今週は、 ビジネスメールで数字を使うメリットについてです。 
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法              < 数字の効用(2)>
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                           程度を伝える

 今週は、ビジネスメールでの
 数字の活用について、取り上げています。

 メールで、大勢の参加者があったことを
 報告する際

 「とにかくすごい人でした」

 では、現場にいた本人の興奮は分かりますが、
 どのくらいすごかったのか、
 読む側には見当がつきません。

 「初日の来場者数はおよそ200人でした」
 とか
 「初日は200人、2日目は350人の来場者でした」
 のように示すことで

 相手に「1日に参加した人の数」や
 「2日目に1.5倍に増えた様子」が
 具体的に伝わります。

 このように程度を伝えるときは
 「すごい」や「すごく」といった感覚的な表現ではなく
 程度を数値で示すことがポイントです。

 厳密な数値を把握していなくても
 「だいたい」「まあまあ」「わりと」
 といった曖昧表現では分からないので

 「10人も入ればいっぱいのスペース」
 「駅から徒歩で5分程度」
 といった、想定される数量、数値を示すと
 イメージしやすくなります。

 催促のメールでは
 「できるだけ早くお願いします」
 より
 「本日16時までに提出をお願いします」。

 依頼のメールでは
 「適宜お持ちください」
 より
 「各自1本ずつお持ちください」。

 このように、ざっくりとかふわっとした提示ではなく
 時間や個数を挙げる方が
 やりとりも確実で、ロスを防ぐことができます。



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 【しごび】 の お す す め
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 お願い事をするときには「差し支えなければ」

 誘いを断らざるをえないときには「よんどころない事情で」

 いつも気に留めてくれる相手には「お心にかけていただき」

 といった具合に、大和言葉を使うと
 言い回しがやわらかくなり
 相手の心にすっと届きます。

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