今週は、気になった言葉をピックアップして紹介します。
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仕 事  の メ ー ル 作 法                 < 気に留めておきたい言葉(5)
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                       「うがった見方をする」

今週は、知っておいて損はない慣用句や言葉を
紹介してきました。

「うがった見方をする」

この言葉を
「疑ってかかるような見方をすること」という意味と
思っていませんか?

「うがつ(穿つ)」とは、
穴をあけるとか、突き通す
という意味があります。

例)トンネルをうがつ。
壁に穴をうがつ。

このほか、事態の真相や人の胸の内を的確に把握することにも
「うがつ」を用います。

例)その指摘こそ、真実をうがっている。

したがって、
「うがった見方をすれば」は
物事の本質を的確に捉えた見方という意味です。

ちなみに「うがつ」も「掘る」も
物に穴をあけることを指しますが、

「掘る」は土などを取り出すことによって、結果的に穴をあけること。
例)井戸を掘る。
畑で芋を掘る。

「うがつ」は、穴をあけることに焦点を当てた言葉という
違いがあります。

 
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今週は、気になった言葉をピックアップして紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法        < 気に留めておきたい言葉(4)
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                         「木で鼻をくくる」

今週は、知っておいて損はない慣用句や言葉を
紹介しています。

「木で鼻をくくる」

これは、元は
「木で鼻をこくる」でしたが、
「こくる」の誤用である「くくる」が一般化したもの
だそうです。

「こくる」とは「こする」という意味で、
「木で鼻をこする」とは、木で鼻水をこすって取り除くこと。

かつて商家では、使用人が鼻をかむのに
ちり紙はもったいないと、木で鼻をこすって取らせていた
ことから転じて、

ひどく冷淡な対応をする様子
を指します。

例)木で鼻をくくったような説明に終始した。

「木で花をくくる」は間違いなので
注意しましょう。

ちなみに
「くくる」は、束ねる、ひとまとめにすることです。
例)古紙をひもでくくる。
話を締めくくる。

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今週は、気になった言葉をピックアップして紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法         < 気に留めておきたい言葉(3)
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「体を成す」

今週は、知っておいて損はない慣用句や言葉を
紹介しています。

「体を成す」の「体」の読みは「てい」? 「たい」?

これは「たいをなす」と読みます。

まとまった形になること、形がととのうことを
「体を成す」と言います。

例)組織としての体を成す。
これでは文章の体を成していません。

人さまに対して恥ずかしくない程度まで、形が整う
という意味で使います。

一方、「体」は「てい」と読んで、
外から見たありさまや様子、
あるいは、体裁という意味合いもあります。

例)懇親会という体で進めていただけますか。

「ほうほうの体」という言葉がありますが、
この「ほうほう」は「這う這う」から来ており、
今にも這い出さんばかりの様子のことから

ひどく恥をかいたり、さんざんな目にあったりして、
慌ててその場を逃げ出す様子のことを指すようになりました。

例)何も準備していなかったため、ほうほうの体で客先から戻ってきた。

「~の体(てい)で」という言葉をよく見たり聞いたりするようになりましたが、
「体」には「てい」と読むときと「たい」と読むときで
意味が異なるので、混同しないように気をつけましょう。

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今週は、気になった言葉をピックアップして紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 気に留めておきたい言葉(2)
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「片腹痛い」

今週は、知っておいて損はない慣用句や言葉を
紹介しています。

「片腹痛い」は「傍ら痛い」?

