今週は、新年度にありがちなメールの文例をご紹介します。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 新年度向けメール
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                          就任あいさつ

 今週は、新年度ならではと言いますか、
 新年度の“変化”に伴い、やりとりが想定されるメール文を
 ご紹介します。

 まずは人事異動に伴う「就任あいさつ」の文例です。

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 ○○株式会社
 佐藤一郎様

 いつもお世話になっております。
 このたび、本社△△部の部長に任命されましたことを
 ご通知申しあげます。

 当支店☆☆部副部長の鈴木太郎が
 4月1日から当支店長に就任いたしますので
 併せてお知らせいたします。

 これまでのご支援とご協力に心から感謝申しあげますと共に
 新支店長の鈴木にも従来と変わらぬご高誼を賜りますよう
 お願い申しあげます。

 まずはご挨拶かたがたお知らせまで
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 本来は、対面、
 それがかなわないときは書面で
 「あいさつ」を行うのが正式な方法ですが
 最近では、遠方の相手や「取り急ぎ」という場合に
 メールでの連絡も少なくないようです。

 上記の文例では
 自分の本社異動に伴い
 後任(支店長)の紹介も併せて書いています。

 客先に対し、後任者がいきなり挨拶メールを送るよりも
 このように「次に繋げる」配慮をしておくと
 後任者もスムーズなやり取りができるのではないでしょうか。

 「ご高誼(こうぎ)」とは、
 なみなみならぬよしみ という意味。
 相手から受けた好意に感謝するときに用いる表現です。

 しかし、同じ読みでも
 「交誼」は、友人としての親しいつきあい という意味になり
 目上の相手や客先に使うのは失礼になるので注意しましょう。

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