今週は余計なお節介メールについて考察します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法  < 後悔、先に立たずなメール(2)>
◆─────────────────────────────────◆
情報提供する前に

<エピソード-1>

ある編集者からのメールに「機会がありましたら、広島で注目の企業や
経営者をご紹介ください」とありました。

即座に思いついたのが、広島で業績をあげ東京進出を果たした某社。

「XXという会社をご存じないですか? ***を活用した営業改革を専門とす
るコンサルタント業をされています。△△社長は広島で同社を立ち上げ
現在は東京に本社を置かれ、広く活躍されています。同社では云々…」

と、すぐさまその編集者に返信しました。すると、その会社についてはす
でに知っており、社長に原稿執筆を依頼したこともあるとの返信。

相手は知らないだろうからと、メールにくどくど書き連ね失敗した例です。

▼ 自ら語る前にまずは…!?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

このケースでは

「注目の企業についてのご紹介ですが、XXという会社をご存じないですか?」

の一文に留め、まずは打診。
相手が知っているか、知らないかを尋ね、その反応を見てから詳細を説明
すれば良かった…と思いましたが、あとの祭りでした。

この失敗の原因は「相手はXX社について知らないだろうから」という前提
で先走って詳細までメールしてしまった点。少しでもヒントになればと、
先回りして情報を盛り込みすぎてしまったのです。

『語る前にまずは尋ねる』というのが教訓になりました。

<PR>

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのX

メルマガ詳細

記事全文を読む
今週は、有限会社エニシングへの取材記事を届けします。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法      <Tシャツショップのメール作法(4)>
◆─────────────────────────────────◆

ネットショップでの商品購入に自動返信メールはつきもの。商品の注文確
認に必要なものであるし、漢字Tシャツショップ Anything でも採用して
います。

▼ 一人一人のお客様の声を広く受け入れる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

けれど、Anything では自動返信メールの一律な対応任せにはしていません。
ショッピングカートでの購入の際、入力項目の最後には「ご注文内容の確
認メールは必要ですか?」という欄があり、メールでの注文内容確認の要
・不要が選択できるようになっています。

ネット注文時に有無を言わせず自動送信される注文内容確認メールは、購
入側にとっては煩わしいもの。ちょっとしたことですが、不要の選択肢が
あるだけでもうれしいものです。

ネットショップ側にとって効率よく確実に注文を処理していくことは重要
ですが、ショップ側の都合に走り、客側の都合にお構いなく自動化された
メールのやりとりにはそろそろうんざり。

クレームが発生したときも、メールでしか対応窓口がなかったり、幾つも
画面を変えなければクレーム用のアドレスにたどり着けない、そんな不親
切なサイトも見受けられます。

Anything では、注文方法もサイト内のショッピングカートだけでなく、
電話やFAXでも対応。購入時に関する意見や問い合わせも問い合わせアド
レスを明記するだけでなく質問フォームも用意。

すべてを一律にフォーマット化せず、一人一人のお客様の声を幅広く受け
入れる体制を整えています。

お客様との最初の接点となる注文後のメール確認で、自動返信に頼らずお
客様の「個」をつかみ、月1回配信するメールマガジンでは客層別に数種
用意したものを独自配信。

顧客が増えれば一律化してしまいがちな対応を、Anything では手間を惜
しまず、お客様に顔の見えるパーソナルなメッセージを伝える続けている
のです。

■過去に頂いた主なご質問 http://www.anything.ne.jp/question.html
■お客様の声 http://www.anything.ne.jp/from%20customers.html

ビジネスメールを書くときに役立つ
最新の記事が無料で読めます。

平日日刊で無料配信。登録はこちらから
最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む
今週は、有限会社エニシングへの取材記事を届けします。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法      <Tシャツショップのメール作法(3)
◆─────────────────────────────────◆

漢字Tシャツを購入する個人のお客様に対して、西村氏が大切にしている
のが「顔の見えるメール」であること。

▼ メールで育くむお客様との密な関わり
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

一度注文のあったお客様の名前、住所、注文商品はできる限り記憶に留め、
どこに住み、どの商品を選んだかを手がかりに、お客様の人物像をイメー
ジ。メールを送る際には、何かしら語りかけるひと言を添えます。

リピートして注文があった際も、そのお客様の記憶をたどり、何かひと言、
自分の言葉で相手に伝えます。

例えば、住所が前回の注文時と変わっていれば「○○に引越しされたんで
すね」。そのひと言で、相手は気づいてもらえたことにはっとし、気持ち
の距離が縮まります。

そんなやりとりを続けていると、お客様からのメールは必ずと言っていい
ほど「西村さん」と指名の宛名で返ってくるのだとか。「Anything 御中」
でも「ご担当者様」ではなく「西村さん」。

お客様からは西村氏の顔が見え、西村氏からもお客様の顔が見える。
メールのやりとりを重ねるごとにフランクに、客と店主という垣根を越え
た知り合い同士のやりとりに近い親密なものに変わっていく、と言います。

