今週は、堅苦しく抽象的でまわりくどい表現を要チェック!
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < お役所言葉にご用心 >
◆─────────────────────────────────◆
「遺憾」
「お役所言葉」と言われる特有の表現があります。
漢語が多く堅苦しかったり、まわりくどかったりするので
結局、何が言いたいのか分からない。
慇懃無礼で、本音が分かりにくい。
「お役所言葉」とも言われる、そうした表現を
分かりやすく言い換えてみましょう。
よく使われる言葉に
「遺憾」
があります。
「遺憾」とは
「思っているようにならなくて心残りである、残念だ」という意味ですが、
不祥事のときの決まり文句のように使われている漢語表現でもあります。
「誠に遺憾ながら」
「このような結果になり、誠に遺憾に存じます」
のような使い方をしますが
申し訳ない、残念だという気持ちを
「遺憾」のひと言で片付けてしまうと
その気持ちが通じないことがあります。
「誠に遺憾ながら」⇒「とても残念ですが」
「このような結果になり誠に遺憾に存じます」
⇒「このような結果になり、大変申し訳ございません」
上記のように「遺憾」を
「残念に思う」「申し訳ございません」という
気持ちを表す表現に書き換えることも必要でしょう。
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。
ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから