今週は、読者からの質問にお答えします
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 読者からの質問
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                          「、」か「,」か

 先週の記事から、「読点」について
 2人の読者の方から質問がありました。

 <読者からの質問>————————————————

 ・小学校や教育委員会で作成する文書は、
  「、」ではなく「,」を使用すると聞きました。
  なぜなのでしょうか…?              (読者 Oさん)

 ・読点について質問があります。
  「、」と「,」にはどのような違いがあり、
  使い分けなければならないのでしょうか?

  職場の研究紀要(横書き・和文)では、
  あえて「,」を使用しているのですが、その理由が納得できません。

  記者ハンドブック等や新聞、教科書、出版物などもチェックしましたが、
  わざわざ「,」を使用しているのは
  青葉出版と教育芸術社の音楽のテキストだけだったので、
  判断に困りました。               (読者 M.Iさん)

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 はっきりした理由は分からないのですが、
 文部省「公用文作成の要領」では「,」を
 自治省「左横書き文書の作成要領」では「、」を
 用いることになっていた名残が、
 今に引き継がれているようです。

 確かに、私も小学校のPTA役員をしていたときに
 公用文書に「,」が用いられているのに
 違和感を覚えた記憶があります。

 学校関係、役場関係の文書では
 読点を「,」にしているものが
 多いように感じます。

 どちらが正しいというよりも
 文書として、「、」か「,」のどちらかに統一して
 使われていれば、問題はないとい思われますが

 個人的には読点が「,」の文書は
 読むのも書くのも違和感がありますね。

 一般的には「、」の方が自然な気がします。

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