メールを通じて育まれたお客様との密な関わりは、やがてクチコミや紹介
という形で静かに広がり、漢字Tシャツショップの人気に繋がっているよ
うです。

■社長・西村の日記
http://www.anything.ne.jp/anything-diary.html

記事全文を読む

今週は、有限会社エニシングへの取材記事を届けします。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法      <Tシャツショップのメール作法(2)>
◆─────────────────────────────────◆

漢字Tシャツショップ Anythingでは、商品を注文いただいたお客様との
やりとりはほとんどの場合メールです。

▼ クイックレスポンスで機先を制す
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

個人客がメインの漢字Tシャツ、法人客に人気の「職人あきんど前掛け」で
は、それぞれ返信の際に注力するポイントを変えています。

個人客にはお互いの「顔が見える」やりとりを、法人客にはクイックレス
ポンスが信条。

「職人あきんど前掛け」は、一枚からセミオーダーで作れる気軽さとユニ
ークさがうけ、法人客からの見積もりも多く、特に意識して即刻返信を心
がけています。

「法人のお客様は、金額以上に対応の早さに敏感に反応されます。ですか
ら、見積依頼をいただいたら少しでも早く返信しています。見積依頼を
いただいた時点で他との競争。スピーディーに対応すれば、それだけ成
約率も高くなりますから」と西村氏。

見積もりが安くても反応が遅い所より、すぐに対応してくれる所の方が当
然ながら客先の感心は集まります。

個人客へも問い合わせなどのメールにはその日のうちか翌日中には返信。
メールを制する者は注文を制すると言うことでしょう。

■職人あきんど前掛け http://www.anything.ne.jp/maekake/index.html

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む
今週は、有限会社エニシングへの取材記事を届けします。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法  < Tシャツショップのメール作法 >
◆─────────────────────────────────◆

Tシャツ、職人前掛けを通じて「げんきのもと」を発信する会社、それが
有限会社エニシングです。

▼ ひと味違うオリジナルデザインを発信!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

TシャツといってもただのTシャツではありません。同社のTシャツは、漢
字をモチーフにデザインしたユニークなもの。「下級武士」「旅」「百姓
一揆」など、漢字フレーズに英文とイラストを絡ませ、独自のメッセージ
を発信しています。

ひと味違うオリジナルデザインはTシャツにとどまらず、酒屋や米屋さん
がしているような昔ながらの前掛けをアレンジした「職人あきんど前掛け」
という新アイテムの展開も始まっています。

私が同社の漢字Tシャツを知ったのは5年ほど前。偶然、どこかのサイトで
紹介されていたことからサイトを見て、最初に買ったのが「無駄飯」Tシャ
ツ。

インスタントやジャンクフードにまみれた現代の食生活に警鐘を鳴らすメッ
セージが強烈で、早速Tシャツを着て人に見せびらかした記憶があります。

何度か漢字Tシャツを購入するうち、代表の西村和弘氏が広島出身という
ことが判明。「これは知り合いになっておこう!」とミーハー精神丸出し
で、帰省していた西村氏と強引に対面。

以来、Tシャツ&広島つながりが、いつしか仲間を巻きこんで輪が広がり、
イベントのお手伝いや広島でのTシャツ起業塾開催などに発展していきま
した。

同郷のよしみとはよく言ったもので、「広島」という共通項が思いもよら
ぬ縁を紡いでくれたのです。

メルマガ詳細

記事全文を読む
今週は、広島のWebプロデューサーへの取材記事を届けします。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法    < Web制作者のメール作法(3)
◆─────────────────────────────────◆

もう一点、沢井さんのメールで特徴的なのが署名です。

▼ 楽しめて情報満載の署名をひと工夫
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

氏名、連絡先、サイトのURLといった基本事項以外にも、休暇のお知らせ、
担当する客先の最新情報など、ちょっとした情報をコンパクトにまとめ署
名に盛り込み、目に止まる工夫をしています。

長期休暇や研修で不在にする場合も、予定がわかった時点で早めに署名で
告知するため、客先からは「日程調整が事前にできて助かる」と好評だと
か。

定期的に内容が変わるので、次はどんな内容だろうか、という興味も。何
かしら新しい情報がキャッチできるので、署名というよりメルマガに近い
感覚で楽しみにしている客先も多いようです(私もその一人です)。

そんな沢井さんの最新の署名がこちら。内容盛りだくさんでインパクトあ
りますよ。

━【ごきげんはうすからのお知らせ】━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆☆☆ この夏、日本海シリーズ“の海鮮おまかせ便”サイトが誕生予定!

☆☆☆ ナチュラルソファ販売サイト“そふぁねっと”が秋に誕生予定!

◆普段きものが楽しい♪きもの好きさんに“特典”をつけてくださる企業様
大募集!  ひろしまきもの遊び http://www.kimonoasobi.info

■あなただけのオーダーメイド家具をお創り致します・カントリー家具館
Wood工房
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ GokigenHouse ━━━━━━
【Webサイト企画&制作】 Blog仕様にて稼動中!
ごきげんはうす http://www.gokigen-house.com 
沢井律子    soho@gokigen-house.com
【SOHOプロダクション掲載中】────────────────
人物紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

記事全文を読む