今週は、「。」と「、」の打ち方についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 句点と読点(5)>
◆─────────────────────────────────◆
読点で変わる意味
文章を書くときになくてはならない
句読点について、今週はおさらいをしてきました。
読点「、」は、誤読を避けるためにも使われます。
例えば……
「山田さんと知り合いの木村さんも参加」
という一文は、読点をどこに打つかで
意味が変わってきます。
1)山田さんと、知り合いの木村さんも参加
山田さん、その知り合いの木村さん
2人が参加するという一文です。
2)山田さんと知り合いの、木村さんも参加
上記は、山田さんの知り合いである、木村さんが
1人で参加という意味になります。
少々、こじつけた感のある文例ですが
このように読点を打つ場所で
文の意味が変わることをご理解ください。
ほかにも
・当時の委員長、谷川さんによると
・当時の委員、長谷川さんによると
と、読点の位置でこのような意味の違いも生じます。
思いや考えを文章化したら
読み返して、誤解が生じないように
読点を打つことも気に留めておきましょう。