第三者の立場から見て、苦々しく思うことを
「片腹痛い」と言います。

元は「傍(かたは)ら痛し」という古語から来ていて、
「かたはら」を「片腹」と解したところから生まれた言葉です。

例)彼の横柄な振る舞いを片腹痛く思う人は少なくない。
あまりにも見え透いた嘘を言っていて、片腹痛い。

その人の本質をよく知る人が、そばで見ていて
その言動を苦々しく思うような状況、

例えば、実力以上に自分を良く見せようと
虚勢を張っているような姿を指します。
四字熟語に言い換えると「笑止千万」。

横腹が痛い、とは意味が違うので間違えないようにしましょう。

「腹」を用いた慣用句はほかにも幾つかあります。

・腹が据わる=いざというときの覚悟ができていて、物事に動じないこと

・腹に据えかねる=怒りがおさまらず、がまんできなくなること

「肝が据わる」という言葉はありますが、
「肝に据えかねる」という言葉は誤りなので
注意しましょう。

また、「腹が据わる」「肝が据わる」の「据わる」を
「座る」と間違えないように注意が必要です。

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【しごび】 の お 知 ら せ
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                            「青菜に塩」

週刊誌の記事に
「報道を知って、青菜に塩でしたから・・・」
という一文があり、
「青菜に塩」という言葉の意味がよく分かりませんでした。

早速、調べてみたところ
「青菜に塩」とは、
青菜に塩を振りかけるとしおれるように、
人が元気を失ってしょげている様子のたとえ
と知りました。

例)昇進試験に失敗した彼は、まるで青菜に塩の体で
しばらく声をかけづらかった。

心的なダメージを受けて落ち込んでいる様子を
指すのが「青菜に塩」です。

ちなみに「青菜」とは、
カブ・コマツナ・ホウレンソウなどの葉もの野菜。

似た言葉に「若菜」がありますが、
芽を出してから間もない柔らかい葉を「若菜」と呼ぶのに対し、
「若菜」より生長した青々と茂った葉が「青菜」です。

「落ち込む」の代わりに
ときには「青菜に塩で」という言い回しを使ってみるのもいいですね。

今週はこのように
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今週は、読者の方からの質問に答えます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 読者からの質問(5)
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「~してございます」

<読者からの質問>————————————————

メール作法とは少し違うのですが、
気になっていたことを述べさせていただきます。

東日本大震災の頃、東京電力の会見で会社の偉い人たちが、
口を揃えて言っていた言い回しがあります。

それは「~となって『ございます』」という言い回しです。

直近では加計問題で、文部科学省高等教育局長が
「と思ってございます」と国会で言っていました。

「動詞+助詞+ございます」という口語表現です。

なぜ「~と思っています」とか、
「~です」と言わないのでしょう。

私はいつも、この口語表現を聞くたびに違和感を覚えるのです。
その内、文章語になってしまったら、気持ち悪いですねえ。

神垣様はこの点について、どうお考えですか。
(読者 K.Iさん)
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「ございます」には、2通りの使い方があり

1つは、「ある」の丁寧語として、「あります」より丁寧な言い方で使われます。
例)商品はこちらにございます。
何もございませんが、どうぞ。

もう1つは、補助動詞「ある」の丁寧語としての使い方です。
例)先方にお願いしてございます。
山田様にご紹介いただいた佐藤でございます。

「~となってございます」や「~と思ってございます」は
使い方としては間違いで、

この場合は「いる」の丁寧語「~おります」を用いて
「~となっております」や「~と思っております」
とするのが適切と考えます。

「~となってございます」や「~と思ってございます」という言いまわしは
「ございます」を付けておけば、丁寧に聞こえるからと
意味をなさないのに、とりあえず使っている印象を受けます。

また、「ございます」付けることで
断定するのを避けているようにも感じます。

文章にするとおかしな言いまわしと分かりますが
話し言葉だと、勢いに任せて
言う方は平気で使ってしまうのでしょう。
でも、聞く方には違和感が残ります。

こうした話し言葉(口語)は伝播力が強く、
間違っていても すぐに広がり、定着していきます。

「~させていただきます」の誤用が
その一例といえるでしょう。

でも、使い方がおかしいと違和感を覚える言葉遣いは
人が使っているからと、なんとなく流用するのではなく

疑問や違和感のまま終わらせず
調べ、考え、「自分は使わない」という選択肢を持つことが
必要と、私は思っています。

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