今週は、「。」と「、」の打ち方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 句点と読点(3)>
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読点の付け方
文章を書くときになくてはならない
句読点について、今週はおさらいをしています。
今回は読点「、」のお話。
読点は、文章を読みやすくしたり、
文の内容を正しく伝えるために打つものです
(共同通信社「記者ハンドブック」より)。
ただ、メールが普及して
この読点をどこで打つかが曖昧になりつつあるのを感じます。
というのが
メール文の場合、読点の代わりに
改行を入れて、次の行に移るという書き方が
多いからです。
この文章もまさにそうですよね。
本来は
「というのが、メール文の場合、読点の代わりに改行を入れて、
次の行に移るという書き方が多いからです」
という文章なのですが
メール文は、文の区切りのいいところで改行するので
そこが読点を打つ部分のようにも見えてしまうのです。
こうしたメール文に慣れてくると
いざ、文書を書くときに読点を打つリズムが狂うというか
おかしな箇所に読点を入れてしまうことがあります。
では、どこに読点を入れるのが適切なのか?
ポイントは3つ。
1)主語の後
2)接続詞の後
3)並列する語の間
詳しくは明日、例を挙げながら解説します。