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仕 事 の メ ー ル 作 法     < うっかりな習慣(3)
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うっかり見落としているメールの習慣についての最終回です。

▼ CCとBCCの使い分け
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メール初心者によく見られる傾向のひとつが同報メールのうっかり。
CCとBCCの使い分けです。

複数の人に一斉に同報メールを送信する際、CCで送ると受信する側のメー
ルの「宛先」に全員のアドレスが“見える”状態で送られます。

同報したメンバーがお互い知った者同士で、互いのアドレスを公開しても
問題ないときはいいのですが、公開されたくないメンバーがいる場合はCC
での送信はNG。

そんなときはBCCを活用しましょう。BCCで送信すれば、受信する側には同
報した他の人の宛先は一切表示されません。
「宛先」欄にには「Undisclosed-Recipient」と表示されるのみです。

会員向けにニュースレターを送信する際などは、BCCで一斉送信すると便
利ですね。「まぐまぐ!」を利用せず、手動でメールマガジンを配信する
ような時も活用できます。

▼ HTMLにご用心
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もう一つ、メール初心者によく見られるのがHTMLメールでの送信。

意図してHTMLメール形式で送る場合は良いのですが、最初の設定がHTMLの
ままで本人が気づかずに送信しているケースも多く見受けられます。

特に、メールソフトが「Outlook Express」の場合、最初に「HTMLメール」
に設定されているのでご用心。今一度、設定の確認してみましょう。

HTMLメールは、フォントや大きさを変えたり、背景に色をつけたり、と装
飾できる楽しさがありますが、一方で、
・メールの容量がテキストメールよりも大きい、
・送る相手がテキストしか読めないメールソフトの場合、
文字化けして読めない
・ウィルスメールと間違えられる
というデメリットも。

初めてメールを送る相手には、テキスト形式での送信をおすすめします。

明日は、「仕事美人列伝」です。

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