今週は、 混同しやすい言葉について取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 使い分けに注意(3)>
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「作成」と「作製」
今週は、混同しやすい言葉の使い分けについて
取り上げています。
「作成」と「作製」。
2語とも「物を作る」ことを意味しますが、
「何を作るか」で使い方が変わります。
「作成」は、書類や文書、計画を作りあげること。
例)企画書の作成、カタログの作成を依頼する
「作製」は、品物や機械、図面を作ること。
例)設計図の作製、配布用のカタログを作製する
作り出すものの内容に重点を置いているのが
「作成」で、
大量に作ることに重点を置いているのが
「作製」という違いがあります。
新商品のポスターのデザインをデザイナーに依頼する場合は
「ポスターの作成を依頼」と書きますが
そのポスターを配布するために大量に印刷するときは
「ポスターを作製し、各支店に発送」と書きます。
似たような言葉に
「制作」と「製作」があります。
バックナンバーで違いを説明しているので、参考にしてください。
▼VOL.105 基準を持つ(3) 「会う」と「合う」の違い