に対し「梅雨明け」
「土用の入り」に対し「土用の明け」
と使います。

「まぐまぐ!ニュース」でこの記事が取り上げられました。

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今週は、漢字の読みについて確認です。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法              < 読みの確認
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                             「他人事」

手書きできない漢字も、「読み」さえ知っていれば
パソコンが勝手に文字変換してくれる便利な世の中ですが
「読み」が間違っていると、正しい漢字もわかりません。

そこで今週は、改めて漢字の読みについて確認してみましょう。
頭の体操と思ってお付き合いください。

では手始めに…
「順風満帆」。

「じゅんぷう」の後に続くのは…
「まんぽ」ではなく「まんぱん」ですね。

比較的ポピュラーな四字熟語で
書き言葉としてはよく目にしますが
話し言葉で使う場合は「順調に進む」と言い換えることもあるようです。

では、次に
「他人事」。

読みは「たにんごと」ではなく「ひとごと」。

読み間違いをしやすいせいか
新聞表記では「人ごと」あるいは「ひとごと」に統一されています。

「まぐまぐ!ニュース」でこの記事が取り上げられました。

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